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《劉宅食府》老北京私房菜〈前篇〉@北京 

某食事会で老北京料理のレストラン《劉宅食府》へ行った。


今回の目的は、「宮爆鶏丁」や「家常豆腐」といった北京の家常菜ではなく、北京の庶民が昔から親しんでいた伝統料理を食べてみよう!ということと、しかしながらそういう料理はかなり冒険が必要で、2,3名ではなかなかオーダーしにくいので、大勢集まって一口ずつ食べてみて、美味しかったら今度自分でもオーダーしてみよう!というのが主な趣旨。

お店の名前がズバリ「劉家の食卓」という意味なので、北京でよくみかける「私房菜」(~家の家庭料理)というジャンルに区分されるかもしれない。

このお店、場所が少々わかりにくい。
胡同という路地の中に入っていて、ちょい隠れ家風。

王府井の北側にある美術館のさらにちょい北に位置する。
美術館東街という通りの東側に三聯書店があり、その横に北京銀行がある。
北京銀行の道を挟んで真向かいあたりに「蒋家大院胡同」というわりと小さめの胡同があるので、そこを入ったら、《劉宅食府》の赤い提灯が見える。

ちなみに、この胡同を入ってすぐに小さな写真館があるが、ここで99年に芸術写真を撮ったことがあることを、以前《劉宅食府》に行ったときに突如思い出した。
当時、この店で写真を撮ってくれた人は中国電影学院を出ていたので、出来上がった写真が他の写真館で撮ったものより芸術的でかなり気に入っていたのだが、どこの店だったのか全然思い出せなかったのだ。
今でも同じ人が写真を撮っているのか不明だが・・・。
もし同じ人がオーナーなら、三聯書店や胡同に出て、屋外撮影をしてくれる。
かなりハズい。

090221_liu (2) 
この看板が胡同の入口の目印。

090221_liu (3) 
胡同の入口。
ちょっと邪魔な日本人が約1名写り込んでしまったのが残念。

090221_liu (4) 
写真館を超えると、この提灯が見える。

090221_liu(22).jpg 
店の中はこんな感じ。
(今回良い写真が無かったので、前回の写真)

090221_liu(23).jpg 
屋外で撮ったように見えるが、ここも屋内。
もともとは四合院の中庭だった部分に天井を付け、
フェイクの藤棚をつけて、屋外風にしている。
この雰囲気が、作り込みすぎず、素朴過ぎず、ちょうど良い。

この店は基本的に中国人で賑わっているお店。
たまに欧米人も来ているが、若い中国人客が多い印象。つまり、領収書を切る店ではなく、ポケットマネーで食事をしに来るお店。それだけ美味しくてリーズナブルということだろう。

ではでは、この日食べた料理のご紹介。

090221_liu (6) 
涼菜:塩水鴨肝(yan2shui3ya1gan1) 18元

文字通り、鴨のレバーを塩茹でしたもの。
見た目はまんま人体標本に出てきそうだが、これがどーして、下処理が上手いのか、全然臭くない。 非常に美味しい。
このお店は果物の樹で燻した北京ダックもウリにしているので、 鴨系料理も充実している。
これは是非イッていただきたい。

090221_liu (7)
涼菜: 酸辣涼粉(suan1la4liang2fen3)  12元

「涼粉」とは緑豆の粉で作ったところてんのような食べ物。
つるっとのど越しが良い。
写真左のような、ニンニク、ゴマ、唐辛子などが効いたタレをかけて食べる。
なんてことは無い食べ物だけど、涼菜にこういうのが1品あると、なんだか安心する。

090221_liu (5) 
炒麻豆腐(chao3ma3dou4fu) 15元

老北京菜の代表的な料理。
緑豆のおからを発酵させて羊の脂で炒めた料理。
ピーナッツ、高菜、枝豆が入っていて、ちょっと柔らかいガンモドキのような味わい。
写真の写りが悪くて残念だが、見た目かなり産業廃棄物チックだけど、
食べるとかなりイケマス。
オーダーの際、羊脂で炒めるか、食用油か聞いてもらえ、またその濃さも注文できる。
羊脂で炒めても羊臭くはならないので、まず大丈夫だと思う。
これは見た目で引いてしまうが、味の敷居は低いので、
是非オーダーして欲しい一品。
 

 

090221_liu(25).jpg 
豆汁(dou4zhi1)  1セット5元
(これも今回写真が無かったので前回の写真)

伝統的北京料理の代表。緑豆の汁を発酵させて作った飲み物。
一口飲んでみると、なんかの味に似ている・・・それは「たくあん」。
恐らく一番近い表現は、「たくあんを飲み物にした感じ」或いは「たくあん水」。
こう書くだけで、それほど美味しいものではない、人によっては全然ダメ、
というシロモノであることが推察されよう。
しかしながら、後方に見えている漬物を入れたり、飲んだ後手前に見えているドーナツ状のものを食べたりすると味がまた変わる。
基本的には、これを飲んで育った人にはたまらない飲み物だけど、そうでない人には、まぁ、1回体験すれば気が済むというレベルのもののように思う。
(でも、わたしは結構好きになった。発酵食品好きなもので・・・)

↑これは前回この店に来た時ブログに書いた感想だが、特に意見に変更はないので、そのまま掲載。
豆汁=たくあん水説は、今回の参加者の皆様にも御賛同いただけたのが嬉しかった。

2008年6月時点ではこの豆汁セット(豆汁+リング状の揚げ物+辛めの漬物)は3元だったのに、今回は5元。値上がりしているなぁ。

今回渋滞に巻き込まれ約1時間遅刻してこられたMさんは、「ま、かけつけ1杯ということで。」と、これを1杯一気していただいた。
どちらかというと、そういう位置づけの飲み物なのか?


北京の昔の朝食の定番だったということだが、今ではなかなかお目にかかれない貴重な伝統食品かもしれない。
朝陽公園西口の
《俺爹俺娘》にもメニューには書いてあるが、オーダーするといつも「今日は無い。」と言われてしまう。
こういう食品は消えてほしくないなぁ。


ちなみに豆乳とは全く別物である。


090221_liu(26).jpg  
炸咯吱(zha2ge1zhi1)    10元

細かく粉状に挽いた黄豆粉(要はきな粉)を蒸して形成したものを一口サイズに切り油で揚げた北京菜。
中華料理は普通、料理名を見たら材料や調理方法がわかるようになっている。
「土豆絲」だったら「土豆=じゃがいも」「絲=千切り」で、「じゃがいもを千切りにした料理なんだな。」と、食べたことが無かったとしても、大体の見当は付く。

そういう中で、「炸咯吱」。

「炸」は“揚げる”というのはわかるけど、“咯吱”、これは見当がつかない。
こういう見当がつかない料理はだいたい老北京菜だったり、なんらかの謂れがある料理(西太后が名付け親だとか)なので、要チェックだ。

味は・・・というと、素朴。
スナック感覚で食べられる感じ。
これにタレが付いてくるので、それをつけながら食べる。
これ自体、強い味がある食べ物ではなく、所謂「小吃」に分類される食品なのだと思うが、このサクっとした外側の食感と、中身のぶにゅっと感、わたしは結構好きだな。

090221_liu (14)
劉宅茄子巻(liu2zhai2qie2zi juan3
) 32元

食べた方から、「え?これ、茄子だったの?」と声が上がった料理。

薄切り茄子で肉を巻いているが、茄子がかなり薄切りなので、パクっと食べると肉料理だと思ってしまうのだ。
意識して良く見ると、外側はしっかり茄子で巻いてある。
下に敷いてある玉ねぎのスライスと一緒に食べると更に美味。

+++

ってことで、料理紹介はまだまだ続く。

過去記事:老北京私房菜 《劉宅食府》 

to be continue~。

+++

《劉宅食府》


中国美術館より一本北側の「蒋家大院胡同」
(三聯書店横の北京銀行の向かい側の胡同)
を入ると看板が見えます。


Ph;010-6400-5912
10:30~23:00
(大人数で行くときは予約した方が良いです)

+++ 

 
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コメント

やっぱり…

炒麻豆腐、食べてみたい北京小吃の一つ! 
でも苦手な日本人も多いと聞きますが、さすがともこさん♪ やっぱり…(以下配慮により略)
私も実は豆汁けっこう好きなんですよ。やっぱり…(以下配慮により略)

>zhaozhaoさん

御配慮痛み入ります。

豆汁は、「好き。」というのは何かが吹っ切れている方の…(以下配慮により略)

炒麻豆腐は、見た目はまんま産業廃棄物ですが、味はずっと普通。
これはたぶん、ビジュアルで引っかからない方なら(←ここが普通ひっかかる?)味はイケると思います。

このお店のも充分美味しかったですが、他に美味しいお店があるようなので、今度食べに行ってみます?

もういつでも誘ってー!!
この一連の美食シリーズ、くわえっぱなしでふやけきった指をお見せしたいです。^^;

>zhaozhaoさん

老北京菜で他に行ってみたいレストランがあるので、またご連絡します♪

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