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中華女子学院学術サロンに参加してみた 

9月20日(木)日記

「中華女子学院学術サロン」というものに参加してみた。
中華女子学院というのは、(宋家3姉妹の)宋慶齢が創立した中国唯一の国立女子大学だということで、学校自体にも興味があったんだけど、そこでこの日は雑誌『農家女』を発行しているNGOの主催者が「中国農村婦女自殺現象分析」の講演をする、というので、W興味で参加してみた次第。

NGO『農家女』は北京郊外に農家女職業技能訓練学校を設立していて、地方の文字通り“農家女”を連れてきて職業技術訓練を行い、まず大都市で就職させ腕に職をつけてから故郷で開業するための支援を行っている。

北京のような都会にいると、中国は男女同権社会、或いは女性の方が強い社会に見えるが、一歩農村に入ってしまえば、日本以上の男尊女卑社会が広がっている。(出生児の男女比を見れば、男女が同じく扱われているなんてウソだとわかるけど)

同NGOは主に少数民族で、学問も身に付けさせてもらえなく、このままでは農村で農家女として貧しく行きていくしか道の無い青年女子に職という“種”を植えるという尊い活動をしている、中国でも非常に素晴らしいNGOであり、活動が評価され今年アメリカの“婦女重要之声”(中国原文)という賞を受賞し、主催者はヒラリーさんから表彰されている。


・・・という行政の隙間を縫って現代中国の繁栄から零れ落ちた場所を補完しているこのNGOと、こちらからのラブ・コールが実り来年から一緒にお仕事することと相成ったため、ご挨拶の意味も兼ねて話を聞きに行ってきた。

サロンは外部にも解放されている、とは言え、集まっていた30人ぐらいのうち、日本人女性3名(←今回のお誘いを下さった方)、うちの事務所の中方スタッフ1名、当学院の男性教師2名の他は全員この学院の学生だった。

サロンに集まった人たちの自己紹介から始まったのだが、この段階で席についていた日本人はわたし1人だったため、「なぜ外人が・・・」という反応が。ネガティブというよりは、好意的に受け入れてくれたのでまずは安心。

講演はまず、農家女の主催者が学生に質問するところから始まった。

「この中に農村出身者はいる?」→数名挙手。

「あなたたちの周囲で自殺した女性の話は聞かない?自殺の理由は?」→次々と挙手して発表する学生。

ほほー・・・。と思いましたね。

今まで中国の中学校、高校、大学の授業を見てきたけど、こういう風に授業を始める先生、初めて見た。

日本では普通だけど、中国では「講義」と言えば先生主導で、一方的な展開の方が普通。

しかも、のっけからそんなディープな話、外国人に聞かせてOKなわけ?って、こっちが心配になる。

しかしながらさすがヒラリーと握手するような人物。

その後農村部の女性の自殺率の高さについてデータを交えてPPTで解説していく。

以前別の講座で聞いた話では、一般的にどの国でも自殺率が一番高いのは中年男性であり、要はそこに社会のプレッシャーがかかっているからだ、しかし中国は特殊で、女性の自殺率が高い。正確に言えば農村部の女性の自殺率が高く、中国において社会的プレッシャーがどこにかかっているのかがよくわかる、というものだったが、その内容ともリンクし、非常に説得力のある内容だった。

+++

本日の講義、内容もいわゆる共産党的なものではなく、中国の本当の姿をそのまま見せてくれる貴重な内容だったことも面白かったし、それが宋慶齢が創立した中国唯一の国立女子大学にてサロン形式で行われている、という設定そのものにも興奮した。

こういう人たちの努力の積み重ねで、中国は正気を保っていられるのだと知った夜だった。



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ちなみにこの中華女子学院、“民弁”と呼ばれており、ちょっと特殊な大学という位置づけで、偏差値も高くないため、知名度はそれほど高くないようです。




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