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貴州出張記2/山の中の小学校 

貴州省では山間部にある村の小学校にも行きました。 この小学校があるのは土家族自治郷(?)ということで、住民の半分は土家族とのことでした。
キョンシーが出てきそうな雰囲気のある木造の古い小学校でしたが、子供がみんな小さい。恐らくここは分校で小学校3年生までしかいないのだと思います。
同行していた日本人の方が壁に張られている時間割表を見て
「語言(国語)と算数ばかりですね」
と呟かれたのですが、同じような学校を以前に四川省涼山州の小学校で見ていたので、この時間割表の意味がわかりました。


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この学校は恐らく分校で、4年生以上の授業を受けるには町の大きな小学校に行かないといけないのですが、そこまでは何キロもあり、通うのが大変か或いは通えないので寮生活になります。ここは少数民族居住地ですし、親は教育の必要性をあまり感じていないためそこまでして子供を遠くの学校へ通わせようとは思わないので、多くの子供は小学校3年生までの授業で勉強を終えてしまいます。
この3年間の勉強が人生の学習の全て。
となると、必要なのは語言(普通話教育)と簡単な算数。最低限これができれば生きていけます。本当に生きていく最低限の教育を行うのがきっとこの学校の役割なのでしょう。

なぜ特に少数民族の親が就学に熱心でないか、というと、中国のコネ社会と関連してきますが、貧しい中で必死にお金を捻出して学校を出させても、漢族社会にコネがない少数民族の子供は就職ができない、という現実があります。学校を出ても結局農村に戻ってくるのなら、子供のうちから働いてもらった方が家のためになる、というのが大多数の農村の親の考え方です。 実際に、現在の中国は日本の比ではないほどの就職難で、大卒でも仕事が無い状態です。この現実の中、コネが無い、普通話が上手く話せない、学歴が低い等々ある少数民族の子供が経済的に成功するのは大変なことなのです。 これが現代中国の抱える貧困格差問題の大きな課題の一つだと思います。



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鐘がありました!


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国土が広いため、「遠隔教育」(或いは「遠隔教育」と言ってみること)が最近の流行のようです。


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映画《あの子を探して》に出てきそうな教室。
「4-3=1」を勉強した跡がありました。


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窓にサッシはなく、木の格子があるだけ。

【関連書籍】


前述の四川省涼山州の教育問題について詳細に書かれています。










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