スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

[PR] 中国語留学のサポートなら

安徽省京弁餐廰@北京 

最近、京弁餐廰づいているわたし。

「京弁餐廰」とは、地方の省の北京駐在事務所レストランのことである。
北京には、中国各省や、市の駐在事務所がある。
市レベルだと部屋1つの事務所程度だが、省となるとビル1つが事務所になっており、ホテル機能なども兼ね備えている。その省の人が出張で北京に来たときに泊まったり、またその省出身の人がホテルやレストランを使うと割引があったりする。


ayaziさんの分析によると、駐在事務所レストランには2つのタイプがあるという。
1つ目は、その地方の料理が楽しめるレストラン、もう1つは首都での接待用にやたら豪華な料理が並び、必ずしもその地方の料理を楽しめるわけではないレストラン、だそうだ。

前回行った四川は前者だったが、今回の安徽はどちらかというと後者。
メニューを開くと、前半はすべて広東料理。フカヒレなど豪華絢爛な接待料理のページが続く。
広東料理が終わると次は何故か四川・湖南料理のページになる。
メニューの後半で、やっと4ページだけ安徽料理が出てくるのだ。


実はここに来るのは2回目で、4月下旬に
ayaziさんに連れて来て頂いたのが最初だった。京弁餐廰として、郷土料理のボリュームは少ないが、味はとても良かったので、再度行くことにしたのである。
4月下旬の記事を書く前に2回目に行ってしまったので、合体記事。

まず、安徽省だが、中国各省の中でもマイナー省に入ると思う。
「愛知と名古屋」「神奈川と横浜」「湖北と武漢」「広西と桂林」のように、大きい方(“県”や“省”)のほうはマイナーでも、小さい方(“市”)は有名、というケースもままあるが、安徽省の省都は合肥市、というと、ますますわからなくなる。

中国に何のかかわりも無い日本人だと、まず安徽省などという地名は聞いたことが無いし、中国に住んでいる日本人でも、「あんびしょう」と読んだり、中国語で「AN HUI」と読むのを知らなかったりするのは、ご本人の責任ではなく、安徽がマイナーだから仕方が無いのだ。(ちなみに、日本語読みだと「あんきしょう」)

中国国内的には、メジャーではないが、さほどマイナーでもない印象。(あくまでも個人の、だが。)
有名な黄山もあるし、ヴィッキー・チャオ赵薇)は安徽の出身だ。
安徽は地理的に上海に近いので、上海に出稼ぎに来ている人も多いが、北京でも安徽出身の人によく会う。
安徽は黄山毛峰やキーモン紅茶、六安瓜片をはじめ、有名なお茶の産地でもあり、合肥市にある安徽農業大学のお茶学科は中国茶の世界では有名なので、北京の中国茶関係で働いている人で、安徽出身者は結構多い。
また、省自体は豊かでないためか出稼ぎ者も多く、マッサージの店やレストラン、スナックなどで店員さんの出身地を聞くと安徽であることがかなりある。

安徽出身の人と話をすると、「何も無いところだよ。」と言うので、そういうときには、

「黄山は有名だし、有名なお茶もたくさんあるじゃないですか。」

と言うと、喜んでもらえたりする。

で、安徽料理。
これまたイメージ湧かない・・・。

調べてみたところ、安徽料理は実は中国八大料理のひとつに入っているという。


【中国八大料理】
山東料理(濃厚)、四川料理(麻辛)、江蘇料理(汁物)、浙江料理(滑)、広東料理(多彩)、湖南料理(辛)、福建料理(海鮮)、安徽料理(火腿)

火腿(ハム)って、雲南のが有名じゃなかったっけ・・・。

ってことで、イメージ湧かないまま、安徽料理へGo!

090531_anhui(7).jpg
五香醤驢肉 28元
驢馬(ロバ)肉はなかなか食べる機会も無いと思い、オーダー。
驢馬肉って貧しいイメージの地方料理として出てくることが多いような…。

090531_anhui(9).jpg
丁香魚伴蚕豆 18元
「丁香魚」は油漬けのジャコ。
「蚕豆」(ソラマメ)をしょっぱいジャコで和えた涼菜。
あっさりとしていてこの季節に美味しい。
「中華じゃなくて、日本料理みたいな味ですねー。」との声も上がった。

090531_anhui(10).jpg
爽脆筍絲 18元
日本で言うところの「メンマ」かな?
下に敷いてあるのは
窩笋[wo1sun3](うぉすん)
歯応えが美味しかった。

090531_anhui(3).jpg
水芹菜 28元
北方ではあまり見かけない野菜。
名前の通り、芹っぽいシャキシャキとした爽やかな歯応えが美味しい野菜。
炒めてあるけど、クタっとせず、美味しい。

 090531_anhui(5).jpg
腊味炒年糕 48元
甘いソーセージと韓国の「トッポギ」のようなお餅が入っていた炒めもの。
お餅が効いていて、美味しかった。
ニンジンをこんなに可愛く切ってあるのも、
北京のレストランで初めて見た。

090531_anhui(4).jpg 
八公山豆腐餃 48元
八公山は豆腐発祥の地だそうで、
八公山の甘い水に伝統的技法で作った豆腐を
餃子の皮にした料理。
皮が豆腐なので、レンゲで掬わないと崩れてしまう。
中の具は香菜が入った豚肉で、あっさりとしていて美味しかった。

090531_anhui(2).jpg
胡适一品鍋 88元
「胡适」(人名)は安徽省績渓の出身で、中国の「特殊外交官」だった人らしい。
彼がアメリカ大使だったとき、故郷の料理として作ったのがこの料理で、
大変評判が良かったことから、この名前が付いたとか。
外側を取り巻いているのはガンモドキのようなもので、
内側は卵で具を包んだ茶巾のようなもの。
凝っていて美味しかった。

090531_anhui(11).jpg 
黄山炖鴿 68元
鳩のスープ。
前回来た時にはヤマイモも入っていたが、今回は鳩だけだった。
あっさりしていて美味しいスープだった。

090531_anhui(1).jpg 
績渓干鍋炖 68元
要は「紅焼肉」
今までの華やかな料理と違い、北方っぽい無骨な外観だが、
甘くて美味しかった。
この料理にも、「績渓」の地名が入っている。

090531_anhui(6).jpg 
飄香蘿蔔酥 36元
大根パイ?
外はサクサクのパイ生地で、中にちょっとだけあまく味付けをした
細切り大根が入っている。

+++

もっと田舎料理で、脂っこくてしょっぱいかと思っていたのだが、どれも上品な味付けで、北京のコテコテ中華に慣れた舌には新鮮で美味しかった。

これが伝統的な安徽料理なのかどうかはわからないが、豆腐の餃子とか、珍しい料理も多く、充分楽しむことが出来た。

以上の料理を6人で食べて、1人あたり94元でした。

+++
安徽省京弁餐廰

朝陽区恵新西街1号 安徽大廈1F

※地下鉄5号線 恵新西街北口駅A出口を出てスグ。
ヨーカ堂(亜運村店)の西側徒歩5分
安徽大廈の中に入り、受付の向かい側がレストラン入口。


Ph:6496-5588(内線89)

+++
 
当ブログにエントリーした情報をindexページに纏めました。

《週刊中国的生活》 index:レストラン 
《週刊中国的生活》 index:中国茶 
《週刊中国的生活》  index:北京おもしろSpot 

+++   

 

 

スポンサーサイト

[PR] 中国語留学のサポートなら

コメント

幻の豆腐餃!

八公山豆腐餃、私が行った日はかならず品切れで未だに食べていません。
前回ご一緒した時もオーダーしたけどなかったのです。
私にとっては幻の料理・・・
これ食べるために、また行かないと。
今度は事前に電話予約しとこ。

安徽かぁ

安徽は文房四宝の産地なのだから、もっと自慢にしていいと思うのに。私は、鉄道が全省に通ってないのも陸の孤島化の原因だと思います。
私が彼の地へ行った時は、ともこさんが召し上がった丁香魚や豆腐餃のほか、どこへ行っても『老鴨湯』という鴨のスープやほっそいレンコンをよばれました。
ここの豆腐餃はむまそうですね。

>ayaziさん

おお!そうだったのですか!
我々はかなりラッキーだったんですね。

見た目ほどインパクトのある味では無かったですが、安徽の有名料理みたいなので、
一回は食べてみたいですよね。

次回はぜひ、食べられますように!



>丁未堂さん

>安徽は文房四宝の産地

えー!知りませんでした!(そっち方面疎いので・・・)
だったらもっと自慢したらいいのに、中国にしては珍しく、広報下手な省なんですね。
交通の悪さが存在感を薄くしているのかぁ。
実はわたしも行ったこと無いのです。
イマイチ興味が湧かなくて・・・。
『老鴨湯』美味しそうですね。美味しい物があるんだったら行きたいなぁ。(中国どこにでも実はありますが・・・)
豆腐餃、安徽ではよくある料理なんですね!知らなかった。
これももっと宣伝したらいいのに。

豆腐餃、かなり上品ですが、むまかったっす。



コメントの投稿















管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://weeklychinalife.blog103.fc2.com/tb.php/471-2583dace

安慶・れんこん・くちなし

   この細いものは、安慶産の『れんこん』です。 [[attached(1)]]   訪れたときは、くちなしが満開で、街中いいにおいでした。 [[attached(2)]]  安慶を訪れた目的の一つは、演劇の化石とよばれる『儺劇nuo2xi4』(おにやらい)を見ることです。 ?...

  • [2009/06/12 16:49]
  • URL |
  • 丁未堂画室 Teibido Studio |
  • TOP ▲
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。