マレーシア料理《娘惹厨房~nyonya kitchen~》@北京
リドホテルの近くの、非常に分かりにくい小区の中にあるんだけど、美味しいんだよ、と噂に聞いていた《娘惹厨房~nyonya kitchen~》でランチを食べた。
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「娘惹」[niang2re3]は「nyonya(ニョニャ)」の当て字なんだろうけど、なんか意味が変わってきてしまうような・・・。
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「ニョニャ」とは、マレー半島において、遥か昔に中国から移民してきた中国人男性と現地のマレー人女性との間に生まれた混血女性のことを指し、その「ニョニャ」が作るのが「ニョニャ料理」。なので、マレー料理と中華料理がミックスされたものを指す、らしい。
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中華料理と言っても、マレー半島に行くのは福建人だろうから、普段我々が北京で食べている中華じゃなくて、福建料理なんだろうな。
福建料理って時点でわくわく♪してくる。
北京料理とは、この段階でかなり違うよ。
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このレストラン、本当に小区の中の学校の敷地内にある。
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リドの向かいにDVD屋が並んでいるけど、リドを背にして一番右端の店の横に、「この門から入っていいの?」的な入口があり、そこを入るとそこが“高家園小区”。
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ローカル小区なのに、良く見るとおしゃれっぽいお茶屋さんもあったり。
ここの茶器は素敵だったけど、
お値段も素敵だった。
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ド☆ローカルな小区の中を、日向ぼっこしているおじいちゃんなどを横目に道なりに進んで行くと、突き当たりをちょっと右折したところに、この店はある。
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店の中はこんな感じ。
やり過ぎない程度にとっても可愛い。
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個室はこんな感じ。
誰かのお家に招待されたみたいで、良い雰囲気。
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今回食べたのは、こんな料理。
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最初に出てきた前菜?
ちょっとずつ可愛い器に入っているのが良いね。
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お肌がつるっつるになりそうな漢方スープに入った骨付き肉。
これ、とっても美味しかった!
ジェニー・ルーで“素”が買えるらしいから、家で作ってみようかな?
バクテーにも油条、入れるんだね。
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ドーサかな?
米とレンズ豆の粉で作った薄いクレープ状のもので、モチっとした食感が生春巻きよりお腹にたまる感じで美味しかった。
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「オタオタ」って面白い名前だね?
じゃ、頼んでみる?
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というノリでオーダーした料理。
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バナナの葉(かな?)に包んであって、不思議な味がして美味しかった。
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空心菜をサンバルソースで炒めた「サンバルカンコン」もあったのだけど、茄子は珍しくない?どうやって味付けしてるんだろう?ってことで、こちらに。
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サンバルソースが思ったより辛くなくて、美味しかった。
サンバルソースって、要は野菜にこうやってかけたり炒めるのに使えばいいのかな?
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前述のように、表通りからは全く見えない、小区の中の隠れ家的レストランなので、「こんなところ、夜にリドの外国人が来るぐらいかな~」なんて思っていたら、ランチタイムには中国人で店の中は満席!。(ちなみに平日)
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若い働いている風の女性2人組もいれば、40代の夫婦っぽい人たち、4人ぐらいの男女グループなどで、年齢層は20代~40代って感じかな?
12時過ぎから込み始めて、1時過ぎには誰もいなくなった。
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このお店、お得なランチセットがあるわけでもないのに、すごく流行ってる!
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今回は2人だったので、2人で以上を食べて、1人50元(約700円)。
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これぐらいの値段だと、ランチセットが無くても、美味しければ中国人で満席になるのね。
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お店の雰囲気&味も「行って良かった~」と思ったけど、こんなロケーションにある、(一般的な中華料理に比べて)決して安くはないエスニック系料理がこんなに中国の人たちに受け入れられているって知ったことも大きな発見だった。
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《娘惹厨房~nyonya kitchen~》
朝陽区高家園中学隣
Ph;010-6433-7377
11:00am~21:00pm
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え?と思うような入り口だけど、「Tailor」って書いてある店が数件あったら、正解。
そこを道なりにずんずん進んでください。
地図が正確でないけど、
実際は道をまっすぐ行って道なりに右にカーブした左手に店はあります。
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《きょうの北京》
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11月1日の大雪(途中から人工雪)に続き、9日夜から10日にかけてもまたもや大雪。
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10日ごとに大雪って、やっぱ、アレ?
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11日 午後
この日も最低気温マイナス3℃、最高気温6℃と書いてあった。
日中も寒いので、木の上の雪も2日経っても溶けて落ちない。
急に寒くなったから、柳の葉もまだ落ちていない。
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貴州大廈で狗肉鍋(其の弐)@北京
貴州大廈の狗肉鍋、噂に違わず旨かった。
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前回のエントリー:貴州大廈で狗肉鍋(其の壱)@北京
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しかし、今回の料理の中でわたしが一番美味しい♪と思ったのは、コレ。
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烏江魚というホッコリした白身の魚をツケダレの中に放り込んだ料理。
このタレ、見た目は真っ赤なのだけど、食べてみるとそれほど辛くない。
貴州唐辛子と納豆が中に入っていて、むしろまろやか。
このタレにあっさりほっこりの白身魚が絡まって、なんとも旨い!
これはメニュー見ただけでは自分ではオーダーしないだろうな、という料理。(淡水魚料理は値段が高い割にあまり美味しくないものが多いから。)
さすがayaziさん!
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「おから」と言っても、日本の一般的なおからより豆腐っぽくて、豆腐とおからの間って感じのテイスト。
沖縄在住歴のあるプリックMさんのお話によると、沖縄のおからも炒る処理をしていないため、このおからと同じ「半生」タイプらしい。これは中国から伝わったそのままの製法で作られているからだとか。
グルメ会には食の識者がたくさんいらっしゃるので、話しに深みがあって面白い。
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このタイプも炒り豆腐みたいで、優しい味で美味しい。
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これ、わたしが主催した食事会で、自分でオーダーしたにも関わらず、早々に売り切れてしまい、自分は食べられなかった一品。
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今回、執念のリベンジ!
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いやー・・・早々に無くなった理由がわかった。旨いよ、これ。
羊肉も柔らかい上、ミントで炒めているせいか匂いも殆どしない。
ミント自体は熱で小さくなってしまっていて、思ったほどスースーしないけど、それも味の邪魔をしない感じでまた良し。
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これ食べられて良かった!
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中国語の料理名を直訳すると「ミャオの峰の2つのめっちゃ美味しいもの」。
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これ、今回「旨ーーーーーー!」と思ったNo2。
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臭豆腐の揚げたものも美味しかったのだけど、何といってもジャガイモチップの不思議な食感に手が止まらず。
普通のポテチではなくて、スライスしてから干してあるみたいで、素朴ながらも飽きない味。
これ、すごいなぁ。
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これは前回の食事会で人気があったので、今回オーダーしてくださったのだが、如何せん見た目がグロっぽい。
こういう、「わたしは美味しいと思うんだけど・・・」という料理はみなさんの反応が気になる。
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結果としては、口に入れるまではみなさん恐る恐るな感じであったが、結果的に料理完売したところを見ると、美味しい、のだと思う。
スペアリブを燻製にしてあるのだから、美味しくなきゃ嘘だと思うんだけどね。
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これも旨かったなぁ。
「蕨粉餅」はつまりわらび餅?
イメージとしては、ちょい固めのわらび餅を短冊切りにしてベーコンと炒めた感じ。
蕨粉餅のモチっとした食感にベーコンの塩味が効いて、これも珍しい味。
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中国では百合根は安いので、料理にばんばん入ってくるのが嬉しい。
こういう、なんてことないさっと炒めたような野菜料理も、美味しいんだよねー。
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中に刻んだネギが入っている。
アッツアツが出て来て、手に取るとフワ~っと酵母の香りがする。
中国の発酵麺は「老面」という酵母を使っているらしいのだが、その香りかな?
ちょっと田舎っぽい、クセのある香りだけど、ホームメードっぽくてわたしは好きだ。
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清鎮黄黒[米巴]
もち米を使った二色餅(ナツメ味と??味)
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黒い方は、ナツメと黒砂糖の味がした。
黄色い方は何味だったのだろう・・・。
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もち米の粉で作った蒸しパンのきな粉がけ。
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黒っぽいのは、もしかしたら蕎麦粉が入っているのかも。
もっちりとした食感が美味しいと思う。
マフィン自体に味は無いので、甘さはきな粉のほうで。
朝ご飯に良さそうかも。
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今回も満腹!満腹!
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これだけの料理を大人10名+子供1名で平らげて、ビール(茅台ビール)も飲んで、1人83元(約1162円)也。
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貴州大廈、美味しいし安いし、やっぱりイイ!
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《牡丹庁》
朝陽区和平西橋桜花西街18号貴州大廈2階
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ph;010-6444-4466
*貴州大廈のフロントに繋がるので、レストランに繋いでもらう。
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※地下鉄5号線「和平西橋」下車徒歩2分
B(東北)出口を出て、北環東路を渡ってスグのビル。
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貴州大廈で狗肉鍋(其の壱)@北京
ayaziさんが主催されている『満福グルメ会』第2回は狗肉鍋。
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韓国で狗肉を食べることは結構知られているが、中国でも狗肉は比較的ポピュラーな食材だと思う。
〇
中国の東北地方では朝鮮族がいることもあり、狗肉料理を出す店は多い。
狗肉は身体が温まる、ということで、特に冬に良く食べる。
(但し、満州族は祖先が犬に助けられたかとかいう伝説があるため、狗肉は食べない。南方になるけど、彝[イ]族も貧しい民族だが狗肉は食べない。)
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寒いから食べるのか、というと、世界的に見てもフィリピンでも食べるようだから、そういう理由だけでもなさそうだ。中国でも亜熱帯地域に属する広西自治区で狗肉や猫肉(!)が市場で売られている。
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ただ、北京も去年のオリンピック期間中は狗肉料理は自粛していたようである。
〇
南湖綜合市場で売られている狗肉
イラストの下に小さく「DOG」と書かれてるのがなんとも…。
狗肉は他の家畜系の肉より値段が高い。
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今までの狗肉歴は・・・瀋陽の朝鮮族の店で何回か。これは香辛料がたっぷり入った鍋だったけど、香辛料で消していても狗っぽい臭いがして、肉も硬く、正直、美味しいとは思えなかった。(朝鮮族のお宅で食べたことがある方は、「柔らかくて美味しいよ♪」と仰っていたので、鮮度や料理方法などにもよるのだと思う)
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あとは、北京の望京で1回。これは蒸してあり、柔らかくて美味しかった。
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貴州省でも狗肉を食べるようで、出張に行った時、最初に出されたのが狗&羊のモツ鍋だった。
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香辛料の海に浸かっている狗&羊のモツ。
香辛料が強くて味はよくわかんなかった。
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さてさて今回はどんな狗肉が出てくるのか?!
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会場は貴州大廈。
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ayaziさん曰く、ここの狗肉鍋が美味しいのだそうだ。
前回行った時も、狗鍋は食べなかったので、わたしも初めて。
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過去の貴州大廈関連記事;
《牡丹庁》貴州大廈【前菜篇】@北京
《牡丹庁》貴州大廈【熱菜篇】@北京
《牡丹庁》貴州大廈【主食篇】@北京
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メニューより。
まさかこんな露わなお肉が出てくるわけでは・・・!?
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まずは前菜から。
*料理の名前と日本語訳名は、ayaziさんから頂いたメールより転載。
(←ayaziさん、ありがとうございます♪)
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糊辣椒拌折耳根
糊辣椒(貴州産唐辛子を炒って砕いた調味料)とドクダミの和え物
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毎回賛否分かれるこの料理。
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「裏庭臭い~!」「食べ物の味じゃない!」派 VS
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「なんか、ハマる~!」「嫌いじゃない」「身体に良さそう」という別に嫌いじゃない派。
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ちなみに、わたしは後者。あれば注文しちゃうかも。
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この蕨粉で作ったヌードルのツルっとした食感が大好き~。
上にかかっているあの何故か鰹節の味がする唐辛子も美味しい。
〇
鰹節味の唐辛子の関する過去の関連記事;
《貴州籮籮酸湯魚》トマトスープの鍋料理@北京
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貴州料理で面白いもの、と言えば、前述の鰹節風味の唐辛子と、この「水豆豉」。
「水豆豉」はもうほぼ日本の納豆と同じ。
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え?花???って思ったのだけど、この黒いのが花なのだとか。
〇
「黒いの」のアップ。
ヒジキみたい。
あ、食感も太いヒジキに似ているかも・・・。
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これ、美味しかった!
何とも言えない、独特の歯ごたえ。
特に味は無いのだけど、苦くも無く、意外と柔らかくて美味しい。
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@@@
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貴州料理キタ------!って感じで、みなさんで盛り上がって食べていたところ、参加者の一人であるW氏(男性)が一言、
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「これって、美味しいの?」
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!!!!!!!!!!!!
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グルメ会の前提を覆す発言が!!!!!!!!!!
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慌てるayaziさん。
そりゃそうだ・・・。わたしだって参加者の方から前菜の時点でそんな発言が出たら、頭マッシロになりマス。
〇
他の参加者一同、
〇
「え?美味しいですよ!」
〇
いや本当に美味しかったんですってば。
〇
このお店が美味しい証拠に、いつだって満席。
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ただ、味覚というのは個人差があるし、「絶対的に美味しい」ものなんて無いのだから、みんなが美味しいと言っていても、自分は美味しいとは思わない、という味はあると思う。
〇
ブロガー会でよく御一緒していたJ氏は、
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「ブログにレストラン情報、あまり書きたくないんですよ。自分は美味しいと思って書いた記事を読んで、誰かがその店に行って『あいつの舌、腐ってんじゃねーの?!』とか思われたら嫌じゃないですか。」
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と仰っていたが、同じくブログを書く者としてそのリスクは常に感じている。
〇
中華スパイスの定番である五香や八角が入っているだけで「無理!」という方もいらっしゃるし、今までに食べたことの無い味や調理方法は受け付けない方もいらっしゃる。
ウチの中でも、わたしは香菜が好きなので、これが入っていても気がつかないが、相棒は香菜が苦手なので、これが刻んで入っているともうダメだ。
〇
ただ、今回のケースは、恐らくW氏の味覚が今回のお料理に合わなかっただけなのだと思う。
一般的な評価で言えば、上述の料理は美味しかったと言えると思うのだ。
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@@@
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一瞬凍りついた空気を解凍し、グルメ会は続く。
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いよいよ来ました!狗肉~!
〇
今までの狗肉は生の状態で運ばれてきたが、今回は下茹でが完了している。
なるほど。この下茹での時点で臭みを上手く処理しているのだろう。
〇
このスープにお肉を入れて、しゃぶしゃぶしてから食べる。
浮いている丸いものは漢方食材の「砂仁」。(砂仁には健胃効果があるらしい)
〇
香辛料たっぷりのタレにつけるらしいが、スープにしっかりと味が付いているので、そのまま食べても十分美味しい。
このスープがまた滋養たっぷり!というお味でなんとも美味しかった。
〇
貴州料理にはミントを使うことも多い。
途中、鍋にミントを追加。
これがまた美味!
〇
狗肉は、下処理が綺麗にできているからか、今まで食べた中で最もクセというか、狗特有の臭いが無かった。肉自体も柔らかく、とても美味しかった。
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まだまだ続くよ、グルメ会・・・。
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このあと、このグルメ会でわたしが一番美味しい!と思った〇〇料理が登場~☆
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続きは次回・・・。
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《牡丹庁》
朝陽区和平西橋桜花西街18号貴州大廈2階
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《田源鶏》の絶品鳥鍋Ⅱ@北京
わたしのブログを読んでくださっているという日本在住のEさんが、シルバーウィークを利用して北京に遊びに来られるというので、Eさんの御希望である《田源鶏》の鶏鍋を食べに行った。
〇
過去のエントリー;《田源鶏》の絶品鳥鍋@北京
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Eさんは去年11月にも北京にいらしていて、その時、ものすごい偶然で相棒と会っている。
もちろん相棒とも面識は無かったのだが、とある席で同席し、あの特殊な髪形でEさんが気が付き、「相棒さんですよね」と声をかけて頂いたというのである。
〇
実はこのパターンは過去に何回もあった。
わたしはこのブログでは顔出しをしていないし、特に特徴のある容貌もしていないため、わたしと面識のない方は、ブログを読んでくださっていてもわたしが誰だかわからないと思うのだけど、相棒は結構写真で登場している上、髪型に特徴があるので後ろ姿で判明するらしい。
なので、ブログを読んでくださっている方からは、わたしよりも相棒のほうが声をかけて頂くことが圧倒的に多いのである。
〇
前回《田源鶏》に行ったのは去年の年末で、2回行ったのだが、どちらも激混みで、30分待ちは当たり前の状態だった。
なので、今回もその覚悟で行ったのだが、あれれ?全然並んでない。
まだ9月だったからかな?
やっぱり鍋は冬が本番?
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《田源鶏》のマスコット?
一見可愛いんだけど、鍋の中に鶏が入ってて、ちょっと残酷・・・。
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まずは前菜から。
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豚肉の冷菜
醤油ベースのタレを付けて食べる。
中国のこういう肉系の冷菜はとても美味しいと思う。
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タレ
わたしは右のゴマ油+ニンニクダレをチョイス。
他の3人はゴマだれをチョイス。
わたしはゴマ油ダレが大好きなのだけど、欲を言えば、
ここにオイスターソース+黒酢を入れて混ぜたタレが一番好き。
羊肉シャブシャブならオイスターソース+黒酢を持参するほど。
ここのゴマ油ダレはちょっと塩辛すぎた。
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いよいよ鍋。
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来たっ!
白濁のコラーゲンたっぷり薬膳スープ!
このスープは、具を入れる前に1杯目はそのまま、2杯目は香菜を入れて、
3杯目は胡椒を入れても飲んでください、と言われる。
空きっ腹に滋味深いスープが沁みる~~~!
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杏菜と書いてあった野菜
葉がちょっと肉厚で全体に薄く白い産毛みたいなので覆われている。
鍋でさっと湯がくと程よい食感が美味しかった。
他ではあまり見たことが無いので、何の野菜なのかは不明。
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豆苗
中国では鍋にもよく豆苗を入れる。
カイワレよりも全体的にしっかりとしており、鍋でさっと湯がくと美味しい。
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さ~~~~~て!
肉、登場!
〇
鶏肉~~~~~!
中国の肉は、遠慮無い様子で出てくるよね。
しかも御丁寧に、もとの姿に復元して皿にのってくる・・・。
あぁ~、手羽はこの辺なんだなぁ、とよくわかる。
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揚げ湯葉
これも鍋に入れる。
このままパリパリ食べても美味しい。
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“海白菜”と白菜
“海白菜”って昆布かなぁ、と思って頼んでみたら、
コリっとしたわかめが出てきた。これって“茎わかめ”かな?
茎わかめ、大好きなので、これは嬉しかった。
柔らかくてコリっとしていて、美味しかった!
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白叶(センマイ)を冷凍して薄くスライスしたもの。
これ、見た目がいいよね。
〇
これもセンマイ?要はモツ系。
ここのモツは綺麗に処理してあるので、
臭く無いし見た目もきれいなので食べやすい。
〇
4人で食べたのだけど、ちょっとオーダーしすぎた。
この辺でお腹はいっぱいだったのだけど、ここの名物の麺が未だだったので、慌てて追加注文!
〇
“面片”
これを実演で目の前で延ばしてくれるのがここの名物。
〇
非常に若い女の子が来て、麺を手に取る。
前回来たときは、男の子が麺を縄跳びみたいにびゅんびゅん回して延ばしてくれた。
あれはスゴイ。
シャッターを構える我々。
はにかむ女の子。
〇
次の瞬間。
女の子は麺をただ両手でスーーーーっと延ばして鍋に入れた。
〇
あれ???
麺延ばしショーは???
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「ショーみたいに延ばさないの?」
〇
と聞いたら、
〇
「わたしはできない。」
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チェーーーーンジ!
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女の子にチェンジを言い渡す。
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何のために腹いっぱいなのに麺を頼んだんだーーー。
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しばらく待たされた後、奥の部屋から男の子が出てくる。
〇
おーーー。この子か。
〇
期待に満ちた眼差しで男の子の手を見つめる日本人4名。
〇
麺を回し始める男の子。
〇
うーーーん・・・前回よりパフォーマンスが地味~~~~・・・。
もっとブンブン回してーーーと思うが、あまり振りまわしてくれない。
残念!
まだ鍋の季節には早いからか?(関係あるのか?)
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回し方はちょっと物足りなかったけど、麺の味はとても良かった。
この麺、美味しい。
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今回はこれだけの量を4名で食べて、ビールも飲んで1人100元。
涼しくなってくると、やっぱり鍋だね。
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《田源鶏》
〇
朝陽区勁松橋東300m(華騰北塘商務大廈2F201室)
マクドナルドの斜め向かい
Tel;010-5190-8955
他の支店はこちら参照。
(望京にも作っているのを見た。)
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家文化主題餐庁《我家》@北京・麦子店街
9月28日に、ウチの近所に新しくレストランがオープンした。
〇
「家文化主題餐庁 我家」と書かれている。
〇
この“主題餐庁”とは、そのまま訳すと「テーマレストラン」という意味で、日本でもちょっと前に流行ったアミューズメント系レストランを指している。
最近この“主題餐庁”が流行りのようで、牢獄の“主題餐庁”(内装が牢獄風で、メニューの名前も牢獄に因んだものになっている)など、日本にもあったような面白系のレストランが次々とオープンしていると聞いているが、これもそういう“主題餐庁”のひとつのようである。
〇
[過去に行った“主題餐庁”]
革命的レストラン☆《紅旗瓢瓢》 (テーマ;ぶんかく)
昆曲劇主題餐庁《呉地人家》@北京 (テーマ;昆曲)
〇
ただ、よくわからなかったのは「家文化」。
「家文化」って何???
〇
今日も店の前を通りかかったものの、「連鎖餐庁」(チェーン店)と書かれているのでちょっと見くびっていたのだが、開店営業でチラシを配っていたお兄ちゃんに、「メニューを見て行っていいですよ」と言われ、中に入ってみたら、思ったより綺麗だったし、美味しそうだったので、食べてみることにした。
〇
@@@
〇
奥は思ったより広くて、内装が綺麗!
中央はこんな感じで比較的大人数で座れるようになっていて、両端は2~4人席になっている。
〇
2日前に開店したばかりだからか、各テーブルには花が飾られていた。
〇
「わたしたちはみな家族
地球は我が家」
かなり大きなことをテーマにしたレストランであった。
〇
取り皿には、「感謝の詞」
国家への感謝から始まっている。
〇
メニュー
ファミレスのメニューみたいな構成。
全部写真付き。
料理は全て“家族”に因んだネーミングがされていて、
薬膳的効果と麺類は重さが書かれている。
〇
“家からの手紙”という名前の料理。
“餅”(パンみたいなもの)で封筒を作り、
中に手紙に見立てた肉を入れて食べるらしい。
料理の名前に合った写真もついているのだけど、
この、やけに馴れ馴れしい感じのデカイわんちゃんが気になる・・・
〇
メニューの全編に渡り、こんなトーンの写真が付いている。
これが“家文化”のイメージ写真なのか?
〇
@@@
〇
食べた料理は、こんな感じ。
〇
四世同堂 28元
(4世代同居)
前菜4種のセット
左上:ピーナッツの山椒と唐辛子炒め 右上:シイタケの松の実のせ
左下:小魚の甘辛煮 右下:“洋姜[yang2jiang1]”(菊芋)の漬物
〇
これ、一品ずつだと各16元するのだけど、「四世代同居」にするとセットで食べられるので、こっちにしてみた。
左下の小魚は、日本の“田作り”にそっくり。
シイタケの煮物なんかも入っていて、お節料理みたいだ。
〇
気になったのが、右下の“洋姜”。
ちょっと甘い感じの漬物になっていて、どこかで過去に食べたことがある味なんだけど、思い出せない。“洋姜”で調べてみたら、“菊芋”と出たので、今度は“菊芋”を調べてみた。
〇
*菊芋とは*
〇
菊芋の地中に出来る根槐に驚くべき効能がある事が発見され今注目を浴びてます。
〇
菊芋に含まれるイヌリンという多糖成分には体内に入っても吸収されにくく、ブドウ糖などに比べ、血糖値を上昇させることがなく、インスリンの過剰分泌も抑えられることから、糖尿病予防や肥満予防に効果があると注目をあつめている。
また腸内のビフィズス菌などのエサにもなるため、乳酸菌やビフィズス菌等の善玉菌を増殖させ腸が綺麗になり体調がよ くなると言われており、便秘解消や整腸作用などにも効果がある
さらに、菊芋を食べると基礎代謝が高まり体内に取り込んだ栄養分をエネルギーへと変えてくれます。 そのため太りにくく痩せやすい体になります。またカロリーが少ないのに満腹感をえられるため食 べすぎを防ぎます。このため菊芋はダイエットにも役に立つと言われてます。
〇
日本へは、江戸末期から明治初め頃にアメリカより飼料用作物として導入されました。
第二次世界大戦後の食料難の頃には、作付統制野菜になり配給され代用食になりました、またそのころは家庭菜園でも栽培されました。
フランス料理の材料としても用いられましたがあまり普及しなかったようです。
〇
イヌリンパワー菊芋とは/日本健康食材株式会社/「健康食品を調べよう!よくわかる健康食品わくわく大図鑑」より
〇
漬物として、日本でも食べたことがある気がするんだよな~。
この、ちょっと甘い味にハマった。
これ、美味しかった!
〇
・・・と、ここで店員さんに、写真NGを言い渡される。
〇
なので、以下、写真無し。
〇
◆孝親敬祖(山芋と鶏の蒸し煮) 38元
写真でお見せできなくて残念なのだけど、鶏から透明な美味しいスープが出ていて、その下にはほっこりした山芋がごろんと出てきて、とても滋味深く美味しかった。
身体にもお肌にも良さそう♪
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◆圓圓満満(キャベツのピリカラ炒め) 16元
これは、キャベツの中国語名が「圓白菜」だから、というだけの理由だな。
シンプルなキャベツ炒めが食べたかったので頼んだが、甘くて美味しかった。
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◆夫義婦順(烏賊と豚肉のスープ) 19元
この店の料理は、どこかの地方料理に特定しているわけではなく、この店のテーマに合うようにアレンジがされたものが多いが、全体的に南方っぽいテイストが感じられる。
そのひとつがスープの種類が多いこと。
広東省などで食べられるような、いろいろな種類の薬膳系スープが1人分ずつオーダーできる。
今回我々がオーダーした烏賊のスープもなかなか北京では食べられないので、とても美味しかった。
〇
◆人丁興旺(并蒂蓮チャーハン) 25元
これも写真が無くて残念なのだけど、ひょうたん型のお皿(2つ繋がったお皿)に2種類のチャーハンが盛られている。
高菜味のあっさりチャーハンと、水豆豉(糸を引いていない納豆)と燻製肉のチャーハンの2種類で、高菜の方もあっさりとしていて美味しかったが、水豆豉と燻製肉のチャーハンがとても美味しかった!
他の麺にも「水豆豉(納豆)」を使っている料理があったので、貴州料理の要素も入っている?
〇
[水豆豉関連エントリー]
《牡丹庁》貴州大廈【前菜篇】@北京
〇
この料理の名前になっている「并蒂蓮[bing4di4lian2]」。
調べてみたら・・・「1本の茎に並んで咲く2輪のハスの花。仲の良い夫婦のたとえ。」と辞書に書いてあった。やっぱり“家文化”に因んだネーミングである。
〇
并蒂情縁(并蒂蓮粉面[bing4di4lian2 fen3 mian4]) 28元
〇
これは店員さんに言われる前に壁に貼ってあった写真を撮った時のもの。
〇
この麺、画期的じゃない?
〇
こういうタイプの“鴛鴦火鍋”はあるけど、こんな器に入った、一度に2度楽しめる麺ってスゴイ!
〇
これは写真を見てもわかるように、左側が小麦で作った麺、右側が米粉で作った“米粉”(ライスヌードル)。
我々がオーダーしたときは、“米粉”が売り切れで、“米線”だった。(米線は細麺で断面が丸い)
〇
お味の方は、小麦の麺は千味ラーメンのラーメンみたいな味。
米線は個人的にはもうちょっとモチっとしていたほうが好みだけど、麺の専門店ではないから仕方が無いかな?
あまり麺には力を入れていない、という感じの味だった。
〇
@@@
〇
現代風の中華料理レストランなので、味も比較的あっさりで、コテコテ中華ではなく、量も控えめ。
なので、ローカルコテコテ中華と比べると割高感はあるが、少人数で食べる時にはいろいろと注文できて楽しい。(今回は以上の料理にビールを1本頼んで、2人で合計169元。中華にしてはちょっと高めかな?)
〇
この店の特筆すべきは、店員さんのサービス態度で、これがビックリするほど良い。
笑顔で対応してくれるし、キビキビ動いているし、取り分けのお椀など言わなくても持ってきてくれる。
〇
画期的だ。
(日本では当たり前のことに深く感動している我々って…)
〇
「チェーン店」と書いてあったが、聞いてみたらここが1号店のようで、他には店はまだ無いとのこと。
〇
ちょっと不思議な感じがしたので、もらったパンフレットを読んでみたら、この店を作った人について書かれていた。ここのオーナーは、男女のコーラスで歌を歌っていた叶毛・廖莎という歌手で、《瀏陽河》というのがヒット曲らしい。(わたしはよく知らない。軍系の歌手?)
1995年に歌手を引退し、飲食業界に転身したのだとか。
〇
店の入り口にオーナーさんがいたが、歌手だったのね。
芸能人がオーナーと知って、納得。資金ありそうだもんね。
〇
このお店、特別何が美味しい!という店ではないけど、内装は綺麗だし、どれも料理は一定レベルで美味しいし、現代風に工夫してあるので、コテコテの中華が無理っぽい人などはちょうど良いかも。
〇
スイーツも種類が豊富だったので(あのデカイ綜合かき氷や、スムージー、亀ゼリー、珈琲ゼリー等)、薬膳スープ&チャーハンでランチを食べに行ったり・・・など、マダム会にも使えそう。
〇
現代式レストランなので、「料理・茶などに使用している水は、浄水した水を使用しているので、安全で安心です」「化学肥料や農薬を使用していない、自然の有機野菜を使用しています」と明記されており、食の安全面でも安心か、と。
〇
@@@
〇
こういうお店に行くと、中華も日々進化しているんだなぁ、と感じる。
一口に「中華」と言っても、流行もあるし、新作も出てくる。
横浜の中華街に行くと、中華料理が“生きていない”感じがするんだよね。
〇
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〇
家文化主題餐庁《我家》
〇
朝陽区農展館北路棗営北里15号
賓都苑1F
(京客隆向かい・セブンイレブン隣)
〇
*マッサージのメッカ・麦子店街のマッサージビルの1F。
マッサージで身体をほぐした後は、薬膳スープで内臓を労わって!
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010-6500-0192
6500-0530
〇
am11:00~ pm11:00
〇
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〇
マンションに帰ってきたら、管理室が封印されていた。
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10月1日の国慶節に向けて、テロ防止のため?
地下鉄の通路の途中にある業務用の扉みたいなのも、全部こんな感じで封印されている。
オリンピックのときにはこういうのは無かった。
物々しいな。
〇
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〇
市場で「苹果梨[ping2guo3li2](りんご梨)」を見かけたので、買った。
毎年、秋になってこれを見かけるとつい買っちゃう。
(瀋陽に住んでいた時、よく食べていたので懐かしい!)
〇
吉林省 延吉が産地の「りんご梨」
りんご×梨の外観をしている。
〇
見た目は「梨」
食べると味は、りんご×梨の両方の味がする。
りんごの方は、青りんごっぽい、ちょっと青っぽい味。
両方の味が楽しめて、美味しい!
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秋は果物が豊富なので食べる楽しみがまた増える♪
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《牡丹庁》貴州大廈【主食篇】@北京
貴州料理、最後は主食篇!
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《牡丹庁》貴州大廈【前菜篇】@北京
《牡丹庁》貴州大廈【熱菜篇】@北京
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貴州黄金大餅[gui4zhou1 huang2jin1 da4bing3] 12元
貴州風ネギパン
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この童話に出てきそうな大きなパン!
できたてふわっふわがテーブルに運ばれる。
〇
中はこんな感じ。
ふわふわアツアツパンの中は、ネギが入っている。
このパン、すごく美味しい!
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手抓餅[shou3zhua1bing3] 12元
ちぎりパン
〇
クロワッサンみたいな層になった生地のパンをばらばらにちぎって出してくる料理。
薄い塩味で美味しい。
“黄金餅”がふわふわパンなら、こちらはサクサクパンという感じ。
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肉末焼餅[rou4mo4 shao1bing] 4個12元
挽肉ハンバーガー
〇
“焼餅”と書いてあるので、もっと違う感じのものを想像していたら、ちっちゃいハンバーガーみたいなのが出てきて驚いた。
挽肉入りのハンバーガーであるが、パンの部分が前述2つのパンに比べると、パサパサでイマイチ…。
〇
沖沖糕[chong1chong1gao1] 12元
もち米蒸しパンのきな粉のせ
〇
トン族の可愛い店員さんが
〇
「甜品(スイーツ)に“沖沖糕”をオーダーしたほうがいい」
〇
と何度も言うので、そんなに“ちょんちょんがお”と言われても・・・と不安に思いつつ頼んでみたら、こんなのがやってきた。
〇
もち米の粉で作った蒸しパンにきな粉が載っている。
〇
蒸しパンには甘みがほとんど無くて、きな粉をたっぷりかけないとちと味気ない。
〇
でも、この蒸しパン、もち米の粉を使っているだけに、モチモチしていて美味しい。
〇
日本でも米粉を使ったパンが売られていたけど、同じ発想だよね。
〇
店員さんお勧めだけのことはあり、美味しかった!
〇
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この他に、写真に撮りそびれた料理は・・・
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・紅油米豆腐 16元
わたしの大好きな米で作った豆腐!
この料理の上にも納豆がのっていたが、納豆が比較的苦手という参加者の意見によると、こちらの納豆は揚げてあったので、「香茜拌水豆豉」よりも食べやすかったということだった。
〇
・鍋仔青椒童子鶏 42元
とても辛い鶏の炒め料理だった。
小さな青い唐辛子のみならず、ピーマンに見せかけて辣椒(辛いピーマン)が入っていた。
今回の料理の中で一番辛かったと思う。
〇
・炸糍[米巴] 12元
揚げ餅。貴州や雲南ではこの手の餅系料理が多い。
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ってことで、今回の食事会だけで、20皿も料理を頼んだ!
〇
いや~、14人いるとたくさんの種類、食べられるね。(競争率は増すけど…)
〇
これで1人64元。
〇
このお店は店員さんの対応も良いし、料理もどれも美味しい上、みんな可愛い民族衣装を着ているので、日本から来たお客さんを案内するのにも使えそう。
(この建物はホテルも兼ねているので、トイレも比較的綺麗。←これ、重要チェックポイントだよね。)
〇
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〇
《牡丹庁》
朝陽区和平西橋桜花西街18号貴州大廈2階
〇
ph;010-6444-4466
*貴州大廈のフロントに繋がるので、レストランに繋いでもらう。
〇
※地下鉄5号線「和平西橋」下車徒歩2分
B(東北)出口を出て、北環東路を渡ってスグのビル。
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《牡丹庁》貴州大廈【熱菜篇】@北京
昨日に続き、貴州大廈内《牡丹庁》の貴州料理のご紹介。
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《牡丹庁》貴州大廈【前菜篇】@北京
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絲瓜炒毛豆[si1gua1 chao3 mao3dou4] 22元
ヘチマと枝豆の炒め物
〇
中国ではヘチマを良く食べる。
柔らかいキュウリみたいで美味しい。
〇
清炒窩笋片[qing1chao3 wo1sun3pian4] 16元
スタムレタスの炒め物
〇
「窩笋」って北京ではとてもメジャーで前菜・炒菜どちらにも良く使われる野菜なのだけど、日本で見ない野菜なので、とても説明がし辛い。
〇
「レタスの茎の部分が伸びていて、そこを食べる野菜です」
〇
なんて言っているのだけど、これを日本では「ステムレタス」と呼ばれていることを教えていただいた。(詳細はこちら。)
〇
この野菜は食感もいいし、彩りもきれいで、とても重宝する。
〇
苗家腊腸排[miao2jia1 la4 chang3pai3] 48元
苗族風燻製ソーセージ
〇
「腊肉」というのは燻製した肉のこと。
これは燻製した手作りソーセージ。
これが最初テーブルに運ばれた時、みなさん一斉に覗き込み、何やら黒い怪しいものが来たと警戒していた。
〇
「燻製ソーセージですよ」
〇
と言うと、恐る恐る口に運んだ方が、一言、
〇
「旨い!」
〇
で、さっと箸がいくつも伸びた。
〇
・・・ということで、写真を撮った段階ではほとんど売り切れてしまったのだ。
〇
これが特に呑兵衛には大好評で、
〇
「つまみ用にこれだけテイクアウトできるかなぁ」
〇
という声も聞こえてきた。
〇
酸菜[火扁]湯圓[suan1cai4 bian1 tang1yuan2] 22元
高菜と胡麻団子の炒め物
〇
「[火扁]」とは“下ごしらえで、野菜や肉などを短時間に炒めること”という意味らしいが、ここでは単に“炒める”という意味で使われているような・・・。
〇
“酸菜”って、北方では白菜を発酵させた漬物を指すのだけど、どうやら南方では高菜の漬けものを指すこともあるようである。ウチの近所の「蒸功夫包子」の酸菜の包子も白菜の漬物ではなくて高菜が入っていた。
北京では高菜のことは普通“雪菜[xue3cai4]”と呼んでいる。
貴州料理だからか、ここで言う“酸菜”は高菜のことだった。
〇
気になる“湯圓”だが、本当に元宵節に食べる、中にあんこが入っているあの“湯圓”だった!
酸っぱい高菜の中に、ゴマ餡入りの揚げた湯圓がゴロゴロ。
この酸味と甘みの見事なマリアージュが・・・
〇
・・・していない。
残念ながら。
それぞれ、独自の味を主張していた。
〇
でも、ぜんざい食べながらつまむ塩昆布みたいな感じで、悪くは無かったな。
〇
水煮臭豆腐[shui3zhu3 chou4dou4hu] 22元
水煮臭豆腐
〇
「水煮牛肉」「水煮魚」に続き、「水煮臭豆腐」が出現!
〇
“水煮”とは、水で煮た料理ではなくて、油の中に唐辛子と山椒を表面を覆うほどたっぷりとぶちこんで煮た激辛ラー油煮料理である。
〇
“臭豆腐”はその名の通り、一般的にはう〇この臭いがする、と言われている発酵豆腐。
〇
確かに“臭豆腐”は臭いが、この料理のように揚げだし豆腐のように1回揚げて、しかも“水煮”状態にすると、結構イケる。
発酵食品特有のコクがまるでチーズのようにも感じられる。
〇
これ、流行らないかなぁ。
〇
薄荷羊肉[bao2he2 yang2rou4] 38元
マトンのミント炒め
〇
貴州料理というより、トルコとかそういう西アジアの料理っぽい。
これ、会終了後のコメントで触れている人が一番多かった料理のひとつ。
ミントとマトンの組み合わせが印象的だったようである。
「ようである」というのは・・・
わたし、食べ損ねたのである!!!
なんたる不覚!!!
〇
何か他のこと(主食のオーダーとか)に気を取られているうちに、料理が無くなってしまっていた。
やはり、14名で卓を囲むと、貧乏大家族並みに料理の競争率が高くなる。
〇
これは、いつかリベンジ!
〇
苗家干鍋鶏[miao2jia1 gan4guo1ji1] 38元
苗族風鶏煮込み
〇
細い筍が入っていて美味しかった。
鶏肉が柔らかい!
(これも下見の時に食べた料理。)
〇
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〇
まだまだ続くよ、貴州料理。
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次回はいよいよ主食篇!
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《牡丹庁》
朝陽区和平西橋桜花西街18号貴州大廈2階
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*貴州大廈のフロントに繋がるので、レストランに繋いでもらう。
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※地下鉄5号線「和平西橋」下車徒歩2分
B(東北)出口を出て、北環東路を渡ってスグのビル。
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《牡丹庁》貴州大廈【前菜篇】@北京
貴州大廈の貴州料理レストランは美味しい、ということで、某SNSコミュニティーでわたしが主催させてもらっている『中国を食べよう』企画により、総勢14名で食べに行った。
〇
この企画は、1か月に1度、中国の地方料理を食べに行き、最終的には全省制覇をしよう!というもの。
京弁餐廰がその省の代表的な料理を取り扱っていなかったり、それほど美味しくない場合もあるため、対象は京弁餐廰に限ってはいない。
〇
今までに既に6省(自治区・直轄市)を制覇し、今回の貴州は7つ目の省である。
今回は貴州大廈内のレストランということで、京弁餐廰を利用したことになる。
〇
【今までに制覇した地域】
〇
第1回 北京市 《劉宅食府》老北京私房菜〈前篇〉@北京
第2回 重慶市 《望京1号》重慶料理@北京
第3回 雲南省 《金孔雀 徳宏傣味餐館》雲南/傣族レストラン(弐)@北京
第4回 安徽省 安徽省京弁餐廰@北京
第5回 湖南省 《岳麓山屋》湖南料理 [其の弐]@北京
第6回 四川省 四川省京弁餐廰[前篇]@北京
〇
ちなみに、中国には23省5自治区4直轄市2特別行政区があるため、34の地域を全部制覇するには、毎月1か所順調にこなしても、3年近くかかることになる。
気長な企画である。
(この3年の間に、広州が直轄市になったりすると、また増えることになる)
〇
+++
〇
北三環 地下鉄の駅からも徒歩2分の
非常に立地の良い場所にある貴州大廈
(まるでパンフの写真みたいだけど、相棒が写したもの)
〇
貴州省は苗(ミャオ)族を始めとした少数民族が多い地域としても有名だ。
このレストランの服務員たちも、それぞれ異なる民族衣装を着ていて、とても可愛い。
〇
男の子は帽子をかぶっているのかと思ったが、
良く見たらてっぺんには何もなかった。
〇
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〇
貴州と言えば犬料理が有名。
ここではわんちゃん鍋も食べられる。
今回はこれが主旨ではないので頼まなかったけど。
〇
以前upした苗族の「酸湯魚」も食べられる。
〇
@@@
〇
10人以上座れるテーブルが無い、ということで、7人×2テーブルにするか迷ったのだけど、できるだけたくさんの料理を頼みたかったので、みっちみちに座って14名1テーブルで食べた。
きつかった皆様、幹事のワガママですみません・・・!
〇
今回食べたのは、こんな料理。
〇
「茅台酒」と言えば、貴州を代表するお酒である一方、中国の“国酒”としても有名な白酒。
(周恩来が田中角栄をもてなしたお酒でもある。角栄さん、お酒強そうだからなぁ・・・。)
〇
このビールと「茅台酒」は直接は関係は無いが、貴州の地ビールらしい名前。
〇
「北京のビールより濃くて美味しい!」
〇
という声があったけど、実際のアルコール度数は3.6度前後。
〇
香茜拌水豆豉[xiang1qian4 ban4 shui3dou4chi3] 16元
香菜と「水豆豉」の和え物
〇
「豆豉」とは、老干媽豆豉でお馴染の、大豆を煮て発酵させた調味料。乾いたもろみみたいなものかな?
これは乾燥していないので、「水豆豉」。
納豆そっくりの味。
唐辛子で辛く味付けがしてある。
納豆好きにはたまらない味!
〇
水豆豉拌蕨菜[shui3dou4chi3 ban4 jue2cai4] 12元
蕨の納豆和え
〇
こちらも同じく水豆豉を使った涼菜。
和えているのは蕨(わらび)。
日本の蕨と同じ。
そのまんま、「蕨の納豆和え」と言える。
唯一和食っぽくない点と言えば、唐辛子がたっぷり和えてあること。
この貴州唐辛子、前回の酸湯魚の時にも紹介したように、なんだかとっても鰹節の味っぽいのだ。
唐辛子が辛いことを除けば、蕨・納豆・鰹節、と、なんとも懐かしい味がするのが不思議。
*これは食事会の下見の時に食べた料理。
〇
笋絲拌折耳根[sun3si1 ban4 zhe2er3gen1] 16元
細切り筍のドクダミの根っこ和え
〇
以前、貴州省に住んでいた日本人の方に、
〇
「北京で“折耳根”って食べます?」
〇
と聞かれ、「はて・・・何の野菜だろう・・・?」と思ったことがある。
〇
「それって日本語で言うと何ですか?」
〇
と聞いたところ、
〇
「ドクダミの根っこだそうです」
〇
とのこと。
〇
〇
ほー。それなら「魚腥草[yu2xing1cao3]」って言っているやつだと判明。
北京でもスーパーで売っているが、レストランなどの定番の前菜とは言えない。
〇
〇
しかし、雲南や貴州に行くと、みんな必ずこれを注文している。
美味しいから?と思われるかもしれないが、味は・・・
〇
〇
「実家の裏庭の味がする・・・」(by Kさん;←今回のヒット発言賞!)
〇
苦くて、なんとなく湿った土のかほりがするのだ。
初めて食べる人には、決して美味しいとは言えない味である。
〇
しかし、ドクダミの根っこは、「魚腥草(ぎょせいそう)」と言う名で漢方食材とされている。効能は…
〇
漢方では血液循環を良くして神経痛を改善、動脈硬化、高血圧に効果あるとされている。
また、抗菌作用、抗ウイルス作用、解熱、、解毒、慢性皮膚疾患、肌荒れ、できもの、アトピーなどにも効果があるとされている。
健康美容用語辞典より
〇
「抗ウィルス作用」がヒットしたのか、前回の貴州料理レストランには「ドクダミの根っこは新型インフルエンザの予防に有効?」と書かれたポスターが貼られていた。(一応疑問形)
〇
それは無いと思うけど。
〇
遵義豆腐渣[zun1yi4 dou4huzha1] 16元
遵義風おから
〇
メニューを見ていて、「あれ?これ、おから料理?」と思いオーダーしたもの。
〇
「豆腐渣」(とうふのかす)って、正に“おから”のこと。
〇
わたしがこれに注目したのは、中国は豆腐の加工品の種類が日本よりずっと多く、豆乳も日常的に飲んでいるのに、なぜか“おから”を売っているのを見たことが無かったのがずっと疑問だったから。
緑豆のおからは「麻豆腐」という老北京菜として有名だし、スーパーでも売っているけど、大豆のおから料理は見たことが無く、おからそのものも売っているのも見たことが無い。
(“卯の花”[おから]が食べたくて、わざわざ大豆から豆乳を作り、おからを自作したぐらい、おから料理が好きなのだ)
〇
しかし、2008年の四川大地震の時、倒壊した小学校などのことを「豆腐渣工程[dou4fu1zha1 gong1cheng2]
でも、食べたこともないし、見たこともないんだよな~・・・と思っていたので、「あっ!」と思ったわけである。
〇
実際に食べてみたところ、日本のおからとはちょっと違う。
おからと豆腐の間、という感じ。
日本のおからよりかなり豆腐っぽいのだ。
〇
なので、わたしの個人的な意見としては、「おから」と「豆腐渣」は概念としては同じだけど、食品としてはイコールではないと思う。
〇
この料理そのものは、とっても優しい味で美味しかった。
〇
「遵義(じゅんぎ)」とは貴州省の中の都市名。
日本では全く知名度の無い都市であるが、中国的には「遵義会議」があった場所として有名な地名。
〇
*遵義会議*
1935年1月15日から17日までの3日間、貴州省遵義で開催された中国共産党の会議。
出席者;毛沢東・周恩来・劉少奇・朱徳・小平・楊尚昆・林彪・彭徳懐・陳雲・秦邦憲・聶栄臻・張聞天・王稼祥・凱豊・発・李富春・劉伯承・李卓然・オットー=ブラウン(コミンテルンより派遣されたドイツ人軍事顧問)・その通訳伍修権
〇
黄果樹双凍[huang2guo3shu4 shuang1dong4] 28元
黄果樹風豚肉のにこごり
〇
「黄果樹」も貴州省の地名で、「黄果樹大瀑布(黄果樹の滝)」が有名。
「黄果樹大瀑布」はアジア一の滝と言われており、滝の幅は81メートルで、落差は20階建てのビルの高さに相当する74メートル。
18カ所もの滝が散在するこの風景区は、世界最大の滝群としてギネス記録にも認定されているとか。
〇
1997年にわたしもここへ行ったが、なんと水量が一番少ない時期だったため、「アジアのナイアガラ」と聞いていたほどの感動は無かった。
再度、水量が豊富な時期に行ってみたいものである。
〇
この店の奥の壁には「黄果樹大瀑布」の絵が描かれている。
〇
あ、この料理だが、肉がさっぱりとしていて美味。
つけだれを付けるとさらに美味。
中華は肉の前菜が豊富で料理の仕方も上手だと思う。
〇
安順絲娃娃[an1shun4 si1 wa1wa] 12元(1皿)
安順風野菜のおくるみ
「安順」は貴州省の地名。
〇
「絲娃娃」はどういう意味だろう?と考えたのだけど、「絲」は細切り、「娃娃」は赤ちゃんや人形のことなので、恐らく細切り野菜を赤ちゃんみたいにくるんだもの、という意味のネーミングなのだろう、と推測。
味は生春巻きっぽい。
中華というよりベトナム料理のようにヘルシーであっさりとした料理。
くるんでいる皮は米で作ったライスペーパーだと思う。
〇
ちなみに、安順もわたし的には思い出の地。
〇
前述貴州旅行の最大の目的は、黄果樹の滝を見るためではなく、貴州省安順市で現存する仮面劇「儺[nuo2]」が上演される、と演劇関係の本(中国の)に書いてあったため、それを見るため、激寒の春節時に一人、わざわざ貴州まで行ったのである。(安順は黄果樹から近い)
〇
結論としては、やってなかった。
〇
ただ、仮面は売っていたので、記念に買って帰った。
〇
地元の人に「この辺で仮面劇の上演はあるのか?」と聞いたが、誰も知らないとのこと。
〇
当時はネットも無かったし、本しか情報源が無かったのだが、それが古かったのかもしれない。
〇
春節時だったため、公共交通機関が休みで、仕方なくヒッチハイクで黄果樹まで行ったのだが、車に乗せてくれた若者に料金ぼったくられたりした上、「アジアのナイアガラ」と呼ばれる滝も水量が年間で最も少ない時で迫力も無く、まったくテンションの上がらない旅行であったことも、今では良い思い出である。
〇
こんな旅行はもうきっとしないだろう。
〇
安順、と聞くと、そんなしょっぱい旅行を思い出す。
〇
咸蛋黄鴨巻[xian2dan4 huang2ya1juan3] 28元
塩卵の鴨巻き
〇
聞くからに美味しそう名前でしょ?
〇
見た目も美味しそうだったのだ。
〇
なので、料理がわたしの前に来た時点で皿には殆ど残っておらず、仕方なく自分の皿に取った分だけを撮影。
〇
塩漬けにした卵の黄身を鴨の肉で巻くなんて、美味しいに決まってるじゃないかっ!
〇
拌苦菊[ban4ku3ju2] 12元
エンダイブのスプラウト
〇
「エンダイブのスプラウト」ってちょっとわかりにくい日本語になってしまったけど、この「苦菊」は日本では「エンダイブ」と呼ばれているらしく、サラダ菜の一種らしい。
詳細はayaziさんの《北京。おいしい生活。》をご参照ください。
〇
これは、その「エンダイブ」の芽の状態(スプラウト)を生でがしがし食べるもの。
水菜みたいなほろ苦さが美味しい。
結構人気があって、料理がわたしの前に来た時にはこれぐらいになっていた・・・。
〇
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貴州料理、ヤバいでしょ?
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まぢで旨かったっす。
〇
まだまだ料理は続く・・・。
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次回はいよいよ熱菜篇!
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《牡丹庁》
朝陽区和平西橋桜花西街18号貴州大廈2階
〇
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*貴州大廈のフロントに繋がるので、レストランに繋いでもらう。
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※地下鉄5号線「和平西橋」下車徒歩2分
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昼間限定!《蒸功夫包子》@麦子店街
今年の春節明け。
〇
永安賓館前の四川料理レストランの並びのアパート1Fに突如《蒸功夫包子》が出来た。
〇
わたしがここに注目していたのは、オープンしたその日から、日ごとに客が増え、食事時には長蛇の列だったから。
〇
これはかなり美味しいに違いない!
〇
と思い、早く食べなくちゃ!と思っていたのだが、いつか、いつか・・・と思っていたある日。
人が並んでいないと思ったら…。
〇
移転先については書かれていなかったが、携帯番号が書かれていたので、どこに行ったのか電話して聞こうかと思った。
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この並びは、写真でもわかるように、商業施設ではなく、ただのアパートの1階。
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しかし、一時は《蒸功夫包子》の成功に習ったのか、不動産屋などが開店し、塀を一部こじ開けて強引に道から入れる構造に改造していたりしていた。
そんな盛り上がりも2カ月程度続いたころ、地元行政機関からお達しが来たのか、あっという間に店は消え、塀も元の様子に戻っていた。
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《蒸功夫[zheng1gong1fu;敢えて日本語で表記すると「じょんごんふ」]》って、どこかで聞いたことがあるような・・・。
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あのブルースリーのイラストが目印の《真功夫[zhen1gong1fu;同様に「じぇんごんふ」]》の完璧パクりだろ、と思ったのだけど、《蒸功夫》がこの頃から北京各地で発生し、まるで《成都小吃》の店の如く、いろんな場所に出来ていた。
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《真功夫》の方は台湾資本できちんとチェーン展開しているけど、《蒸功夫》は1つの会社がチェーン展開しているのではなく、この名前がキャッチー☆、ということで、みんなが勝手に名乗っているだけだと思う。(《地瓜坊》と同じだね)
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@@@
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あ~、あの《蒸功夫包子》、食べたかったなぁ…と思っていたら・・・。
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市場並びのレストランのテイクアウトコーナーに、突如、《蒸功夫包子》が出来た。
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たぶん、これは前回の《蒸功夫包子》の移転先ではなくて、最近流行っているこの名前の店がまた出来た、というだけのことに過ぎないと思うのだけど。
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今度は無くならないうちに食べなきゃ!ということで、さっそくテイクアウト。
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@@@
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包子は12種類、お粥は4種類売っている。
すべて1個からの販売OK。
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わたしが食べたのは…
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香油菜包 6角 (約8.5円)
シイタケと青梗菜まん
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雪菜肉末包 6角
高菜と挽肉まん〇
酸豆角肉末包 6角
インゲンの漬物と挽肉まん
このインゲンの漬物、大好き~♪
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猪肉大葱包 8角
豚肉とネギまん
肉が多いので2角高い。
というか、高くても1個11円程度って…。
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ここでは保温をするだけで、包子は他の場所で作って蒸して、
手前のリヤカー自転車でどこかから定期的に運んできている。
去年は同じ場所でサツマイモチップスを売っていた。
あれも美味しかったから、今年もまた始めて欲しいな。
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@@@
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最初は1人4個買ったのだけど、足りなかったので次からは5個買うことにした。
それでも、2人で6.8元。
ランチ1人3.4元(48円)って・・・。
イマドキ北京で単価1元以下のものってなかなか無い。
しかも、美味しいよ、充分。
野菜まんは全部漬物が入っているから味がしっかりと付いているし、種類も多く安いので、これはとってもお得!
(肉系より具の量も多い!)
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《算数のもんだい》
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やさいのパオズは1個6角、肉のパオズは1個8角です。
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ともこさんと相棒さんは2人で6.8元分買いました。
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やさいと肉のパオズはそれぞれいくつずつ買ったでしょうか。
(2人は同じものを買いました)
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夜、この《蒸功夫包子》の前を通ったら・・・
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どうやら昼間は《蒸功夫包子》、夜は《輝哥烤翅烤串》という手羽先・串屋に看板を掛け替えているようである。
このエリアのニーズをよく捉えている。
日本の《プロント》が5時までは喫茶店で、5時過ぎたら照明落としてお酒出して、メニューも夜メニューに変わるのと同じ発想か。
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@@@
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《蒸功夫包子》、本日(9月25日)は珍しく休業していた。(ここ数日行っていなかったので、いつから休業していたのか不明)
26日は営業します、と張り紙がしてあった。
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先日upした《杭州包子舗》。
今日、相棒が偶然このお店のおばちゃんと会ったので、
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「お店、無くなったの?」
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と聞いたら、ここ数日休んでいるだけで再開するとのこと。
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最近営業していないし、店の名前の上に新聞紙貼って見えなくしてしまったので、潰れたのかと思ったけど、そうではないらしい。
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これはわたしの推測だけど、普通休業などあり得ない《蒸功夫包子》や《杭州包子舗》が同じ時期に休業しているってことは、今週、麦子店街エリアに国慶節関連の監査が入った可能性大。
こういうお店は営業許可とか衛生許可なんかを正式に取っているのか怪しいので、たぶん監査が入る間は店を閉めて、終わったら再開、ということなんじゃないかな?
ありがちな展開。
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《蒸功夫包子》
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麦子店街市場横 「囤春居」内
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《蒸功夫包子》から《輝哥烤翅烤串》への変わり目の時間については不明。
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当ブログにエントリーした情報をindexページに纏めました。
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《博多まるきんラーメン》@北京
最近・・・と言ってもここ数カ月という話だが、北京にラーメン屋が続々開店した。
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宮崎屋。博多まるきんラーメン。無敵屋。
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どれも行っていない。
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ラーメン屋さんって、オープンしたときは日本人が厨房にいるのでかなりの味のレベルがあるのだが、日本人がいなくなると味が変わってしまう。
要は、中国人好みの味になってしまうので、日本人的にはちょっと不満が残る。
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早く行かなくては・・・。(って、宮崎屋とまるきんができたのはかなり前だけど。)
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で、取り急ぎ、《まるきん》に行ってみた。
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工人体育場そばの《Hooters》の並びにある。
大きな“〇金”の字が目印。
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宮崎屋がかなり周囲に溶け込んだ感じの店構えなのに対し、
超堂々。
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店の中は綺麗。
但し、トイレは店の外。(ビル共用トイレ)
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麺は細麺のまっすぐ麺。
万能ねぎが刻んで入っている。
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わたしがオーダーした“丸金ラーメン(醤油とんこつ)” 35元
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麺は太麺のまっすぐ麺。
太ねぎが輪切りで入っている。
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感想。
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旨かったっす。
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チャーシューも味が沁みていてちゃんと美味しかった。
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刻んだ昆布と紅生姜が入っていたからか、秋葉原で食べた“じゃんがららーめん”を思い出した。
わたし、“じゃんがららーめん”好きなので、こういう味、嬉しい。
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“とんこつ”と“醤油とんこつ”で麺の太さもネギの種類も分けている点も細かい。
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福岡出身者に言わせると、北京のとんこつはとんこつじゃない、ということらしいが、わたしはとんこつより、荻窪ラーメンとか喜多方ラーメンのような醤油味のほうが好きなので、とんこつラーメンにそれほど拘りは無いから、十分美味しいと思った。
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後日、オープン直後にここで食べて、最近また食べた方に話を伺ったところ、最近このお店の日本人の方が一時帰国されてるので、その間に味が変わった、とのこと。(具体的にはスープの味が薄くなったとか。)
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わたしは十分美味しいと思ったけど、実力はもっと上?
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醤油ラーメンでは味・値段のバランス(+家からの距離)でお気に入りだった◆海道ラーメンの味が格段に落ちてしまったのがなんとも残念。
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新規参入の3店舗にはがんばってもらいたいなぁ。
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《博多まるきんラーメン》
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朝陽区工体東路甲2号中国紅街大厦4号楼
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Ph:010-8587-1331
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営業時間:11:00~15:00/17:30~23:00
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*ラーメンの他には、丼物・うどん・おつまみ系・餃子・唐揚げ・肉じゃが・天麩羅など
居酒屋的メニューも豊富。
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