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中国茶 茶芸技師 第1回 安渓鉄観音(1) 

先週から中国茶の“茶芸技師”の教室に通い始めた。

高級茶芸師、高級評茶員と進み、もうこれで学校での勉強は終わり・・・と一息ついたところだったので、「まだあったんかい!」という感じである。
もういいかなぁ・・・とも思ったのだけど、こういうクラスは人数が集まらないと開講してもらえないので、今後「やっぱり習いたかったなぁ」と思ってもなかなかメンバーが集められないということと、“高級”なんて言っちゃってるけど、全然中身が伴っていなくて、今までの復習も兼ねて、基礎を確認しながら積み上げたいなぁ、という気持ちもあって、教室に参加することにした。

@@@

《茶芸師/茶芸技師の資格》中国労働和社会保障部認定

1.初級茶芸師(国家職業資格五級) 
2.中級茶芸師(国家職業資格四級)
3.高級茶芸師(国家職業資格三級) 
4.技師(国家職業資格二級)←現在、ここまでが外国人も取得できる資格。
5.高級技師(国家職業資格一級)

《評茶員/評茶師の資格》中国労働和社会保障部認定

1.初級評茶員(国家職業資格五級)
2.中級評茶員(国家職業資格四級)
3.高級評茶員(国家職業資格三級)
4.評茶師(国家職業資格二級)←こちらも、たぶんここまで。
5.高級評茶師(国家職業資格一級)

@@@

いや、ホントに、先生や教室のせいにするのではないけど、わたしが茶芸師を取った教室はかなり大雑把で、“茶芸師”の資格と言いながら、高級では論文と筆記のみで、実技系は無かったのだ。(初中級ではもちろん実技試験はあったけど、他との学校の内容と比べると・・・)
なので、わたし、茶芸実技にはものすごくコンプレックスがあるのだけど、一方でわたしが習った茶芸のやり方は必ずしもお茶を美味しく淹れる方法では無かったため、「関係無いよなぁ」という気持ちもあり、今まで疎かにしていたわけである。

評茶のほうも、1回1回の授業はがんばってきたつもりだが、わたしは特に優れた味覚保持者ではないため、評茶の実習ではいつもダメっ子。
天性の才能があるわけでもないので、これは回数をこなして経験値でカバーしなくては・・・!と、お茶市場で老板と仲良くなって、いろんな種類のお茶を比較させてもらったりして経験値を上げる自主トレをしてきたわけである。

また、これも先生のせいにしてはいけないのだけど、評茶員初・中級の先生が新人の方で、先生用のプリントをそのまま板書していくような授業であったことと、先生自身がコースの全体像を把握していなかったようで、最後のテスト前の復習時に、習っていないこと、聞いたことも無いことが続々出てきて焦ったこともある。

茶芸師と評茶員の資格はそれぞれ異なる学校で取得したのだが、学校毎に試験の内容も異なり、従って授業内容も異なり、習ってきたこと、その学校(というか、老師)の大事だと考えることも異なるため、新しい学校に行くと、「前の課程でそんなことも習わなかったの?」と言われることがよくある。

・・・というような経緯もあり、1つの学校の教え方に不安をもっていたことと、自分の知識のばらつき加減も不安に思っていたため、最後にもう1回知識の確認を行おう、と思った次第である。
今回の学校も、今までの2校とは異なる学校である。
ここでも早速第1回目の授業で、「今までの課程で習っているはずです」と言われるシーンがあった。

ヤ・・・ヤバイ!

う~ん・・・もしかしたら習ったかもしれないけど忘れていることとか、あやふやな点をこの機会に再度異なる先生に確認して知識を固めたいと思っていたのだけど、今度の先生は厳し目なのか、今までにわたしが通ってきた他の学校よりも良い学校と思わせたいからか、

(そんなことも知らないの?)

的雰囲気が出ていて怖い・・・。

わたしとしては、高いお金を払って授業を受けているのだから、他では質問できないことや、他でも聞いているけどこの先生の意見も聞きたい、ということを先生の口から聞いてみたいのだけど、そういう態度はあんまり歓迎されていないような・・・。

まぁ、お金を払っている立場なのだから、先生にウザイと思われても、お金を払った分以上は知識を獲得して行かないと授業料が勿体ない!

+++

以下、復習メモ。

茶芸技師 第1回 安渓鉄観音

第1回目の授業は、先生が西坪より持ち帰ったという鉄観音の秋茶の新茶が教室にあったため、鉄観音で始まった。

【安渓鉄観音】復習メモ

三葉一心で摘む

*鉄観音は葉が3枚+“芽”ではなくて、“心”という芽よりちょっと伸びた状態のものを摘む。

091018_tieguanyin.jpg 
丸で囲った部分が“心”

「“”ではなくて“”というんですね」

と老師に確認したら、

「そういうことはこれまでの課程で習っているはずです。鉄観音の先端にあるのは“芽”ではなくて“心”と呼ぶのは業界の常識です」

みたいに言われたヨ!

もうね、こういうの言われるとすごく凹むんですよ、わたしは。

で、家帰って早速過去ノート調べましたよ。茶芸師~評茶員まで。
どこにも書いていないんだよね~。

一番最初に習った茶芸師コースでは「一芽三葉」とノートに書いてある。
この頃は自分の知識なんて全然無いはずなので、当時の老師が書いたことをそのまま写しているはず。

次に評茶員コースのときのノートを確認。
鉄観音は出荷されてくるときは“三葉一心”で摘むのだが、売られる前に店の人の手によって茎が取られ、ばらばらの茶葉になって売られている。
今、丁度お茶市場では家族・親戚総出で鉄観音の茎を取る作業をしているのをそこかしこでみかけることができる。
なので、お茶を淹れるために茶葉を観察する段階では、“三葉一心”の状態では既に無い。
ということで、評茶員コースでは摘む時の茶葉の様子については触れられていない。

次に調べたのが、厚さ400ミリの『中国茶葉大辞典』。

「安渓鉄観音」の欄を調べると・・・

“采摘無性系鉄観音品種新梢駐後開面二、三葉”

と書かれている。『中国茶経』も似たような表記。
つまり、特に「心」という表記が使われているわけではない。

*因みに、日本語で書かれた中国茶関連書籍の中でもポピュラーと思われる『中国茶の本』(平田公一著)、『中国茶図鑑』(工藤佳治著)のどちらにも安渓鉄観音の摘む時の状態についての記述は無し。
緑茶に関しては『中国茶図鑑』では、全て「一芯〇葉」という表記を行っており、『中国茶の本』では種類によって「一芽〇葉」或いは「一芯〇葉」という表記を使っている。「〇葉一芯」という表記は見られなかった。
『中国茶文化』(棚橋篁峰著)においては安渓鉄観音について“開きかけた一芯と二,三枚の葉を一緒に摘む”とある。

以上により推測されることことは、老師は「鉄観音は“三葉一心”という表現を使うことは常識です」みたいに仰っており、それは実際に非常に正確な言い方なのだと思う一方、それほど周知徹底した言い方でも無いのではないか、ということ。

少なくともわたしが過去に習った3名の老師はこの言い方をしていない。
過去の老師にこれを聞けば、

「そういう言い方もしますね」

と言うだろうけど、授業中、これを注意点として言わない程度の認識だったことは確かだ。

このことで、何が言いたいかというと、この老師が厳しい!とか、めっちゃ正確だ!ということではなくて、おそらくこの老師は鉄観音の言い方(或いは今後出てくる全ての茶葉に及ぶかもしれない)に非常に厳格な認識を持っている、ということがわかった、ということ。
西坪まで行っているぐらいだから、もしかしたら鉄観音に特別な愛着を持っているのかもしれない。
*評茶員を取得した学校で試飲したのは感徳(鉄観音の産地のひとつ)の茶葉だった。

通常は“一芽〇葉”という言い方をするため、習慣的に“一心三葉”と言ってしまったら、これも即座に「三葉一心!」と訂正されてしまった。
よほどこの言葉に拘りがあるのだろう。
個人的には「一」なのでは・・・とも思ったのだけど、そこは先生に尋ねても、先生もプライドがあるから「どちらでもいい」と言うに決まっているので、聞けなかった・・・。もう少し信頼関係が築けたらもっと聞きたいことが自由に聞けるかも。
(中国人の先生はプライドが高いためか、自分から話すことは流暢だが、受講者側からの質問や「それ、違うのでは?」という指摘に対しては過剰なほど防御を張る傾向がある。これは語学の先生も同じ。)

もうひとつ感じたことは、やはり老師によって拘るポイントが違う、ということだ。
今回の件で、老師はわたしのことを基礎も知らないヤツと思ったかもしれないが、そのおかげでわたしは「鉄観音は“三葉一心”」ということを覚えられたのだから、これはこのコースを取った甲斐があったというものである。
「聞くは一時の恥 聞かぬは一生の恥」である。
*中国語だと「求教是一時是恥[chi3]、不問是終身是羞[xiu1]」だそうだ。どうでも良いって?

@@@

とまぁ、「三葉一心事件」を経て、授業は進む。

一緒に授業を受けている皆様、これからもわたし、すごく初歩的なことを老師に聞いてしまうかもしれません。

「え?こんなことも知らないの?」

と思わず、生温かい目で見守ってやってくださいませ。

あー。授業メモ、まだ1行しか書いていないのに、「三葉一心事件」に燃え尽きたので、続きは次回・・・。あでゅー。

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