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白酒ラフテー/ラフテーと語源編@北京 

白酒でラフテー作ったってことを書こうと思ったら、ついつい白酒について熱弁しすぎて、ラフテーまで辿り着かなかったYO!

ってことで、やっとラフテー。

ラフテーそのものも作ったことが無いから、レシピはいつもの如く、クックパッド参照。

Cpicon 家宝 豚の角煮を沖縄ラフテーにするには by arielorange

このレシピの泡盛の部分を白酒に変えて作ってみたのだ。



作る前には、圧力鍋から湯気が出てきたとき、あの白酒のセメダイン臭が台所に広がったらどうしよう、目が開けられなくなるかも・・・と心配だったが、調理中、白酒の臭いは全く気にならなかった。

結果、前述500mlの二鍋頭を8割以上使って、見事ラフテー完成!

090205_lahute_05.jpg 
全然白酒臭くない!
で、ジューシーな仕上がり!
大成功!

090205_lahute_04.jpg 
豚の角煮には大根と卵は入れていたけど、
今回、さらにジャガイモも入れてみた。
これ、美味しい!

090205_lahute_03.jpg 
付け合わせのサラダはやっぱりゴーヤで。

だいぶ昔だけど、「ためしてガッテン」でゴーヤ(苦瓜)の苦みを取る方法を検証しているのを見たのだが、塩を揉み込むとか、よく炒めるというのは苦み解決にはならないと言っていた。
唯一苦味を抑えられるのは、味覚のコントロールらしい。
ゴーヤの苦みにアミノ酸の旨みが合わさると、苦味を感じなくなるということで、ゴーヤとかつおぶしの組み合わせがベストなのだそうだ。

ということで、生のゴーヤを薄切りスライスし、ツナとマヨネーズで和えて、かつおぶしを混ぜたサラダを作ってみた。
ゴーヤチャンプルを作る時にも、かつおだしを入れて炒めると苦くなくなるよ。

ってことで、ウチのキッチンには二鍋頭が常備されているが、キッチンドリンカーではないので、そこんとこよろしく。

・・・白酒つながりで。
ハルピンのお土産に白酒ボンボン(ウィスキーボンボンの白酒バージョン)があるのだけど、これ、全国発売とか、北京空港で売ってくれないかなぁ。(まだ売って無いよね?)
昔ハルピンで買った時には、チョコが美味しくなかったのと、作り方が荒くて結構な割合で白酒がチョコから割れて出ていたので、この辺改良してもらったら、すごく良い中国土産になると思うんだけど。
どっかの会社から出ないかなぁ。

+++

ところで。

沖縄の言葉って日本語の普通話とは全然違うけど、「らふてー」とか、「じゅーしー」とか、名前を聞いただけでは何の料理だか全然わからないものが多い。

で、今回、ラフテーを作りながら、「何で“ラフテー”っていうんだろ。」と考えていた。
結構中国語をヒントに考えるとわかるんじゃないか、と思って。

で、ハタと閃いた!

これって「肉骨茶(バクテー)」から来てるんじゃない?!

「肉骨茶(バクテー)」とは、簡単にいえば“豚肉のスペアリブの漢方煮込み”で、マレーシアやシンガポールで食べられている料理で、発祥はマレーシアに移民した中国人苦力の間から安い金額で体力を補うのが目的で生まれたと言われている。(詳細はWiki参照

マレーシアやシンガポールへ移民した中国人と言えば、たぶんその多くは福建人。
「ばくてー」って発音自体中国語の普通話じゃないから、福建語かな?
沖縄の目の前には台湾があり、ここの言語圏も福建語[閩南語(びんなんご)]圏。

どうかなぁ・・・と思ってググってみたら、台湾にも肉骨茶はあるみたいだけど、元はマレーシアはシンガポールなのだろうから、これは違うかもね…。

正式なところを調べてみると、“「東坡肉(dong1po1rou4;とんぽーろー) 」「ラフテー」起源説”が有力なようである。

[参照サイト]
客膳料理か保存食か-ラフテーの由来(5) [ラフテー]



料理としては、豚の角煮である「東坡肉」と「ラフテー」は非常に近いが、発音は全然違う。
語源というのは往々にして元の姿とちょっと変わってしまう場合も多い。
(日本の「ラーメン」や「ホイコーロー(回鍋肉)」が中国の「拉麺」や「回鍋肉」とちょっと違う料理になっているという例もあるし。ちなみに回鍋肉の件は陳健民が犯人らしい。)
言葉としては、「ばくてー」と「らふてー」、似てると思うんだけどな。

+++

次は「ジューシー」。

沖縄方言では、雑炊や炊き込みごはんのことを「ジューシー」と呼ぶんだとか。
これ聞いて、中国語わかる方、ピンと来ません?

「主食(zhu3shi2;じゅーしー)」。

雑炊や炊き込みごはんのことって、つまり“主食”でしょ?
中国語で主食のことをズバリ「じゅーしー」って言うじゃないですか。

これも正式(?)にはスペイン料理のオジャOLLAが語源だとされているようで、「オジャ」はお米入りスープ仕立ての料理、つまり雑炊のことらしい。
16世紀末期から17世紀初頭の南蛮貿易の際、イエズス会の修道士によって伝わったとされている。
(最近ではスペイン語では圧力釜を指す言葉だとか。詳細はWiki参照。


そっかー。
雑炊のことを「おじや」って何で言うんだろう?と思っていたけど、スペイン語だったのね。
(昔、『笑天』の大切りで歌丸が“若い愛人が作るのが「雑炊」、古女房が作るのが「おじや」”って言っていて、“歌さんに座布団3枚!”って思った。)

「おじや」が「てんぷら」や「ランドセル」「カステラ」の仲間だったとは意外!

でも、個人的には「主食」説、支持したいなぁ。(支持っつか、自分で考えただけですけど。)

+++

あと北海道料理の「ザンギ」(味付唐揚げ)の語源も中国語説が有力。

@@@

「ザンギ」という名前の由来



中国語で「鶏の唐揚げ」を意味する言葉「ザーギー(炸鶏)」、さらに「運がつくように」という意味から「ウン(ン)」が入って「ザンギ」と命名された・・・
というのが発祥店(鳥松)のご主人による説。他にも、中国語の「炸子鶏(ジャーズージー)」が訛って「ザンギ」になったという説や、鶏肉を骨ごと切る(散切り)から「ザンギ」と名付けられたという説まで、さまざまな説が飛び交っています。
また、北海道が「ザンギ」なのに対し、愛媛県では「千斬切(せんざんき)」、東予地方でも「ざんき」と地域によって呼び名はさまざま。
ちなみに、戦後の北海道には中国や満州からの引揚者が多くいたため、中国語の語源が多いことも頷けますよね?

「鶏肉ランド」より 


 
@@@

「炸鶏(zha2ji1;じゃーじー):鶏の唐揚げ」を「ザーギー」と発音するのは方言だろうか。あるいは日本人にはそう聞こえた?(満州からの引揚者が伝えた説を考えると、中国東北地方の方言だとそんなに発音が変わるとも思えないけど。)
「炸子鶏(zha2zi3ji1;じゃーずじー)」は中国語普通話の発音に近いのに。

中国語語源説が正しいとすると、タコのザンギっていうのは、「タコの炸子鶏(タコの鶏の唐揚げ)」と言うことになって本当はおかしいね。
論理的な中国語で表現すると、「炸子タコ」だよね。
いや、もう「ザンギ」は立派な日本語だから、いいんだけど。

+++


いや~、思わずいろいろ調べちゃった。

じゃんけんぽん」(これはたぶん広東語が語源。他にも他説あり)とか、「ちんぷんかんぷん」(聴不懂看不懂[ting1bu2dong3 kan2bu2dong3;てぃんぶどん かんぶどん]語源説。これはほぼ確定。)とか、気がつかない所にも中国語は潜んでいるね。

+++

    

    

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コメント

そうだったんですね!!

「チンプンカンプン」の起源が中国語だったとは・・・・。目から鱗が落ちまくりました~。
ラフテー、写真で見てもとっても美味しそうですe-146 ともこさんの食に対する取り組みは、いつも実験が入ってて読んでて楽しいです♪

語源ネタ、面白い! おまけにテーマが食だし♪
沖縄料理の名前はホントに謎めいたの多いですよね。シルイチャグァーやらンムクジプットゥルーやら(笑)。
語源ネタ、続編も期待してます♪


>ネコバカさん

「チンプンカンプン」とか、「変な日本語だなぁ」と思いつつ、その語源までは知らないものですよね。
わたしも知った時には、「なるほど~!」と思いました。

北京にいると手に入りにくい食材があるので、そこを工夫するのが結構楽しかったりもします。
地元食材は安いのも魅力ですね!

〉zhaoさん

〉シルイチャグァーやらンムクジプットゥルー

そんな料理もあるんですね!

「ン」から始まるとか、完全に日本語じゃないですよね。中国語でもない…。まるでアフリカの言葉ですな~。
食の語源って、つまりその地域の食文化のルーツってことで、気になりますね・・・。

また何か「ハッ!」としたらUPします!

ども、福建系日本人です(笑)。
ばくてーは福建語(みんなん語)ですが、らふてーとはちょっと違うブツですね(我が家の昨夜の夕飯はばくてー)。ばくては胡椒たっぷりの漢方スープで似たスペアリブで、スープを楽しむといった感じです。
いわゆる豚の角煮とはちょっと違いますよね。

そうそう、ケチャップは広東語だそうで。英語ではトマトソース。
焼酎は福建語発音です。

トラバさせてくださいね。

>wankoさん

ケチャップは広東語ですか!確かにちょっと変わった発音ですよね。
焼酎という読み方も不思議でしたが、福建語か~。

「ばくてー」らふてー語源説は、「ばくてー」という料理と言葉が沖縄に伝わったけど、同時期(或いは前後して)伝わった「とんぽーろー」とごちゃまぜになって、「とんぽーろー」のことを「ばくてー」→「らふてー」と呼ぶようになった、という仮説です。

というのは、「らふてー」とんぽーろー説だと、料理は似ていますが、発音が似ていないのが腑に落ちないので・・・。2つの料理の名前が混同されて間違って定着した、ということって、結構ありそうじゃないかな?と思ったわけです。

でも、誰もそんな説を唱えていないようなので、たぶん違うんだろうな・・・。

こちらからもTB、宜しくお願いいたします!




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南方中国語トリビア

大仏は今回2週間以上日本に滞在。奴にとってこんなに長く日本にいたのは初めてのことらしい。日本語も「じってじって(福建語で少しずつの意味)」分かってきているようだ。ある日「へ...

  • [2009/02/10 12:51]
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