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閩南烏龍と広東烏龍@北京 

高級評茶員 第8回 覚書

烏龍茶VOL.2【閩南烏龍・広東烏龍】

今回評茶に使われたのは、以下の閩南烏龍。
(ここの茶葉の詳細については前回のブログ記事参照)

・黄金桂
・本山
・毛蟹
・鉄観音

090527_cha8_(1).jpg 

テーブルの上に4種類の茶葉が置かれており、どれがどれだかはわからない。
見た目は酷似している。
最初に茶葉の外見から推測した後、実際にお湯を入れて茶葉の香りや味を見て、どれがどのお茶だかを当てる、という授業。

「伝統法」により、3回お湯を入れて味と香りを確かめる。

090527_cha8_(2).jpg 
1回目
2分“泡茶”したもの。

090527_cha8_(3).jpg 
2回目
3分“泡茶”したもの。

090527_cha8_(4).jpg 
3回目
5分“泡茶”したもの。

一番左端の水色が一番薄いものが「鉄観音」。
これは味と香りに特徴があるのですぐにわかった。

次にわかりやすいのが「黄金桂」。
キンモクセイのような華やかな香りと、「乳香」と言われる仄かなミルクのような甘い香りが特徴。
これは右から2番目。

残るのは「本山」と「毛蟹」。
「本山」の特徴は“茶葉が小さい”こと。外見判断のときに、#1と#2の茶葉が小さいことをチェック済み。
また、「本山」は“鉄観音の弟”と言われるほど、鉄観音と味が似ていることが特徴。
一方、「毛蟹」は茶を淹れてすぐには“蘭花香”が高く立ち上るが、持続力はなく、すぐに香りが消えてしまう。「色種」のブレンドに使われるお茶というだけに、味には強い個性は無い。

このことから判断して、右端が「本山」、左から2番目が「毛蟹」と判断した。

正解。

最後に葉底比較。

090527_cha8_(5)a.jpg
上から順番に、
#1 本山、#2 黄金桂、#3 毛蟹、#4 鉄観音

 090527_cha8_(7)a.jpg 090527_cha8_(6)a.jpg  
#2黄金桂は「一芽二葉」或いは「一芽三葉」で摘まれるため、茎が付いている。 

@@@

次に、閩南烏龍の対杯で評茶を行った。

鉄観音を除いた三種類を二つずつの杯に入れ、どれがどれと同じで、何の茶葉であるか考える。
Mさんが老師に当てられ、解答。
全問正解。
さすが!

@@@

これで閩南烏龍は終了。

次は広東烏龍の鳳凰単欉蜜蘭香。

過去記事:【過去日記】鳳凰単叢を求めて 

090527_cha8_(8).jpg 

鳳凰単欉の評茶は難しい。
ライチのようなフルーティーな香りを放ち、グラマラスなボディーをした、非常に個性的なお茶である。
今回のお茶も、基本路線はどれも同じなので、「う~ん・・・どれも美味しいんだけど。」と思ってしまう。
#4だけ色が少し灰色がかっているのは、これだけが野生の老樹の茶葉を使い、「伝統的製法」によって作られたお茶だからだそうだ。
他の3つは黒々としており、これは現代的製法で作られたとのこと。

まずは「通用法」で評茶杯による評茶。

090527_cha8_(9)_20090601011615.jpg 

右端が#4。
伝統的製法で作られた鳳凰単欉だけ、水色が茶色がかったスモーキーな色をしている。

090527_cha8_(11).jpg
葉底比較

090527_cha8_(10).jpg
#4の葉底は一番赤っぽかった。

次に、蓋碗による伝統法での評茶。

090527_cha8_(12).jpg 
左から#1→#4

090527_cha8_(13).jpg 

個人的な印象を言うと、#4の茶葉からは、1回目の泡茶のときには南国の市場のような香りを感じた。タイの果物市場が脳裏に浮かんだ。そんな、フルーティーで、湿度の高い場所の香り。
2回目の泡茶のときには、香港の空気を思い出した。
鳳凰単欉の茶葉のフルーティーな香りからは、湿度の高い南国の果物市場の記憶が引き出される。

鳳凰単欉を口にするたびに、思う。

着香していない茶葉なのに、何故こんなに強烈にフルーティーな香りがするのか。

スゴイお茶だと思う。

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当ブログにエントリーした情報をindexページに纏めました。

《週刊中国的生活》 index:レストラン 
《週刊中国的生活》 index:中国茶 
《週刊中国的生活》  index:北京おもしろSpot 

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