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中国のテレビに2分だけ出てみた@北京 

日本の嫁姑問題について2分ほど話すだけで良いので、TV番組に出てくれないか、と言われ、2分だけならいいか、と思い、軽い気持ちで引き受けてしまった。


某日本人の方から電話があったのが26日午後。
その時には3月1日に収録と聞いていたが、テレビ局の担当者に直接電話してみると、28日だという。
2日後じゃん。


電話で担当者にどんな番組なのか、わたしは何を話せば良いのか、日本人は他にいるのか聞いてみた。
日本人はわたし一人だって…。
日本の典型事例を紹介して欲しいので、日本人と結婚している日本人女性を探していたらしい。


急いで原稿用紙に電話で聞いた内容の回答集を作り、翌27日、語学学校の先生に添削してもらい、中国的な知的な文章に仕上げてもらう。


27日&28日には、その原稿を暗誦。
2分であってもTVに映るから…と、美容院にも行ってみる。
ずっと行っていなかったので前髪が伸びてきて自分で切ったりしていたのでおかしな風になっていたのだ。これは恥ずかしい。


約束の18時20分。
テレビ局前に到着。

090228_BTV_01.jpg

090228_BTV_02.jpg  

ADのような感じの若い女の子(王さん)が迎えにきてくれた。
こういう業界で働く人は日本人でも中国人でも雰囲気が似ている。


収録室のある棟に入ろうとしたところ、入口のゲスト登録表のようなものに今回の番組の出演者の名前がなかったらしく、中には入れない。
慌てた王小姐はどこかへ消え、5分後ぐらいに弁当をもって現れ、「これを食べて待っていてくれ。」と。


4つおかずが入った弁当+白米。
前職のビルの食堂のランチより美味しかった。


今回の番組のゲスト外国人はロシア人とルーマニア人と聞いていたが、たしかにそれっぽい人たちが来ている。
皆、中に入れずロビーで待機。


結局中には入れたのは1時間後の19時20分。

090228_BTV_03.jpg
収録会場への入場券
これが無いと入れない。 

まぁ、よくあることだ。
仕事で地方に出張に行った時も、こういうことは日常茶飯事だった。
わたし1人の出張で、しかも2週間前から電話やFAXで打ち合わせをしていたにもかかわらず、会議室が予約できていない、会議に参加すべき人がいない、会議を始めた開口一番「何しに来たんですか?」と言われる…。
普通。普通。
もう慣れた。


実際に収録が始まったのは20時だったので、では何故18時20分に来るように言われたのか全くもって不明だが、それは考えないことにする。


ADらしき王さんに、


「何分の番組なんですか?」


と聞いたところ、


「1時間半。」


との回答。結構長い番組なんだな。


日本では番組の収録など行ったことがないので、1時間半の番組を作るのに何時間時間が必要なのかわからないが、倍以上かかるような気がして、帰る時間が気になった。


「収録はどれぐらいかかるんですか?」


と聞いたら、


「1時間半。」


あ・・・。そうですか・・・。
ま、いいや。


以前瀋陽にいたときに、友人が地元テレビ局に出演したので観客席に行ったことがある。
このときも、2時間程度の長い番組だったが、司会者が持っている台本はA4 1枚。
すべてアドリブで進めているようで、音響もその場で入れていた。
どうやら今回もそんな感じだ。


19時45分ごろになると関係者らしき人たちが入場し、拍手の練習などをし、20時に収録開始。


やはり特に台本のようなものはないらしく、アドリブ的に番組は進行していく。
わたしが番組のどの段階で、どういう流れでふられるのか、一切不明。
当然リハーサルも無い。


番組のテーマは聞いていた通り「嫁姑問題」で、とくに中国人と国際結婚をしている外国人をゲストに呼び、この問題について話し合うという内容だった。
檀上には、中国人男性と結婚したルーマニア人とカザフスタン人の女性、アメリカ人と結婚した中国人女性が来ており、メインはこの3人のトークで進められた。


わたしは日本の典型的な事例を紹介するために呼ばれていたため、観客席に座った。
他には、華僑の姑をもつ中国人女性が来ていて、他に、前述ルーマニア人とカザフスタン人の女性の中国人のご主人と子供及び姑、アメリカ人のご主人も座っていた。
他には中国人の、主に姑世代の女性及び舅世代の男性が合計20名ほど。
主に拍手要員。


このルーマニア人とカザフスタン人の女性、中国人と中国語で生活しているから中国語がめちゃくちゃ上手い。
旦那のほうは外国語はできないらしい。


特にルーマニア人のほうはエンターテイメント性たっぷりで、流暢な中国語で客席の中国人を笑わせ、拍手を誘う。
凄い。


ルーマニア人とカザフスタン人の女性は中国人の姑との関係について、「文化が違うからやりにくい」「理解できない」みたいなことを言っていたのに対し、アメリカ人と結婚した中国人女性は、「姑とは友達みたいな関係。」「姑はとってもかわいい。」「アメリカは老後の社会保障がしっかりしていて退職者もお金に困っていないので高価なプレゼントをしてくれる。」など、中国人女性のアメリカ人男性との国際結婚願望をより駆り立てる発言が相次ぐ。
ちなみに、この女性の旦那のアメリカ人男性の中国語も超流暢。


最前列に各家族の子供も来ているわけだが、一番小さいやっと歩き始めた程度の男の子が勝手に歩き回り、檀上にいる母親のところにどんどん行ってしまう。
誰も注意しない。
男の子が檀上をうろうろしているのがカメラにも映りこんでいるはずだが、いいのだろうか・・・。
いいんだろうな。


退屈し始めた男の子は次は持ってみたミニカーを床に叩きつけて大きな音を出す遊びをしだした。
さすがにこれはダメだと思った父親が子供を外に連れ出したが、このタイミングで各家族の紹介となった。
当然、旦那が1名足りない。
しかし、収録は中断することなく、「あ、今いませんね。じゃ、あとで。」で、続いていく。


こんな番組進行で大丈夫なのかな?
いいんだろうな。


1時間以上経過すると、小学生低学年程度の子供たちも退屈し始め、紙飛行機を飛ばし始めた。
わたしの目の前に座っていた子供が他の家族の子供と紙飛行機の飛ばしあいを始め、目の前を飛行機が飛びまくる。
こっちはいつふられるかわからないので、真剣に話を聞いて、流れを把握し、回答を頭の中で準備しなくちゃいけないっていうのに、非常に目障りだ。
こういうとき、中国人の親も祖父母も子供を注意しない。
かわいいなぁ、やんちゃだなぁ、ぐらいの目で見ている。
こういう時注意するのが「躾」っていうんだよ!
あ、中国語に「躾」って漢字、ないんだった・・・。


えんぴつえんぴつえんぴつ


「躾」は日本の国字なので、中国語にはない。
昔、中国人日本語教師に


「“躾”ってどういう意味ですか?マナーのことですか?」


と聞かれて気がついたのだ。


「躾」を日中辞書で引くと、「教育」「教養」「管教」(←監督と教育)「訓練」と出てくるが、どれも「躾」のニュアンスとは違うね。
現代中国語で使用されている「人気」「写真」「超…」「新人類」「職場」「達人」「健康」「衛生」「文化」「時間」「労働」「生産」、これ、全部もともとは日本語で、中国が日本語を逆輸入した言葉らしい。


あと、「料理」もだよね。10年前はレストランに「~料理」なんて書いていなかった。中国語では「料理」は“物事を処理する”という意味だが、最近日本語の「料理」の意味で使うケースもあるようである。
ちなみに、わたしの手元の辞書では、小学館「中日辞典」第1版(1992年)によると、


料理;(略)ただし、台湾では「料理」の意味で“料理”を用いることも珍しくない。


と書かれているが、同辞書第2版(2003年)では


料理;(略)ただし、最近の一部の都市では日本語の影響により「料理」の意味で“料理”を用いることも珍しくない。


と、改訂されている。


考えてみれば、「身」に「美」。
「躾」とは実に美しい言葉である。
是非「躾」という概念も言葉とともに輸入して欲しい。


現代中国語にあふれる日本語、「職場」「人気」など逆輸入―シンガポール紙

(この記事によると、四川省成都市にメイド喫茶があるらしい。)


えんぴつえんぴつえんぴつ 


イライラが絶頂に達したころ、「では、スタジオに日本人女性をお呼びしています!」と言って、突然ふられる。
ふられるのはわかっていたので、心の準備はしていたが、いかんせん緊張症のわたし。
覚えた言葉全てスコーンと抜けてしまい、たった2分程度の中国語も超めちゃくちゃ。
穴があったら入りたい、とは正にこのこと。
他の外国人の中国語が超流暢だっただけに、本当に恥ずかしい。


アドリブに弱いうえに、緊張症。
もう、絶対にTVなんかに出るのは止めよう・・・。


収録は予定通り21時半終了。


人生の落ち込みランキングでも相当上位に食い込む落ち込み度でとぼとぼ帰宅。


…っていうことで、番組名は書かないでおく。
ちなみに、今の段階でも放送日は未定と言われたので、いつ放送されるのかわたしも知らない。
日本人ゲストの部分、あまりに何言ってるかわからないからカットされているかも。
それでもいいと思う。

 
は~~~~~・・・。il||li_| ̄|〇il||li


++本日のテーマ曲++ 

《凹み人の詩》

 +++

 

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コメント

入場券が微妙よれている件について。

あのビミョーなシワは…中国の仕業ですか? ともこさんの不注意ですか?
あるいは、テレビ局の入り口で鞄から出し入れされ、一日御用を済ませた後の必然ですか?(笑
面白い裏話があるに決まってる! 後日また詳しくよろしく!

よく、頑張った!

お疲れ様でした。

私はこないだ日本の某ラジオに出ましたが、
何日もやりとりしてきちっとした台本作られて、
むしろ「原稿棒読み」になるのが怖いくらいでした。

あまり綿密に打ち合わせをせず、
「適当にしゃべらせた」方が
自然な語り口になることもあるので、
北京電視台のやりかたも、、、ありなんでしょうね(笑)

でも、子供の躾はしなきゃですね!
または、そういう子供はスタジオから出すかしないと、
見苦しいと思わないのかな…親もテレビ局も。

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寸前ですが、今からNHKラジオ(AM594)『地球ラジオ』に出演!!

します。 NHK『地球ラジオ』 http://www.nhk.or.jp/gr/ 日本にいる人は、NHK第一 AM594 にて、 海外にいる人は、インターネットでお楽しみください。 私の出番は、オープ

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先日出演した『地球ラジオ』の体験談と、 北京仲間のともこさんが、テレビに出演された 面白い体験談をブログに書いていたことについて、余談。 ともこさんの体験談、楽しくてついつい失礼ながら笑わせていただい

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