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相棒は“天平顔”?@阿修羅展 

仏像鑑賞が好きなわたしとしては、阿修羅開催中に一時帰国できたことは非常にラッキーであったが、これほどの人気ということは想定外であった。

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GW期間中は一層混雑することが予想されたため、4月下旬に急いで阿修羅展に行った。

新緑の上野公園を歩く。

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空を見上げる

あ~・・・。

朝陽公園は広くて良いなぁ、と思っていたけど、上野公園を歩くと、樹に身を包まれている気がしてとても落ち着く。

物事を比べることに意味は無いんだけれど、こうやって歩いていると、朝陽公園に無くて上野公園にあるものは、文化と歴史だなぁ、と改めて感じた。

上野公園の木々は大きく、桜の樹も60年級。

既に葉桜だったけど、これが満開のときは本当に壮観だ。

そして、上野公園の中には美術館や博物館がいくつも入っている。
どれも国家級の古くて大きな立派な建物で、展示されている内容も本当に素晴らしい。

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相棒のお気に入りの科学博物館
(横のクジラ像)

今回のお目当ての阿修羅展もこの公園の奥にある国立博物館で展示されていた。

国立博物館は初めて入ったのだけど、入り口でチケットを買うと、中にいくつか展示館がある。
さすが国立。敷地がゆったりとしていて、敷地内を庭園として歩くだけでも気持ち良い。

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国立博物館敷地内

この日は平日であったにも拘らず、阿修羅展は入場制限を行なっており、20分待ちであった。
この展覧会の人気から言えば、20分待ちは短いほうだろう。
(横に、もっと長時間待ち用のロープが張られたエリアもあった。屋外で待つため、日傘の貸し出しも行なわれていた。携帯サイトで待ち時間情報を見ることもできるらしい。)

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入場を待つ人々
学生から年配の方まで、幅広い年齢層が並んでいた。

仏像は基本的には安置されているお寺で拝観するのが一番そのお姿を理解することができるのだと思うが、今回の阿修羅展の展示は素晴らしかったと思う。

阿修羅を含む八部衆像と十大弟子像(一部は4月中旬でお帰りになってしまっていたが)をズラリと拝観できるのみならず、拝観客をそこまで信頼してよいのか?!というほど、ガラスケースも無く、露出した状態でそのお姿を眺めることができる。

阿修羅像にいたっては、中央に置かれた像の周囲360度からそのお姿を見ることができる!という贅沢さ。

これはわたしの個人的な仏像鑑賞歴の問題かもしれないが、仏像、と言えば、鎌倉時代の仏像を見ていることが多いような気がする。

今回の八部衆像及び十大弟子像は天平文化(奈良時代)の仏像で、その表情は鎌倉時代の仏像とは全く異なっていることに改めて気付き、その静謐な美しさに魅入ってしまった。

特に、阿修羅像を含む八部衆像の顔は“天平の美少年”顔であり、鎌倉時代の仏像の激しさとは全く異なる表情を持っている。こういうこと、きっと中学生のときに習ったんだろうけど、資料集で言葉として覚えることと、こうやって身体全体で感じることとはまた違う。
ただ、当時学習した知識が蘇り、もう一度ちゃんと本を読んで文化背景を知っておきたい、と思うね。
やっぱり学校の勉強は大切だ。

相棒は仏像に興味が無いため同行しなかったのだが(こんな機会を逃すなんて勿体無い!)、わたしが阿修羅展に行くと言ったら、

「阿修羅像とオレ、似てない?」

とのたまった。

“天平の美少年”であらせられる阿修羅様に似ていると自己申告するとは、なんと罰当たりな!と思ったのだが、よくよく見ると、顔のパーツ、特に輪郭と目が阿修羅像の、特に正面のお顔と確かに似ている・・・。

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中学生当時、社会化の資料集で阿修羅像の顔を見て、自分に似ている、と相棒は思ったそうだが、若かりしころの相棒であれば、似ていたやも知れぬ。

そう思って他の八部衆像のお顔を見ると、どれも輪郭と目のあたりが相棒に似ている。

そうか・・・相棒は“天平顔”であったのか。

実際の阿修羅像は・・・

実物は想像よりも遥かに華奢で、なんとも美しかった。

「国宝」

という言葉を改めて感じた。

こういうもののことを「国の宝」と呼ぶのだろう。

「国の宝」の名にふさわしい、ずっと眺めていたくなるような、静かさに満ちた、美しい仏像であった。
他の拝観客も、阿修羅像の周囲では時間が止まったように皆一様に無心に阿修羅像を見つめている様子が、この仏像の特別さを象徴しているようにも感じられた。

実際の阿修羅像を見るまでは、海洋堂の「阿修羅フィギア」には興味が無かったが、実物を見た後には、フィギアでも良いので、阿修羅像をそばに置いておきたい・・・という気持ちがふつふつと沸いて出てきたが、それは誰しもが考えるようで、阿修羅像フィギアは4月19日で完売してしまっていた。

+++

今回の展示は2部構成になっており、第1部は天平文化の阿修羅展、第2部は「中金堂再建と仏像」ということで、こちらでは御馴染みの鎌倉時代の運慶などが作った仏像が展示されていた。

素晴らしい仏像を見ることができて、本当に良かった。

美しい仏像は、まさに「国宝」だ。

+++

仏像にインスパイアされて、もともとデコる予定で持ち帰った電子辞書を、こんな風にデコった。


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風神・雷神仕様

前回の帰国時に、日本用の携帯電話を蒔絵シールでデコって気に入ったので、辞書も金魚か花にデコろうと思っていたが、神様にしてしまった。

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前回デコった携帯電話。

『鴨川ホルモー』と『鹿男あをにおし』を読んで、京都・奈良にはもう一度行ってみたい、と思っていたが、阿修羅展を見て、再度その思いを強くしたのであった。 


+++


 


当ブログにエントリーした情報をindexページに纏めました。

《週刊中国的生活》 index:レストラン 
《週刊中国的生活》 index:中国茶 

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コメント

日本橋に行ったら、
奈良のまほろば館がオープンしてて行ってきたよ。
http://www.mahoroba-kan.jp/

パンフレットがたくさんあって、
奈良に行きたくなった。
せんとくん(だっけ?)変なキャラクターもいた。

鹿男はテレビでみて、
ちょっと奈良に興味津々。

残念ながら博物館には行かなかったけど。子連れだったので上野動物園になってしまった。

昨晩

BSでやってました。まさにこの阿修羅の話を。。。
かなり興味魅かれました。
なんでも阿修羅の顔は、下まぶたの形が命なんだとか。

>ゆーみん

阿修羅展のグッズコーナーにも「せんとくん」のキーホルダーなどが売っていて、すごく欲しかったけどやっぱり気持ち悪いので買いませんでした。
長男クンだったら科学館の恐竜展なんて面白かったんじゃないかな?

>ダーシーさん

この番組、見たかったです。
この阿修羅展、一種のブームになっているようで、雑誌やTVでも特集が多かったです。
実際、展示の仕方もスマートで、口コミでも評判が広がったのでしょうね。

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