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人口雪と融雪剤@北京 

毎朝地下鉄の駅で無料の新聞を配っているおじさんがいるので、それをもらって読みながら通学している。

18日にもらった新聞のトップは「3日間降雪 71回人口増雪作業」とデカデカと明記。
え?これって人工雪だったの???

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調べてみたら、やっぱりそうだった。

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北京市で人工降雪、雪による農産物への被害はない

北京市海淀区、昌平区、密雲区、懐柔区など8つの区と県の28カ所では、16日午前0時から「人工降雪」の作業が行われ、今年初めてとなる雪が降った。



16日の午後5時までに約500本のヨウ化銀を入れたロケットが打ち上げられた。北京市人工影響天気事務室の責任者は、「16日の夜と17日の昼に降雪の予報があったため、北京市は干ばつを改善するために『人工降雪』を行った」と紹介する。

本文はコチラ

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帰り、歩道の上になにやら撒かれた跡が・・・

090218_snow_02.jpg 

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Mr.理科の相棒が気が付き、手に取って見て、「融雪剤だね~。」と。
つまり、塩(化学的には「エン」と呼ぶらしい)。

この塩、西直門の道にも撒かれていたし、ウチの近所(朝陽公園近辺)にも撒かれていたということは、北京市内全体的に撒かれていたということになる。

この融雪剤については前述の新聞にも書かれていた。

090218_snow_05.jpg 

北京市内でこの日に撒かれた融雪剤は443トンとのこと。
つまり、443トンの塩(エン)を道路に撒いたってことだよねー。

う~~~ん・・・環境への被害とか、大丈夫なのかなぁ。(植物枯れそう…)

 

 

しゃおりんさんのブログ《北京メディアウォッチ》には広東省での融雪剤の被害について書かれている。(融雪剤が水源を汚染、広東省

 ニュース記事:

融雪剤の人体への影響否定 広東省環境保護局

 
(中国通信=東京)広州17日発新華社電によると、関心を集めている京珠(北京―珠海)高速道路の広東省北部区間で氷雪対策に使用された融雪剤が沿線の村の水質に影響を与えている問題について、同省韶関市環境保護局と韶関塩業総公司は17日、高速道路の乳源―楽昌区間にまいた融雪剤は国家備蓄食塩で、現地の水質検査をしたが、亜硝酸塩は検出されず、塩化物の含有量は飲料水の基準を超えていないと発表した。

 一部メディアは最近、先月下旬から今月上旬にかけて同区間にまかれた融雪剤がこのところの気温上昇で雪解け水に混じって地下に浸み込み、沿線の一部住民の飲料水が塩からくなり、飲んだ後に頭痛や発熱、嘔吐などの症状がみられ、亜硝酸塩を含む工業用塩を融雪剤として使用したことが原因の可能性があると報じた。

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これ↑に対する政府の説明↓。


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高速道路に使う融雪剤、人体への影響はない

報道によりますと、融雪剤を使った後、地下水が塩辛くなりました。このため、亜硝酸塩などの工業塩を使ったという疑いが出たとのことです。

17日、国家環境保護総局と広東省環境保護局の専門家チームは、関係地区の水質検査を行いました。その結果、水に含まれている塩化物の量は国家生活飲用水の基準を超えていませんでした。また、亜硝酸塩も検出されませんでした。(02/18 翻訳:Yin)

「中国国際放送局 日本語部」より2008年2月18日  

中国の関係部門は17日、「北京から珠海までの高速道路の広東省の北部にある部分に使った融雪剤は食用の塩で、人体への影響はない」と明らかにしました。

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◆融雪剤について◆

理学博士セイちゃんの雑学カフェより(平成21年2月)

― 北海道の場合は、道路の凍結を防ぐ目的に用いられるので、融雪剤というよりは凍結防止剤と言う方がいいかもしれません。1990年代前半からスパイクタイヤが規制されまして、結果としてツルツル路面が発生しやすくなった頃から、凍結防止剤の散布量がことに増加しております。


(略)


しかしながら、道路に大量の塩を撒くことになるために、車の錆びの原因になったり、周辺の植物が枯れてしまうというような悪影響も出てまいります。このために、塩素を使わないような酢酸ナトリウム等を用いたり、環境に優しい融雪剤の開発も進められています。


―そういえば前にシカゴに行った時に、シカゴの車がすごく錆びていたのです。「どうしてですか?」と聞いたら、「雪を解かすために、道路に塩を撒くからだ」と言っていましたが、それと同じなんですね。

 
―そうですよ。アメリカの方は、塩を高速道路や一般道にどんどん撒いているんです。


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日中環境情報サイトENVIROASIAより(2003年10月)


北京市政府は今年の冬より「機械を使った除雪を主とする」除雪方式をとり、有害な化学融雪剤の使用を制限することで、融雪剤が環境に及ぼす悪影響を最小限に抑えるとの決定をした。



長年、北京で使用されてきた融雪剤の主な成分は、未だに塩・塩化ナトリウム(食塩)と塩化カルシウムであり、化学上これらの物質はみな「塩」に分類され、工事や緑化に悪影響を及ぼす。建造物や植物の成長を損なう主な原因は、融雪剤中の塩化イオンである。塩化カルシウムと塩化ナトリウムを比較すると、塩化カルシウムの毒性の方がやや弱いが、ほとんど差はなく、鉄筋コンクリートに対しても(同じように)破壊性を持っている。



融雪剤の環境に及ぼす被害の減少は世界的な難題であり、環境に全く悪影響を与えない融雪剤は未だ開発されていない。そこで、北京市市政府は関係部門に対し、新製品の開発を呼びかけると同時に、世界各国からも広く募集し、新しい環境保全型融雪剤の早急な導入を目指している。また十分なレベルの溶雪剤が手に入るまでの間融雪剤の使用を制限し、機械除雪の比率を増やす。これらの措置を講じて、環境へ及ぼす被害を減らしていく方針である。


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ヨウ化銀を撒いて雪を降らせて、融雪剤で溶かす・・・。


人体に影響が無いことを祈るばかり・・・。

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コメント

ご紹介いただき、ありがとうございます。 ^^
「塩」で思い出しましたが、私そういえば、昨年日本で受けた人間ドックで「血中の塩分がちょっと多いですね~~気をつけましょう~~」といわれました。

今までそんなことがなかったので、原因を考えてみると、やっぱり北京での外食中心の食生活だったかな~~と。
でも、もしかすると知らずうちに摂取している「塩」もあるかも。。。
なるべく気をつけたいものですね~~。 ^^;

>しゃおりんさん

融雪剤、最終的には全部で5000余トン使用したと新聞に書かれていましたね。これは広東省みたいな影響は出ないのか心配です…。
なんだか、目に見えないわからないことがたくさんありますね。

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融雪剤が水源を汚染、広東省

 今年初め、50年来といわれる雪害にみまわれた中国南部の広東省で、人為的な二次被害が起きている――。  北京の地元紙 『新京報』 が、広東省広州市の夕刊 『羊城晩報』 の記事を転載した。  それによると、同省北部・韶関市の高速道路にまかれた融雪剤が、付近...

  • [2009/02/20 02:02]
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