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馬連道の中国茶城 

念願の馬連道のお茶城へ行ってきました!

 

ここは中国茶の卸売り問屋が並んでいて、安くて良いお茶が手に入る!と聞いていたのでずっと行ってみたかったのですが、なかなか行けず、北京に来て2年も過ぎようという今日、やっと行けたわけです。

 

なぜ行かなかった(行けなかった)のかというと、まず、ここ、うちから遠い!北京の地図で言うと、北東部に家のエリアはあり、馬連道は西南部。ちょうど対角線上にある。また、中国茶好きと言っても、卸売市場に行って果たして満足の行く買い物ができるのか?つまり、ピンキリの中で的確に自分の欲しいお茶を選べるのか?という迷いがあり、なかなか行くことができなかったのです。

 

しかしながら、5月から毎週日曜日に中国茶の茶芸師養成コースに通い始め(AM10時~PM4時というハードコース!)お茶の選び方、種類など勉強してくると、自分の知識を試してみたくなってきたのです。実践って感じ?茶芸師コースの先輩日本人にも「馬連道のお茶屋さんと話をするとすごく勉強になるよ☆」とも聞いていたので、お茶を買いに行く、というよりは、お茶を買う代わりに教えてもらいに行く、といった感じ。

 

で、行ってみてビックリ!

 

広い・・・。

 

わたしが想像していたのは東郊市場の中にあるお茶城のちょっと大きい版、ぐらいなイメージで、小さなお茶屋さんが茶葉を軒先にババーンと並んでいる、というもの。

 

そういう場所もあったんだけど、エリア一つが全部お茶屋さんで、このエリアにあるお茶屋の数は多分軽く1000は越えるんじゃないかと思う。

 

馬連道というメインストリート沿いに、まず一軒屋のお茶屋が並んでいる。これは軒先だけのじゃなくて、綺麗目立派目のガラス張りだったりするお茶屋。で、ストリートの突き当たりに「茶縁」というエリアがあり、その中の建物の中に恐らく数百の独立したお茶屋が入っている。

 

「茶縁」のようなお茶城が馬連道のストリート沿いに少なくとも3つはある。また、当初わたしのイメージしていたような軒先だけの小さなお茶屋が並ぶ脇道もたくさんある。

 

もう、お茶屋だらけ。むしろ購買意欲が落ちるぐらい。



070721_04.jpg
全部お茶屋のストリートも無数にある
こういう場所は特に卸売り色が強い
馬連道には河北省からも買い付けに来るらしい

 

突き当たりに「茶縁」があるということは、ここが馬連道お茶街の発祥の地?と目星をつけ、本丸(と勝手に決定)から攻める。


070721_01.jpg
本丸“茶縁”



070721_02.jpg
石を並べて「泰山」と書かれても・・・

 

茶縁の中のお茶屋さん、意外にもお洒落で高級そうな店舗が多い。土曜日なのに閑散としていて休業中の店もあったのは、ここは卸専門ということか。なるほど、客引きが無い。ウィンドウ越しに覗いていても声をかけられない。というか、店の中で関係者が集まってお茶を飲みながら談笑していたりして、入り難い雰囲気すらある。並んでいるお茶も段ボールの箱詰めだったりして、小売のお茶屋さんじゃない感じに、引く。


070721_03.jpg
茶縁の中 こういうストリートが無数にある

 

でも、わたしは勉強しに来たんだから!

 

ということで、入店。

 

まず入ったのは安吉白茶の専売店。

 

今日、わたしが買いたかったのは、街のお茶屋さんではなかなか良質のものが手に入らなさそうなマイナー系のお茶(龍井・碧螺春以外の緑茶、黄茶、白茶、中国紅茶)ととびきり美味しい安渓鉄観音。

 

「安吉白茶」の看板を見たときに、AMAZONで取り寄せた日本語の中国茶の本を取り出す。

 

「確か安吉白茶は“白茶”じゃなくて“緑茶”なんだよな。」

 

基礎知識を確認してから入店。お店の人に試飲させてもらいながらお茶についてのウンチクを聞く。

 

お店の人も週末は暇なのか、安吉白茶のパンフレットをくれたり、いろいろ飲ませてくれたり。


授業代は安吉白茶を50グラムということで。


 

茶縁の中はお茶城というよりは“プーアール城”といえるぐらいプーアール茶専売店ばかり。何で?って店の人に聞くと、2005年以降北京ではプーアールブームが到来して、それ以降お茶屋はみんなプーアール屋に品揃えを変えてしまったとのこと。05年より前はこんなにプーアールの店は無かったのだそうだ。確かに、職場のビルの前でもプーアール販売の広告を配っていたりする。他のお茶では見たことがない。古ければ古いほど価値が出るプーアールはビンテージ物は投資の対象にもなっているとか。なるほどねー。

 

それから、安渓鉄観音の専売店を探して入る。値段を聞いたら北京の街中で買うものの3分の1以下の値段なので、試飲させてもらったが、値段はビックリするほど安いのに、美味しかった。なるほど、ここが安いということを実感。

 

プーアール屋が並ぶ中、岩茶専売店を発見。武夷山の岩茶はわたしの中でブーム到来中。何種類か飲ませてもらい、かなりの高級茶を購入。だって比べると高い方が美味しいんだもん。

 

茶縁の中はものすごく広くて、迷子になったりしつつ今日欲しいお茶を売っているお店を探し、結局4時間ぐらい彷徨っていた。お茶ばっかり飲んでいるので、トイレも2回行った。(割と綺麗)

 

やっと茶縁を出て、馬連道沿いにあるお茶屋を覗いて歩く。

 

六堡茶の看板を出している店を発見。

六堡茶はプーアールと同じ黒茶なんだけど、広西壮族自治区が産地で、なかなか売っているのを見かけないので珍しいということで店に入る。

店主は福建省の人で、安渓鉄観音もあるよ。というので、まぁ、買わなくても良いかな、と思いながら飲ませてもらったら、さっき買ったのより更に美味しくてビックリ。そして、もっと安い。当然買います。

 

やばいねー。うち、鉄観音だらけになっちゃうよ。

 

でもね、わたしが探している鉄観音はまだ違うんだよな。以前北京の某レストランで出してくれた安渓鉄観音、これがめちゃくちゃ香りが良くて美味しくて、一口飲んだら中国茶に対するイメージが変わってしまうような逸品だった。

 

わたしが欲しいのはアレ級の鉄観音なんだけど、それにはまだ巡りあえていない。お茶が高いって言ったって、売値は500g単位で出ているから高そうに見えるけど(買うのは50gなので表示の10分の1)だけど、1回に飲むのは5gなんだから、1回あたりの値段を考えるとそれほどでもないように思う。鉄観音だと5回ぐらいは淹れられるからコストパフォーマンスも良いし。なので、今のわたしの目的はアノ味の鉄観音だったら少々値が張ってでも欲しいのだけど、こればっかりは飲んでみないとわからない。本日2軒でそれなりに美味しい安渓鉄観音を手に入れたけど、まだまだだな。これを飲み終わったら、またここへ幻の鉄観音を探しにきます。

 

ということで、馬連道に5時間滞在し、

 

・安吉白茶

・安渓鉄観音 2箇所で購入

・大紅袍(←武夷山に4本しかない樹から採ったものでないことは分ってますよ。名前のブランド性を抜きにして飲んでも、流石に“茶王”と呼ばれるだけの味がしたので購入しました)

・正山小種(武夷山で作られる紅茶。茶葉に松の燻焙の香りを沁みこませたスモーキーな味が好き♪)

・六堡茶

・紫砂壷(中国茶用の急須←最近コレクションしている)

 

をお買い上げ。

 

いやー、ここ、茶葉の種類も多いし、安いし、超~~~楽しい!

 

茶縁に行く途中にあった「馬連道茶城」の3Fにお茶専門のスーパーがあったんだけど、丁度7時の閉店時に通りかかったので入れなかった。

今度はここにも行って見たい。

 

ちなみに、茶縁は店の人の話だと「客がいるまで開店」ということで、夜の11時ごろまでは営業している店もあるらしい。市場系は4時半ごろには店じまいかと思っていたので、これは意外だった。(茶縁自体は休みの曜日も無いらしい。店ごとに勝手に休んだりはしているけど)

 

中国茶の産地と言えば福建が有力なことからこのエリアには福建系のレストランが多いのも特徴で、茶縁の敷地内にも福建レストランが数件並んでいたので、夕方お茶を見に行って、そのまま福建料理を堪能、というコースもオススメかも!

(カルフールもあるから普通のお買い物もできるよ!)


070721_05.jpg
小腹が空いたので“肉燕”という福建の小吃を食べた
ワンタンみたいだけど皮が動物性らしく、食感がハマる
1杯5元

070721_06.jpg
お椀がチープで可愛かった♪

 

ということで、非常に満足のいく土曜日でした!

 

明日は授業。楽しみです。



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コメント

私、15年中国に住んでて、まだ行っていない(滝汗)。v-73
福建の小吃も食べられるというのはGOODですねv-237
今度夫と行ってみたいと思いますv-254

そうこさんが未だ行っていなかったなんて!
・・・とも思いましたが、一方、分る気もします。
ピンポイントで目標を決めていかないと、ここ、お茶屋がありすぎて、行くと買う気が失せます。i-195

でも、それを承知で御茶屋は見学程度、散歩がてら・・・という気持ちだと結構楽しめると思いますよv-290

ともこさんが馬連道初体験だなんて意外です!!私は以前にお友達に連れて行ってもらって、あまりの量の凄さにボケボケになってしまい殆ど何も買えずに帰ってきたことが。圧巻の量ですよね!!

店がありすぎて疲れますが、それでも楽しい馬連道。ともこさんのblog読んでたら又行きたくなってきました~e-267


>ネコバカさん
ほぼ2年前から行きたい!と思っていたのに、なかなか行けなかったのです!今回、量には圧倒されましたが、5時間もいられてすっごくHAPPYな気持ちになれました!
お茶をいっぱい買っちゃうと飲みきれないのがくやしいです。

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