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粽の季節がやってきた!@北京 

え?今頃粽?と思われるかもしれないが、節句の行事を旧暦で行う中国では、5月5日の端午の節句は、今年は5月28日。
中国は28~30日は端午節休暇となる。

ちなみに今年は旧暦の閏年(※)にあたるため、5月が2回あり、「端午節」も2度迎えることになるらしく、2回目の端午節は6月27日になるということだが、専門家による判断で5月28日のみを端午節としているらしい。

※「旧暦の閏年」…1年が13か月となり、閏5月が入ることになるらしい。
もっと詳しく理解したい方は、こちら(旧暦のあれこれ)へ。

今年はグレゴリオ暦の5月5日は日本で過ごしたので、柏餅を食べることが出来た。
日本では御存知のように5月5日の端午の節句には、五月人形や兜を飾り、鯉幟を上げ、柏餅や粽を食べる。

端午とは…
この日を端午とする風習は、3世紀の中国、楚で始まったとされる。
楚の国王の側近であった屈原は人望を集めた政治家であったが失脚し失意のうちに川に身を投げることとなる、それを知った楚の国民達は粽を川に投げ込み魚達が屈原の遺体を食べるのを制したのが始まりと言われている。

Wikiより

端午の節句の起源は中国だが、日本と中国では祝い方がだいぶ違う。
中国には鯉幟を挙げる習慣が無い。(「魚」の発音が「余」と同じということで縁起が良いからか、なぜか春節の廟会で鯉幟屋が出ている。)
ただ、瀋陽に住んでいた時「あ!」と思ったのは、瀋陽では端午の節句のとき、手首に五色の糸で作ったミサンガのようなものを結び、これが自然に切れたとき願い事が叶う、と聞いた。
この五色の紐と、鯉幟の吹き流し(これも五色)はとても良く似ている。
鯉幟の吹き流しは「五行説」に由来しているということで、中国式ミサンガもきっと同じ由来なのだろう。

 
日本の祝い方で中国と重なっているのは、「粽」の部分だが、これも名前は一緒だが中身は異なる。

中国で言う「粽」(中国語で「粽子」)は所謂“中華粽”のこと。

“中華粽”というと、醤油味のもち米の中に肉や椎茸、筍などの具が入った粽を想像されるかもしれないが、これも種類がたくさんある。

わたしが住んだことがある“中国”は中国の中でも北方地域なので、北方では醤油味の粽ではなく、白いもち米の中に棗やあんこを入れて炊き、しかも食べるときに砂糖をかけて食べたりする、「甘い」粽を頂くことが多かった。雰囲気としては「おはぎ」に近いかも。

しかし、この甘い粽、大きい上にわたし的にはあまり美味しいとは言えない…。
やはり、醤油味の粽のほうが好みである。
醤油味の中華粽はどうやら南方系のようである。
ス―パーなどでも各種売っているが、真空パックや冷凍で比較的長期保存できるものの中に、醤油味の粽が多く、製造元は浙江省や福建省など南方の企業で、冷蔵コーナーで保存期限が短そうなタイプの粽は棗やあんこ入りの、地元で作っている北方系の甘い粽が多いように見受けられた。

しかもこの粽は、月餅や湯圓と同じく季節商品なので、基本的に端午の節句前でないと買えない。
こういう限定品めいたものに弱いわたし。
既に粽各種を買い集め、ランチに蒸かして食べるのが最近の楽しみ。
 

 
いつも行くスーパーを比較してみると、新光天地では老舗の粽の特設コーナーが出来ていた。
鼎泰豊の粽を食べてみたかったが、1個18元もしたので止めた。
稲香村と五芳斎が2つで15元~18元ほどだったので、この辺りを購入。

今日現在の状況で言うと、ウチの近所のスーパーでは、BHG(SOLANA)では真空パックの粽を載せたワゴンが出現。五芳斎ともう1つ、同じような感じのブランドの粽が自宅用と贈答用で陳列されていた。あとは冷凍粽のBOXが1つ。
京客隆も似たような感じで、「粽が出だしたな。」という印象はあるが、売り場全体における進出度はまだあまり高くない。(今は贈答用が主力のよう。自宅用は直前に一気に盛り上がるハズ。)

その点、日系スーパーであるヨーカ堂(亜運村店)はスゴイ。
日本の小売業は伝統的に季節行事は1か月ぐらい前から盛り上がり、販促に力を入れる。
湯圓のときもそうだったが、ヨーカ堂はスタートが早い。
その節句に向けて派手な特設会場を設け、客の購買意欲をかきたてるのが上手い。
この、何でもかなり前から計画を立ててスタートする体制が、BHG(華聯)や京客隆などの中国系スーパーとの大きな違いだろう。とても日本っぽい。

090519(6).jpg
ヨーカ堂の粽特設売り場。
手前の箱入りのものは贈答用、奥のバラ売りは自宅用。
老舗ブランドから冷凍食品会社のものまで各種揃っている。
冷凍食品のBOXも、粽だけで3つほど並んでいた。

090519(7).jpg
「豆沙」は「あんこ」のこと。
「水果」は果物。
果物粽って?
他にも、笹に包んだ餅もあった。これはかなり日本の粽に近い。

え?こんなのもあるの?・・・とわくわくしつつ、とりあえず今回はこんだけ購入。(全部自宅で食べる用。)

090519(1).jpg 
左上:竹筒入り粽(横・大)15.8元 上中央:天福号4個入り 15.8元 
右上:竹筒入り(縦)7.9元
左下:竹筒入り(小) 11.9元 下中央:大三元 黒米粽2個入り 18元 
右下:五芳斎 2個入り18元

どれも醤油系の粽で、わたしは肉だけのものより、肉+塩卵、肉+栗、というような具だくさんのものが好きなので、そういう具の粽を選んだ。

棗やあんこ入りだと1個1.6元~、肉だけだともう少し高くなり、肉+具だとさらに高めになる。

+++

さっそくランチで食べてみた。(もち米なので、夜だと太りそうだから…)

まずは北京の老舗ブランド、稲香村から。(パッケージの写真撮る前に食べてしまった!)

090519(5).jpg  090519(2).jpg 
包み方は三角錐ではなくて、俵型風。
蒸篭で蒸すこと約20分。

090519(4).jpg 090519(3).jpg 
左:肉入り 右:肉+塩卵(黄身のみ)
この塩卵の黄身が美味しいんだな~。

+++

気になっていた竹筒入りにも挑戦。(稲香村とはもちろん別の日。)

090519(8).jpg 
大きさは両手の親指と人差し指で作った輪っかぐらいの直径。
冷凍で売られていたので、蒸し上がるのに30分かかった。

090519(11).jpg 

中は、醤油味で炊いたもち米に豚肉がたくさん入っていて、シイタケと筍も上に乗っかっている。
粽にしたら1個ぐらいの大きさかもしれないが、結構ボリュームあった。これ1個でお腹が膨れる。
味はGood!とっても美味しい。肉も多くて満足。
これで1個7.9元だったら安い!
福建省漳州市の会社が製造元で、保証期限が12か月となっている。
相棒がえらく気に入って、「今の内にたくさん買って来て!」と言っているが、パッケージの下には、「ご家庭の冷凍庫内は温度の変化が大きいため、お買い上げ後はお早目にお召し上がりください。」と書いてあるので、1年分は買えないだろう。(その前にそんなに冷凍庫に入らない。)
でも、6月に食べるぐらいは大丈夫だろうから、端午の節句前にもう一度、粽の買出しに行ってこようと思っている。

他の粽については、食べたら随時UP予定。

+++

090519(9).jpg 
粽用の葉っぱ。

この時期しかスーパーではお目にかかれない。
これ、いろんなものを蒸すときに蒸篭に敷くのに良さそう!
蒸篭用の葉っぱってどこで手に入るかな?と思っていたので、丁度良かった。
今ならスーパーで1パック3.5元ぐらいで入手可能。

+++

090519(13).jpg 
これは薔薇かな?
北京はバラを植えているところが多いね。
今、どこも薔薇が満開!

090519(12).jpg 

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当ブログにエントリーした情報をindexページに纏めました。

《週刊中国的生活》 index:レストラン 
《週刊中国的生活》 index:中国茶 

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コメント

めちゃ参考になります!

ともこさんの探究心にはいつも感心。水先案内ブログと呼ばせてください!
私も蛋黄大好き♪ それと気になるのがこの竹筒入り1個7.9元。京客隆で売ってるかな?

>zhaozhaoさん

恐れ多い~~~~~~~!

蛋黄、美味しいですよね♪月餅でも粽でも、これは必須デス☆
「竹筒入り1個7.9元」、これはウチの近所の京客隆やBHGでは今のところ売っていませんでした。
来週になったら一気に入るか、あるいはヨーカ堂にしかないのか・・・わかりません・・・。


ばーちゃん

姑の手作り「ばーちゃん(肉粽を福建語読み)」が懐かしい~(涙)。
南方にも日本ぽい白いもち米粽もありますよ。「ぎーちゃん」と呼ばれてます。あんこならぬ、ココナツと卵とパンダンで作った「カヤ」というジャムをつけて食べます。

>wankoさん

「ばーちゃん」とか「ぎーちゃん」とか、福建語、面白いですね。
「ぎーちゃん」も、北京みたいにやはり端午節だけに食べるものですか?

“ココナツと卵とパンダンで作った「カヤ」というジャム”というところがシンガポールっぽいですね!
このジャム、食べてみたいなぁ。

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