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東京トワイライトゾーン★北千住 【其の弐:本丸突撃篇】 

ティリリリ ティリリリ ・・・

垣根の 垣根の ・・・

『トワイライトゾーン』の音楽を思い出すと、いつの間にか♪垣根の垣根の…になってしまう人、同世代。

@@@

そんなことはどうでもよくて、前回の続き。

これから本丸突撃!という直前に、道先案内人のOちゃんがダウンし、帰宅することに。
非常に残念だったが、致し方なく、相棒と2人で千住一怪しい“昭和の店”に入ってみることにした。

過去記事:北千住散策でガロ的 

ものすごく不思議な店、発見!
「昭和の店」と書いてある。Oちゃんもかなり前から気になっていたのだけど、怖くてよく中を見られなかったというので、今日は2人いるという心強さから店の中を覗いて見てみた。
店の外にも中にも「昭和」的なものが並び、店を覗くと店主らしきおじさん(推定50代)が
中原淳一のオリジナル本を持ってきて、「こういう貴重なものがある店だから入ったらどう?」という感じで誘われたのだけど、飲む系の店ということで、飲めないOちゃん&わたしはこの日はパスしておいた。
そしたら、あと2人店の人が出てきた。二人ともおばぁさん(推定70代)で、一人は眼鏡の下に右目だけガムテを貼っている・・・。怖いんですけどー。
もう一人は顔は70代なのに、服装は清楚OLっぽくて、スタイルも良い。
これはこれで、なんか怖い。
ガロっぽい。
これはこの世???
昭和の店、要チェック。
今度、改めて訪問予定。

(過去記事より)

+++

090813_senju(31).jpg 

前回話しかけられた時には、「2000円ぐらいで飲めますよ。居酒屋ぐらいですよ」と言われたのに、いざ入って座ったら、前金3000円+チーフ・チーママがつくので+1000円で一人4000円取られた。

チーフは前回話しかけてきたおじさんのことで、50代かと思ったけど、良く見たら結構若い。
40代とのこと。
東京芸大を出た後、美術関係の仕事をしつつ、 1920~30年代マニアをしつつ、昭和コレクターをしているという不思議な方。

チーママは、70代?80行っちゃってる?
真っ赤な口紅、前回は黒いタイトスカートだったけど、今回は真っ赤なタイトスカート。
ビールを頼むと、チーママが注いでくれる。

今回はいなかったけど、前回最初に話しかけてくれた片目にガムテを貼っていたおばあさんはさっちゃんとのこと。 (金曜日は出勤するらしい)

ポスター、雑誌等の昭和グッズに囲まれたソファーに腰掛け、マスターと話をする。
座れるスペースはソファーにがんばって3人、奥にもう1つ椅子があって、たぶん全部で5,6人が限界。

基本的にマスターが今自分が関わっている美術展などの話を一方的に繰り広げる、という形で会話が進むのだが、わたしはそれを見越して、会話的に“負けない”相棒を連れてきた。
ボールを投げると犬が走り出すように、マスターが話し出すと、相棒も負けじと話しを展開する。これは一種の習性と考えて良いだろう。
こういう場所に一見さんで行くには、相棒のような“しゃべくりで常に前に出る”習性を備えた人を連れて行くことが必須である。

マスターの話は、千住の歴史から昭和の文化人、現在関わっていらっしゃるというルネ・ラリック展に至るまで、どんどん進んでいく。(イトーヨーカ堂第一号店は北千住なんだって!千住の歴史を書いた本に写真が載っていた。ちなみに、中国では成都。)
先週買ったというワカメちゃんとタラちゃんのセル画・知り合いが書いている本・この店が載った雑誌…どんどん回覧物も回ってくる。

この店、「小柳」というのが正式な名前で、チーママ曰くここで45年やっているのだとか。
真っ赤なルージュのチーママがいる店ということで、『monoマガジン』にも紹介されている。

いつもはモモちゃんもいるんだけど・・・


というマスターの言葉に「なんだ~!女の子いるのか~♪」と喜んではいけない。
“モモちゃん”は、ネコの名前だす。
お腹がいっぱいになると2Fに上がって寝てしまうらしい。

この店には1時間ほどいて、主にマスターといろいろな話をさせて頂いた。
(チーママは基本的に相槌を打ったり、“おほほ”と笑ったりするだけで、話には加わってこない)

居酒屋だと言っていたのに、実質スナックで、烏龍茶コップ2杯で4000円も取られて高いなぁ…と最初は思っていたのだけど、店を出るときにはこの金額の意味がわかった気がする。

この「小柳」はすべてが奇妙。

マスターも奇妙だし、チーママはもっと奇妙だし、店の中も奇妙。
チーママもさっちゃんも、唐十郎の赤テントの世界をそのまま現実に置き去りにしたかのよう。
ものすごく異空間で、実際に『monoマガジン』のような雑誌にも紹介されているので、噂などを聞いて「ちょっと覗いてみたい」、という興味本位の人はかなりいると思う。(含むわたし)

でも、この店の人たちはそういう人たちに来て欲しいとは思っていないのだと思う。
マスターは真面目に北千住発信の文化を起こしたいと思っているし、そういう話を真面目にできるお客さんに来て欲しいのだと思う。
なので、金額を多少釣り上げることで、単なる見学者を排除しているのではないか・・・そんな気がした。

「小柳」の磁場は完全に狂っている。
でも、中にいる人はウケ狙いなどではなく、至って真面目に店をやっている。
店をやっている、というよりは、そういうサロンを作っている、というほうが適切かもしれない。
そこは理解しないといけない、と思った。

渋谷は丸山町ラブホ街の入口の百件軒にある、知る人ぞ知るカレー屋《ムルギー》にも通じる異空間。

《ムルギー》も15年ほど前は妖怪村から出てきたかのような老人・老女が薄暗い店の中でカレーを出してくれていたが、その後行ったときには明るい健康的な人間界の店に変わっていた。

ちょっと前には、渋谷や下北沢にも《小柳》のような店が結構あったのだけど、今はどこも蛍光灯が明るく照らす店に変わってしまったので(わたしが追えていないだけかもしれないけど)、北千住の《小柳》には、この異空間加減を保ちつつ、千住の文化発祥の店となって欲しいと、切に思う。

@@@

090813_senju(26).jpg 
北千住は森鴎外縁の地でもあり。

090813_senju(1).jpg
相変わらず、ネコが多い。

090813_senju(2).jpg 090813_senju(3).jpg
カメラ向けたら睨まれますた・・・

+++
 
当ブログにエントリーした情報をindexページに纏めました。 
 

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コメント

噂は聞いていて気になっていたけど、
ココの日記読ませて貰って、
興味倍増です。
暇になったら某出版社(そっち系)の知り合いと
行ってみます。
中に入る勇気があるかどうかは、
出たとこ勝負です。

〉つるるん

やはり噂は出ていましたか・・・。
チーフと会話する心構えがあれば、是非身を投じてみてください。
価値はあると思います。

北千住其の一、其の弐

一は、あの楽しい散策を思い返しながら、そして、弐は、帰らざるを得なくなった無念さを思いながら、しかし、店や人々を知っているので、読みながら、まるでそこに自分も座っているかのような気持ちになりました!あ~おもしろかった!!ありがとう!!
「磁場は完全に狂ってる」う~ん!なるほどね~。
次々と回覧物が回って来たりって、笑える!
ちなみに「ももちゃん」私が、初めてあの店の前を通ったとき、店から出てきたところを見ました!
北千住はホントに猫が多いのよね~
古着屋、雑貨屋、卵屋、花屋、あらゆる店にいて、店には「カリカリ」が常備されてるのよね~。

〉oyuちゃん

北千住を楽しめたのは、すべてoyuちゃんのおかげです!
本当にありがとう。
昭和の店の件は残念だったけど、ブログに書いた感じだったので、行かなくて話聞くだけで良かったかも…?
また機会があったら入ってみてください。
ももちゃん、店の人に愛されていますねー。

はじめまして

突然、おじゃまします。
「小柳」を検索していてこちらにたどり着きました。
内容がとても充実して面白かったので、私のブログで紹介させていただいてます。
事後報告ですみません。都合悪いようでしたら削除しますので。
私には到底入れるお店ではなかったので、とても参考になりました。

ちなみに、くるりの岸田くんが大好きな私は「色即ぜねれいしょん」の記事にも反応してしまいました。(歌も聴いてみてください。)

>makiさん

コメントありがとうございます!
「小柳」で検索してきて下さった、っていうのが嬉しいですね~。
「小柳」、健在のようで嬉しいです。
何気に北千住ファンのわたし。

makiさんのブログにもお邪魔いたしました。
こちらは、「鳥信」ネタに反応してしましました!
御縁ですね~。

今後とも宜しくお願いいたします!
「くるり」も、実はちゃんと聞いたことが無いので、今度聞いてみます。
(なんせ、紅白で初めて「コブクロ」とか「絢香」とか聞いたクチなので。実は「ゆず」もちゃんと聞いたことが無くて…。)

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