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鉄観音の茎取り作業@北京 

お茶市場を彷徨っていると、面白い光景に遭遇することがある。

10月になると安渓鉄観音の秋茶のシーズンが到来するため、お茶市場では10月から11月にかけて、鉄観音の茎取り作業の光景を目にすることができる。

鉄観音2
産地から発送された鉄観音は茎がついた状態で出荷されている。

 鉄観音3
販売されるときには、茎の無い、葉だけ状態で売られている。

鉄観音 
茎を取る作業をしている“茶工”(お茶アルバイト)の人たち。

この作業をしている傍を通ると、鉄観音の香りが漂ってきて、非常にアロマ~。

それにしても。

お茶の製造過程は殆どが手作業。
この茎取り作業にしても、みんなこんな低い椅子に座って一日中小さな茶葉から茎を取るという細かい作業をしても、1時間数元しか貰えないんじゃないかな?(今度聞いてみよう)
少なくとも、わたしだったらモチベーションが全く保てない金額であることは確かだ。

そう考えると、ちゃんとしたお茶がある程度の値段がするのは仕方が無いなぁ、と思ったり、また老板が値段を下げてくれないのも然り、と考えたり、日本でお茶を作っても、価格競争で中国に負けるのは道理だなぁ、などど思いを巡らせるのであった。

茶農家に行かなくても、お茶の製造工程を北京でも見られる貴重なこの作業は、鉄観音の春茶と秋茶のシーズンのみ見ることができる。

次に見ることができるのは、来年4月。

@@@

わたしは武夷岩茶が好きなので、岩茶を扱っている店は必ず覗いて見てみるのだが、この日覗いてみたお店が面白い作業を行っていた。

大紅袍1 (3)
女の子が座って茎取り作業をしていたが
茶葉が鉄観音ではない。
店の中に香っているのも鉄観音の香りでは無い。

大紅袍1 (4)
なんと、大紅袍の茎取り作業を行っていた!

※大紅袍(da4hong2pao2/だいこうほう)

武夷四大名欉(武夷山の岩地に生える岩茶の中で特に優れた四種)の中で、一番有名。
茶王と呼ばれている。

天心岩九龍巣、天遊岩にある樹齢300年を超える母樹は4本(6本という説もあり)しかなく、幻のお茶とも言われている。

当然ながら、母樹から採れる茶葉が庶民の口に入るわけもなく、そこで市場に出ている大紅袍はニセモノだ、という人もいるが、母樹のものが市場に出回るはずが無い、という前提に於いて、その母樹から接ぎ木をした子の代、、孫の代の樹から採った茶葉も「本物の大紅袍」と呼んで良いこととなっている。
孫の代程度の大紅袍であれば、きちんとしたお茶屋さんであれば購入可能だが、値段はやはり高い。
安い大紅袍があれば、それは他の茶葉とのブレンドか、或いは全部他の茶葉。

日本においては、毎年10月にサントリーとルピシアが共同開発した330ml1200円(!)のペットボトルの大紅袍を発売している。
ペットボトルってことは、冷やして飲んでいる?
“ペットボトルの大紅袍”って、“使い捨てのLVバッグ”“化繊でできたエルメスのスカーフ”ぐらい違和感を感じるのだけど、まぁ、飲んだことも無いし、多くは言うまい・・・。

大紅袍1 (5)  
取られた後の茎。

大紅袍1 (10)
茎を取った茶葉を竹で作った籠に入れる。


 大紅袍1 (9)
籠の中は途中にネットが張られていて、半分ぐらいは空間ができている。

大紅袍1 (6) 
それを加熱機の上に乗せて烘焙(火入れをして茶葉をじっくりと乾燥させる)をする。
約1時間に1回籠をひっくり返して中を混ぜるのだという。

大紅袍1 (7) 大紅袍1
下の器具。
電熱器になっている。

大紅袍を烘焙している香りが部屋中に満ちていて、なんともアロマ~な空間だった。

この烘焙したてのお茶を買ったのか?
いや、これは見ただけで買っていない。
岩茶は通常春茶しか作らない。秋茶も採ろうと思えば採れるのだろうけど、やはり春茶には劣るので、秋茶は買わないことにしている。
また、岩茶は新茶が良い、というものでもないらしい。
作られてからすぐは「火味重」(火を通した味が残っている)と言ってまだ飲まず、半年~1年経ったものを「火味退」(火の味が消えた)ので美味しくなった、と言って飲み出す。
「火味」というのもまた抽象的な表現だが、要は味が落ち着いてくる、ということだろう。

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