スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

[PR] 中国語留学のサポートなら

サンシャイン牧場に見る、日中のサービスの概念の違い。 

まだやってるんですよ。サン牧。(←中国の会社が提供しているmixiアプリ)

前回、「みんなの農園」との比較を書いたとき、予想以上の反響があって驚いたのだけど、あれ以来、ずっとやってるわけ。
何が面白いかって言うと、まぁゲームは1日1,2回しか開かないからそれほど熱心にやってるほうなのかどうかわからないんだけど、mixi内のサン牧掲示板が面白い。


ここをウォッチングしていると、日本人と中国人の“サービス”の方向性が全く違っていることが読めてくる。

サン牧は、今は落ち着いているのだけど、mixiアプリとして出てきた当初、急にユーザーが増えて、サーバーが落ちまくり、バグが出まくっていた。


日本時間で午後9時を過ぎるとゲームに入れなくなっていた。


これは育成ゲームなので、植物や動物の成長時間に合わせて収穫をしたりするのがランキングが上がる秘訣なのに、自分が予定していた時間にゲームに入れない!と、まずmixi掲示板は大炎上。

その後、このサーバー問題もバグも解決できていないのに、リアルマネーでゲーム上のグッズを買えるシステムを導入。


これをmixi上でRekoo(サン牧の会社)が発表した時点で、

「無料ゲームもろくに管理できていないのに!」

と掲示板再炎上。

しかも、こんな状況の中、ゲーム用のマネーを買った人がいて、当然ながらリアルマネーの方もトラブル続出。
今までのトラブルには、中国人のスタッフが書いたちょっと分かりづらい日本語の説明がmixi掲示板に出ていたけど、さすがに現金問題では、日本人が修正を入れた、ちゃんと意味の通る日本語のお詫びが掲載されていた。

こんなトラブル状態が何カ月も続いていたのだけど、Rekooがその期間やっていたことと言えば、ユーザーサービス。
新しくアイテムが貰えるような機能が“サービス”でついてきたのだ。

で、そういう“お詫びキャンペーン”が始まるたびに、掲示板大炎上。(←これを読むのが面白くて、キャンペーンが始まるとすぐに掲示板を見に行った)

日本人ユーザーが求めているのは、お詫びに何か貰うことではなくて、その当時まだ続いていたサーバーダウンやバグを早く治すこと。
その1点だったのだ。

この“お詫びキャンペーン”も、PCユーザーだけ適用で、携帯ユーザーは貰えない、という不公平もあり、掲示板大炎上。

これって、日中の“サービス”の違いを顕著に表わしていると思う。

日本人が求めるサービスとは、まず大前提として、当たり前のことを当たり前としてやってくれ!ということ。

無料ゲームではあるけれども、公開しているのであれば、いつでもゲームに入れるサーバー環境を整えてほしい、それが“サービス”の第一歩と考える。

中国人は、“何か加えること”がサービスだと思っている、とわたしは中国で暮らしていてよく感じる。
今起きている問題を解決すること=サービス、とは思わなくて、たとえ現状がグズグズであっても、アイテムをプレゼントするとか、新しい機能を付けるとか、そういうことが“サービス”。

或いは以前ここにも書いた、“提供されるとされているが、実際に受け取るまでは、どの程度の完成度で提供されるかわからない”という考えがデフォの「低信頼社会」、“提供されるものは完成されていて普通。当たり前。”がデフォの「高信頼社会」の差なのか。

◆過去の関連記事;高信頼社会と低信頼社会 



+++

河北省石家荘市の工場で起きた“毒餃子事件”。

その後、石家荘市はこの事件のお詫びを込めてか、石家荘市へ日系企業が来た場合、税率を優遇する措置を取ったという。

これを聞いて、日系企業は、怒ったという。

「そういうことじゃなくて、問題を解決するのが先でしょ!」

と。

この両者の解決方法のズレの話は、金融機関にお勤めのS氏のメルマガで知ったのだが、これもサン牧問題と似ていると思った。

根本的な問題解決こそが誠意だと思う日本。
税制面で優遇措置を取ることで誠意を見せる中国。

この場合は、根本的に解決なんて無理、という、この国に住んでいる人が持っている行政に対する諦念が前提にあるのだと思うが。



@@@

→この記事はだいぶ前に書いて、UPしていなかったもの。

寝かせている間に、“犯人”が捕まったね。

これは、「犯人を捕まえればいいんでしょ!」ということと、「工場自体はクリーンなんですから、構造的には問題ありませんよ」というアピールにしか見えないんだけど、こんな解決方法も、国民性の違いと言えるのかな。

+++

以前、日本のボランティア青年を中国のいろいろな組織に派遣する業務を行っていたのだが、日本から来たボランティア青年の熱意と、現地で彼らを待っていた同僚達の期待とが、なかなかマッチしなくて、いつもそれが最大の悩みだった。

仕事を離れて、ようやくその理由がはっきりと見えてきた。

たぶん、上述2つの問題と根っこの部分は同じだったのだと思う。

これはあくまで私感だけど、中国はテクニカルな部分は重視・評価し、メンタリティーな部分・ホスピタリティーを追求する部分は評価の対象になっていないように感じる。

もちろん、テクニカル100で、メンタル0、というパッキリとしたものではないし、以前はそれが顕著だったものが、最近は欧米の価値観が入ってきているせいか以前ほど顕著ではないにせよ、その方向性がやはり他の西側諸国とは違うように感じるし、地方に行けばいくほど、旧態依然とした価値観が残っていると感じる。

例えば、看護師。

日本の看護師が評価されているのは、看護の技術は当然のこととして、“白衣の天使”と呼ばれるような“天使度”、つまり、ホスピタリティーの高さにあると思う。
日本の看護師は、その場の状況や患者の個性・状態に応じて、臨機応変に技術を提供し、患者に快適さを与えようとする。なので、看護にマニュアルはない。

中国の看護師には技術試験がある。注射の試験もあるので中国の看護師は注射がとても上手い。
中国の看護にも、“白衣の天使”という言葉はある。
しかし、看護の方法は全てマニュアル化されており、それに沿った試験が頻繁に行われ、患者に対するサービスすらマニュアル化されている。


例えば、患者の前での注射の持ち方コンテストとか、笑顔コンテストとか、ナースステーションでの座り方コンテストとか。(←冗談じゃなくて、こういうコンテストは真面目に実在する)

「患者至上主義」と書かれた院内には、「ホテル式看護」と書かれた垂れ幕が下がっている。
患者の“個”を診る看護ではなく、営業スマイルで何度の角度でお辞儀をするとか、そういうことを“サービス”と解釈している病院は、地方ならざらにある。

北京にも・・・やっぱりある。

わたしは最近体調を崩し通院していたのだが、技師や看護師の心無い一言に、本気で泣くこと数回。

医師からは、患者の気持ちを無視したような発言は無かった
医師は海外研修など受けている人なので、メンタル配慮の意識があったのだろう。
それだけが救いだった。

でも、技師や看護師は酷かった。テクニカルな面ではちゃんとしていたし、機材も立派だったし、注射も痛くなくて上手だったけど、自分が個人的に思ったことを不確実なまま、患者に言う。


患者へのメンタル配慮の教育は受けていないらしい。
結構ちゃんとした、外国人も行くようなレベルの病院での話。

 

閑話休題。


つまり、中国の看護師が教えてほしいのは、それが手に入れば“先進的”になれる「技術」や「マニュアル」。
一方、日本の看護師が言いたいのは、そんなドラえもんの道具みたいな明確な「技術」があるのではなくて、数々の小さな工夫と技術を患者に合わせて臨機応変に使っていくことが、「看護技術の向上」。その違いが、まどろっこしいほどに伝わらない。

考えてみると、看護や教育の現場は、日本では既に「サービス業」になっていると思う。
もちろん技術前提なのだけど、何で評価しているかというと、高い技術を如何に臨機応変に提供できるかというホスピタリティーで評価するのが日本なのではないだろうか。

一方、中国ではこれらの職業は完全に技術職。「サービス業」だという意識は無いと思う。
それぞれ見ている場所が違うから、技術交流とか、技術指導は、なかなか成立しないと、今、感じている。

これが先進国との違いなのかは、他の先進国を知らないのでわからないけど。


+++

以下、結構どーでもいー話なので、暇な人だけ読んでね。

サン牧の最近のホットニュースは、“プレゼント機能”。

以前からユーザーからは、自分が毎日のログインプレゼントで貰ったアイテムをマイミクにプレゼントしたい、という要望があり、それに応える形で出てきた機能のようなのだけど、自分が持っているアイテムをプレゼントできるのではなくて、プレゼントできるアイテムが決まっていて、それを贈るという機能。

これが導入された直後、掲示板再度炎上。

プレゼント機能が欲しかった人の最大のポイントは、ログインプレゼント等で自分には不要なアイテムが入って来るので、それの有効活用ということだったのだと思う。
単にプレゼントがしたかったのではない。

しかし、今回導入された機能は、単なるプレゼント機能で、しかも贈ることができるアイテムの経験値や売値が安いので、経験値を上げる計算をすることでこのゲームを楽しんでいる人からは、余計なアイテムが増えて困る、という意見多数。

しかも、新機能のアイコンの位置が画面のデザインに被っていて、既に植えている作物が見えなくなってしまうという最悪のレイアウト。

100327_sanboku(4).jpg 
左下の「プレゼント」のアイコンが、既に植えてある植物に重なって
植物が見えなくなってしまった。



それについて、Rekoo側に問い合わせをした人がいて、その回答は、「画面をずらして使用してください」とのこと。


確かに画面は手動で動かせるけど、デフォの段階でアイコンが他のデザインを隠しているって、どういう設計?!

新機能がつくたびに、炎上を続けるサン牧掲示板。

中国人側が良かれと思う機能は必ず裏目に出ている気が・・・。

そして、文句を言いながらもゲームを続ける日本人ユーザー。

思えば最初はこのゲーム、日本のアプリなのに、中国時間でやっていたことをかんがえると、だいぶ進化したよなぁ。
(日付が変わると貰えるログインプレゼントが、日本時間の25時にならないと貰えないって・・・!)

◆サン牧、わたしが気になっている点◆

・イチゴが樹になっている。

・「パラミツ」って何?と思ったら、「パイナップル」のことだった。「菠蘿蜜」(中国語で「パイナップル」)を強引に日本語読みした模様。
これ、一旦「パイナップル」に変わったけど、サン牧用語として再度「パラミツ」に戻った。
「パラミツ」も樹になっている。
サン牧のキャラクターデザイナーは、果物がなっている様子を見たことが無いのかな。


・「チャンチン」って何?と思ったら、「香椿」のことだった。木の芽みたいな野菜で、ほろ苦いんだけど、日本には無いから、日本のユーザーはこれが何か分からないまま、収穫率が高いから育てているんだと思う。

・「ピターヤ」も何?って思ったけど、たぶんこれはドラゴンフルーツ。
とにかく、作物の名前がわかりにくい。
日本語のアドバイザーは1人もいないのか?
でも、この異国感、日本人には決して作り出せない“ズレ感”がサン牧の人気の秘密なのかも・・・!


・「花見弁当」とか「団子」が農作物アイテムとして出てきたので、仕方なく畑に植えるんだけど、虫がついたり、それを殺虫剤で殺したり…。
それが、弁当や団子の上で繰り広げられるのがとっても嫌。これって、日本のゲームだとあり得ない画だよなぁ、さすが中国!と感じる瞬間。

100327_sanboku(5).jpg 
畑で団子を育てるのも不思議だが、
そこに虫が湧いたり、それを殺虫剤で駆除するというのが心理的に抵抗がある。

100327_sanboku(1).jpg 
爽健美茶とのコラボ企画で、「爽健美茶の種」ももらえる。
種を植えると画のような「爽健美茶の樹」が育ち、爽健美茶が収穫できる。
もう、何でもアリだよ!

・とうとう、「畜産」アイテムで「酔っ払いおやじ」が登場した!牧場で人間を育てることに!
おやじを育てて、最後は肉として売るのか?卵産まないし、毛皮も生産しないし…。(毛も薄いし・・・)
 

100327_sanboku(2).jpg 
「酔っ払いおやじ」は無料コインアイテム、
「酔っ払い彼女」は有料コインアイテム。
この差って・・・


ちなみに、同社がやっている別アプリの『アニマルパラダイス』にも同じおやじがいるらしく、そちらでは財布を落としてコインをゲットできるらしい。
アイテムが過激すぎて、結局目が離せないサン牧・・・!

+++

 
◆中国茶の販売を開始いたしました!@三全公寓 《種字林》
三全公寓内『種字林』さんにてお茶を販売します!@北京 
※種字林@北京 営業時間;(10時~19時) 土日も同じ。

◆上海でも販売を開始いたしました!@泰康路《種字林》
上海でもお茶のお取扱い始めます 
 

御愛顧のほど、宜しくお願いいたします!
 
+++
 
何かお役に立てたなら、クリックしていただけると嬉しいです! 
 
tag_green.gif    

にほんブログ村 海外生活ブログへ
にほんブログ村

にほんブログ村 海外生活ブログ 中国情報(チャイナ)へ
にほんブログ村

にほんブログ村 海外生活ブログ 北京情報へ
にほんブログ村

+++ 
  
当ブログにエントリーした情報をindexページに纏めました。  
 
《週刊中国的生活》 
index:レストラン 
《週刊中国的生活》 
index:中国茶 
《週刊中国的生活》 
index:北京おもしろSpot 
《週刊中国的生活》 
index:料理《胡同食堂*菜単》
 
+++   

 

 

 

スポンサーサイト

[PR] 中国語留学のサポートなら

コメント

はじめまして!

いつも拝見させていただいています!

私もサン牧、アニマルパラダイスやってます!色々突っ込みどころはありますが、なんか毎日行ってしまいますね。

文末ですが、リンクをさせていただきました、御不便な場合お知らせください。

お大事にね!

ご無沙汰です。こちらもバタバタと時間をすごしてる間に、そちらもジェットコースター状態だったそうで。その後体調の方いかがですか? ぼちぼち更新されてる様子を見て一安心かとは見ていますが。
そして、私の好きなゲームネタに釣られて出てきました。^^;(いえ、ゲームはしないのですが、ともこさんのこの着眼点大好き♪)
今回のネタ、いよいよ手を出してみたくなってきました。気になる…気になる…気になる!!!
あぁでも、ハマったら抜け出しにくそうだしなぁ。

>maomaonさん

コメントをありがとうございます!

同じゲームユーザーの方がいて嬉しいです♪

このゲーム、突っ込みどころ満載な上、イマイチキャラが可愛いくないのに、何故かハマっちゃいますよね。
微妙に行きとどかないサービスが、逆に“次を見たい!”気にさせるのでしょうか。

リンクをありがとうございます!

今後とも宜しくお願いいたします!

〉zhaoさん

お久しぶりです!zhaoさんもお元気そうで良かったデス!

こちらもちょっと大変な1カ月でしたが、なんとか乗り切った気がします。
お気遣い、ありがとうございます。

〉(いえ、ゲームはしないのですが、ともこさんのこの着眼点大好き♪)

zhaoさんにそう言って頂けるとは本気で光栄です☆

このゲームの面白さは、“中国人が作ったゲームを日本人が使っていると生じる様々な問題がリアルタイムで発見できる”という点でしょうか。

中国に住んでいる我々から見ると、「あ~・・・中国的にはOKかもしれないなぁ。でも、日本人は無理だろうなぁ・・・」みたいなことが掲示板を読んでいると見えて来て、そこがハマり処ですね。

キャラも可愛くないし、むしろグロいし、サービスも微妙にズレてるのが、却って完成度が高い日本の既存のゲームに慣れた日本人には新鮮なのかもしれません・・・。

あ、このゲーム、1日1~2回農園と牧場のお世話をするだけなので、あまり手間はかかりませんよ~←と、お勧めしておく♪

コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://weeklychinalife.blog103.fc2.com/tb.php/723-518a2f36

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。