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記念日のプレゼント@北京 

7月下旬に一時帰国をするため、お土産用のお茶を買いに茶葉市場へ。

わたしの中国限定得意技に、「郷土ネタ」というものがある。
前職で中国のかなりディープな場所ばかり出張に行っていた関係で、中国のローカル地名にかなりかなり詳しくなった。そのため、中国の人と話をしていて、出身地の話題になった時、かなり盛り上がることが出来る。

オフィスで働いている人は北京出身者が多いが、マッサージ屋の女の子、レストランで働いている子、お茶屋さんで会う人たちは地方出身者が多い。

今までの典型的なパターンで言うと・・・

中国人;「あなたはどこの人?」

わたし;「日本人。あなたは?」

中国人;「〇〇(省)。知ってる?」

わたし;「知ってるよ。△△(省都名)のあるところでしょ?」

この段階では、外国人だし省都ぐらいしか知らないだろう、と思ってかそれ以上のことを言おうとはしない。しかし、わたしはさらに話を進める。

わたし;「〇〇(省)なら、△△(省都)以外に、▲▲(市)とか、▼▼(市)に行ったことがあるよ」

というと、結構ここからが盛り上がる。

さっきまで「省都出身です」みたいに話していたのが、

「え?▲▲行ったことあるの?」

と目を輝かせて言われるので、

「出張で行ったよ。**(観光地)があるところでしょ?」

とさらに具体的に話をすると、すごーーーく喜ばれる。

行ったことが無い場所の場合、その省の有名な茶葉の名前を言うと、それも喜ばれる。
中国茶に関係の無い仕事の人でも、故郷の名産物は知っているものだ。

中国人は日本人の何倍も郷土愛が強いように思う。
故郷のことを知っていると外国人に言われて嬉しくない人はいないと思うが、中国人にとってその気持ちは日本人以上に強いようだ。
なので、わたしは毎回この話題でハートをキャッチすることにしている。

今回も、初めて入った某お茶屋さんで、郷土話をした。

わたし;「老板(店主)はどこのご出身ですか?」

老板(←っていってもわたしより若いと思う);「浙江。杭州があるところだよ。」

わたし;「杭州、行ったことあります。あと、温州も。」

老板;「え?温州に行ったことあるの?僕は温州出身なんだ」

わたし;「温州で烏牛早という緑茶を飲みましたよ。すごく美味しかった!」

老板;「えー!烏牛早を知ってるの?あれは龍井に似ているけど、龍井より早く摘まれるんだ」

わたし;「だから、烏牛“早”って言うんですよね」

この後、わたしは「温州は海鮮が美味しかった」「貝を食べたが美味しかった」と、温州を褒めまくった。いや、本当に温州の海鮮は美味しかったし、温州で緑茶を飲んで、わたしはしみじみ中国の緑茶を美味しいと思ったのは本当の話だ。

その後、温州話が終わり、最近お茶屋さんに行くと必ず出てくる話題がここでも出てきた。

「“金駿眉”を知っているか?」

“金駿眉”とは中国紅茶の正山小種(ラプサンスーチョン)の最高級品。
この茶葉が今年は大高騰し、去年産地である武夷山で500g3000元だったものが、今年は8000元になったことが北京の茶葉市場最大の話題のようである。
北京の市場では、安い所で500g5000元、高いところだと1万元以上する。
ここまで来ると贈答品でしかなくなってくる。

この話題の金駿眉を武夷山旅行から帰ってきた方が某茶話会で出してくださったのを1回だけ飲んだことがあり、またお土産にこれの1ランク下の“銀駿眉”(←これも充分に幻)を頂いたため、一応今年の金も銀も飲んだことがあると、老板に言った。

そしたら、老板が「うちにもあるよ」と言って、木箱に入った金駿眉を出してきた。

090718 cha(4) 
老板が言うには、非常に生産量が少なく、
この茶葉市場全体でも3斤(1.5Kg)しか入っていないとのこと。

090718 cha(2) 
中は個別包装。

おー!金駿眉だー!
写真撮ってもいいですかー?

と興奮して老板に言ったら・・・

090718 cha(1) 

パッケージを開けて茶葉を見せてくれた。(香りが飛んじゃうからいいですよーって言ったんだけど、開けてくれた)

しかも。

この茶葉、また密封機で封をするのかと思ったら、ビニールの小分け袋に入れて、

「あげるよ。」

と、くれたんである。

わたしに!!!

金駿眉だよーーーーー?

市場価格500g8000元→50g800元→これ3gとしても48元!

さすがにわたしも断った。
金駿眉はもらっちゃいかん。

しかし、老板も一旦やると言ったものを引き下がるわけにはいかない。

なので、数回、「やる」「いいですよー」「いや、やる」「いいですよー」のやり取りをしたあと、素直に頂くこととした。

実は、この日は折しも我々の4回目の結婚式記念日。

「じゃ、ありがたくもらいます、実は今日はわたしの結婚式記念日なのです。だから、その記念品にもらいますね。この高価なお茶を結婚式記念日に老板から頂いたことはずっと忘れませんよ」

と言ったら、とても喜んでくれた。

わたしもとっても嬉しかった。

@@@

これを読んで、心がダークな方は

「そんな高いお茶、くれるわけないじゃん。ニセモノなのでは・・・?」

と思うかもしれない。(わたしが一読者だったらそう思うかもしれない)

まだこのお茶を飲んでいないから、これが本物かニセモノかわからない。

そんなことはどうでも良いのだ。

わたしはこのお茶を転売するわけでもない。わたしがもらったものだから、わたしが飲むのだ。
老板が仲良くなった記念にくれたお茶。
それで充分。
金駿眉というのは単なるアクセサリーに過ぎない。
わたしはこの紅茶を、次の誕生日に飲むつもりでいる。(大台に乗るしさー。何の大台かは敢えて言わない。)

@@@

お茶関係に悪い人はいない。

これは北京の茶葉市場でわたしが学んだこと。

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コメント

ぼくちんがそのお茶飲む機会はあるまつか^^?

結婚式記念日おめでとう。
お幸せにね。

>だーりんさん

記念日用にもらったお茶を、誕生日用にすり替えられたと警戒していらっしゃるようですが、もちろん一緒に飲みましょう。^^

>つるるん

ありがとうございます^^。
いつのまにやら4年経ってしまいましたー!
まだまだ先は長いぞー。

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