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《牡丹庁》貴州大廈【前菜篇】@北京 

貴州大廈の貴州料理レストランは美味しい、ということで、某SNSコミュニティーでわたしが主催させてもらっている『中国を食べよう』企画により、総勢14名で食べに行った。

この企画は、1か月に1度、中国の地方料理を食べに行き、最終的には全省制覇をしよう!というもの。
京弁餐廰がその省の代表的な料理を取り扱っていなかったり、それほど美味しくない場合もあるため、対象は京弁餐廰に限ってはいない。

今までに既に6省(自治区・直轄市)を制覇し、今回の貴州は7つ目の省である。
今回は貴州大廈内のレストランということで、京弁餐廰を利用したことになる。

【今までに制覇した地域】

第1回 北京市 《劉宅食府》老北京私房菜〈前篇〉@北京 
第2回 重慶市 《望京1号》重慶料理@北京 
第3回 雲南省 《金孔雀 徳宏傣味餐館》雲南/傣族レストラン(弐)@北京  
第4回 安徽省 安徽省京弁餐廰@北京  
第5回 湖南省 
《岳麓山屋》湖南料理 [其の弐]@北京  
第6回 四川省 四川省京弁餐廰[前篇]@北京 

ちなみに、中国には23省5自治区4直轄市2特別行政区があるため、34の地域を全部制覇するには、毎月1か所順調にこなしても、3年近くかかることになる。
気長な企画である。
(この3年の間に、広州が直轄市になったりすると、また増えることになる)

+++

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北三環 地下鉄の駅からも徒歩2分の
非常に立地の良い場所にある貴州大廈
(まるでパンフの写真みたいだけど、相棒が写したもの)

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ランチもディナーも混んでいる 
 

貴州省は苗(ミャオ)族を始めとした少数民族が多い地域としても有名だ。
このレストランの服務員たちも、それぞれ異なる民族衣装を着ていて、とても可愛い。

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男の子は帽子をかぶっているのかと思ったが、
良く見たらてっぺんには何もなかった。

@@@

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メニューの表紙
ちょっと怖い・・・

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貴州と言えば犬料理が有名。
ここではわんちゃん鍋も食べられる。
今回はこれが主旨ではないので頼まなかったけど。

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以前upした苗族の「酸湯魚」も食べられる。

@@@

10人以上座れるテーブルが無い、ということで、7人×2テーブルにするか迷ったのだけど、できるだけたくさんの料理を頼みたかったので、みっちみちに座って14名1テーブルで食べた。
きつかった皆様、幹事のワガママですみません・・・!

今回食べたのは、こんな料理。

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茅台ビール 16元

「茅台酒」と言えば、貴州を代表するお酒である一方、中国の“国酒”としても有名な白酒。
(周恩来が田中角栄をもてなしたお酒でもある。角栄さん、お酒強そうだからなぁ・・・。)


このビールと「茅台酒」は直接は関係は無いが、貴州の地ビールらしい名前。


「北京のビールより濃くて美味しい!」


という声があったけど、実際のアルコール度数は3.6度前後。

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香茜拌水豆豉[xiang1qian4 ban4 shui3dou4chi3] 16元
香菜と「水豆豉」の和え物

「豆豉」とは、老干媽豆豉でお馴染の、大豆を煮て発酵させた調味料。乾いたもろみみたいなものかな?
これは乾燥していないので、「水豆豉」。
納豆そっくりの味。
唐辛子で辛く味付けがしてある。
納豆好きにはたまらない味!

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水豆豉拌蕨菜[shui3dou4chi3 ban4 jue2cai4] 12元
蕨の納豆和え

こちらも同じく水豆豉を使った涼菜。
和えているのは蕨(わらび)。
日本の蕨と同じ。
そのまんま、「蕨の納豆和え」と言える。
唯一和食っぽくない点と言えば、唐辛子がたっぷり和えてあること。
この貴州唐辛子、前回の酸湯魚の時にも紹介したように、なんだかとっても鰹節の味っぽいのだ。
唐辛子が辛いことを除けば、蕨・納豆・鰹節、と、なんとも懐かしい味がするのが不思議。

*これは食事会の下見の時に食べた料理。

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笋絲拌折耳根[sun3si1 ban4 zhe2er3gen1] 16元
細切り筍のドクダミの根っこ和え

以前、貴州省に住んでいた日本人の方に、

「北京で“折耳根”って食べます?」

と聞かれ、「はて・・・何の野菜だろう・・・?」と思ったことがある。

「それって日本語で言うと何ですか?」

と聞いたところ、

「ドクダミの根っこだそうです」

とのこと。


ほー。それなら「魚腥草[yu2xing1cao3]」って言っているやつだと判明。
北京でもスーパーで売っているが、レストランなどの定番の前菜とは言えない。


しかし、雲南や貴州に行くと、みんな必ずこれを注文している。
美味しいから?と思われるかもしれないが、味は・・・


実家の裏庭の味がする・・・」(by Kさん;←今回のヒット発言賞!)

苦くて、なんとなく湿った土のかほりがするのだ。
初めて食べる人には、決して美味しいとは言えない味である。

しかし、ドクダミの根っこは、「魚腥草(ぎょせいそう)」と言う名で漢方食材とされている。効能は…

漢方では血液循環を良くして神経痛を改善、動脈硬化、高血圧に効果あるとされている。
また、抗菌作用、抗ウイルス作用、解熱、、解毒、慢性皮膚疾患、肌荒れ、できもの、アトピーなどにも効果があるとされている。

健康美容用語辞典より

「抗ウィルス作用」がヒットしたのか、前回の貴州料理レストランには「ドクダミの根っこは新型インフルエンザの予防に有効?」と書かれたポスターが貼られていた。(一応疑問形)

それは無いと思うけど。


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遵義豆腐渣[zun1yi4 dou4huzha1] 16元
遵義風おから

メニューを見ていて、「あれ?これ、おから料理?」と思いオーダーしたもの。

「豆腐渣」(とうふのかす)って、正に“おから”のこと。

わたしがこれに注目したのは、中国は豆腐の加工品の種類が日本よりずっと多く、豆乳も日常的に飲んでいるのに、なぜか“おから”を売っているのを見たことが無かったのがずっと疑問だったから。
緑豆のおからは「麻豆腐」という老北京菜として有名だし、スーパーでも売っているけど、大豆のおから料理は見たことが無く、おからそのものも売っているのも見たことが無い。
(“卯の花”[おから]が食べたくて、わざわざ大豆から豆乳を作り、おからを自作したぐらい、おから料理が好きなのだ)

しかし、2008年の四川大地震の時、倒壊した小学校などのことを「豆腐渣工程[dou4fu1zha1 gong1cheng2]」。 (おから建築)」と呼んでいたことから、おからは存在することは確認できた。
でも、食べたこともないし、見たこともないんだよな~・・・と思っていたので、「あっ!」と思ったわけである。

実際に食べてみたところ、日本のおからとはちょっと違う。
おからと豆腐の間、という感じ。
日本のおからよりかなり豆腐っぽいのだ。

なので、わたしの個人的な意見としては、「おから」と「豆腐渣」は概念としては同じだけど、食品としてはイコールではないと思う。

この料理そのものは、とっても優しい味で美味しかった。

「遵義(じゅんぎ)」とは貴州省の中の都市名。
日本では全く知名度の無い都市であるが、中国的には「遵義会議」があった場所として有名な地名。

遵義会議
1935年1月15日から17日までの3日間、貴州省遵義で開催された中国共産党の会議。
出席者;毛沢東・周恩来・劉少奇・朱徳・小平・楊尚昆・林彪・彭徳懐・陳雲・秦邦憲・聶栄臻・張聞天・王稼祥・凱豊・発・李富春・劉伯承・李卓然・オットー=ブラウン(コミンテルンより派遣されたドイツ人軍事顧問)・その通訳伍修権

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黄果樹双凍[huang2guo3shu4 shuang1dong4] 28元
黄果樹風豚肉のにこごり 

「黄果樹」も貴州省の地名で、「黄果樹大瀑布(黄果樹の滝)」が有名。
「黄果樹大瀑布」はアジア一の滝と言われており、滝の幅は81メートルで、落差は20階建てのビルの高さに相当する74メートル。
18カ所もの滝が散在するこの風景区は、世界最大の滝群としてギネス記録にも認定されているとか。

1997年にわたしもここへ行ったが、なんと水量が一番少ない時期だったため、「アジアのナイアガラ」と聞いていたほどの感動は無かった。
再度、水量が豊富な時期に行ってみたいものである。

この店の奥の壁には「黄果樹大瀑布」の絵が描かれている。

あ、この料理だが、肉がさっぱりとしていて美味。
つけだれを付けるとさらに美味。
中華は肉の前菜が豊富で料理の仕方も上手だと思う。

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安順絲娃娃[an1shun4 si1 wa1wa] 12元(1皿)
安順風野菜のおくるみ

「安順」は貴州省の地名。

「絲娃娃」はどういう意味だろう?と考えたのだけど、「絲」は細切り、「娃娃」は赤ちゃんや人形のことなので、恐らく細切り野菜を赤ちゃんみたいにくるんだもの、という意味のネーミングなのだろう、と推測。
味は生春巻きっぽい。
中華というよりベトナム料理のようにヘルシーであっさりとした料理。
くるんでいる皮は米で作ったライスペーパーだと思う。

ちなみに、安順もわたし的には思い出の地。

前述貴州旅行の最大の目的は、黄果樹の滝を見るためではなく、貴州省安順市で現存する仮面劇「儺[nuo2]」が上演される、と演劇関係の本(中国の)に書いてあったため、それを見るため、激寒の春節時に一人、わざわざ貴州まで行ったのである。(安順は黄果樹から近い)

結論としては、やってなかった

ただ、仮面は売っていたので、記念に買って帰った。

地元の人に「この辺で仮面劇の上演はあるのか?」と聞いたが、誰も知らないとのこと。

当時はネットも無かったし、本しか情報源が無かったのだが、それが古かったのかもしれない。

春節時だったため、公共交通機関が休みで、仕方なくヒッチハイクで黄果樹まで行ったのだが、車に乗せてくれた若者に料金ぼったくられたりした上、「アジアのナイアガラ」と呼ばれる滝も水量が年間で最も少ない時で迫力も無く、まったくテンションの上がらない旅行であったことも、今では良い思い出である。

こんな旅行はもうきっとしないだろう。

安順、と聞くと、そんなしょっぱい旅行を思い出す。

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咸蛋黄鴨巻[xian2dan4 huang2ya1juan3] 28元
塩卵の鴨巻き

 聞くからに美味しそう名前でしょ?

見た目も美味しそうだったのだ。

なので、料理がわたしの前に来た時点で皿には殆ど残っておらず、仕方なく自分の皿に取った分だけを撮影。

塩漬けにした卵の黄身を鴨の肉で巻くなんて、美味しいに決まってるじゃないかっ!

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拌苦菊[ban4ku3ju2] 12元
エンダイブのスプラウト

「エンダイブのスプラウト」ってちょっとわかりにくい日本語になってしまったけど、この「苦菊」は日本では「エンダイブ」と呼ばれているらしく、サラダ菜の一種らしい。
詳細はayaziさんの《北京。おいしい生活。》をご参照ください。

これは、その「エンダイブ」の芽の状態(スプラウト)を生でがしがし食べるもの。
水菜みたいなほろ苦さが美味しい。
結構人気があって、料理がわたしの前に来た時にはこれぐらいになっていた・・・。

@@@

貴州料理、ヤバいでしょ?

まぢで旨かったっす。

だまだ料理は続く・・・。

次回はいよいよ熱菜篇!

+++

《牡丹庁》
朝陽区和平西橋桜花西街18号貴州大廈2階

ph;010-6444-4466
*貴州大廈のフロントに繋がるので、レストランに繋いでもらう。


※地下鉄5号線「和平西橋」下車徒歩2分
B(東北)出口を出て、北環東路を渡ってスグのビル。

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当ブログにエントリーした情報をindexページに纏めました。 
 

《週刊中国的生活》 
index:レストラン 
《週刊中国的生活》 index:中国茶 

《週刊中国的生活》 
index:北京おもしろSpot 
《週刊中国的生活》 index:料理《胡同食堂*菜単》

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