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《李欧》~幻想のシノワズリ~ 

職場の方からお借りして、久しぶりに高村薫を読んだ。

以前何作か続けて読んだ時、「この人は女性を書けない人だなぁ」という感想を持っていたのだけど、今回、その考えを新たにした。

だって、どの作品も出てくる女性は皆、やや綺麗かかなり綺麗で、線が細くて、明子ねーさんみたいに電信柱の影で見守っているタイプばかり。

要はキャラが立っている女性は出てこない。

《李欧》もしかり。これをやおい小説と呼んでも構わないと思う。

 

で、中国にてこれを読む不思議感。

李欧の表現が出てくるたびに「こんなやつ、おらんおらん」と一人つっこみ。

大学で勉強するぐらいでこんなに漢詩覚えるか?とまた突っ込み。

「こんな中国語の表現、普段使わんなぁ」とまたまた突っ込み。

 

でも、日本で読んでたら、確実に中国に憧れるな。

幻想のシノワズリですな。

 

突っ込みまくっていながらも、文章が上手いからどんどん読んでしまう。

こういう人は本当に職業作家だと思う。

 

高村薫の作品のファンって、男性の方が多い気がする。

イメージとして、保守系の男性。

彼女の描く作品に出てくる男性像・女性像のマンネリズムが安心するのだろうか。

今の女性像を掬い上げるように描く、例えば角田光代みたいな作家のファンは女性の方が多そう。

保守系の男性はこういう女性の姿を読むのは不快、とまでは言わないけど、面白くない、ということだろうか。

 

などとツラツラ考えてみたり。








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