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元宵と進化する湯圓@北京 

きょうは正月15日目。元宵節(yuan2xiao1jie2)。
提灯を吊るしたり、元宵を食べて、春節最後の日を祝う。

毎年書いていて恐縮なのだけど、元宵(ゆぇんしゃお)と湯圓(たんゆぇん)、似ていて非なるものなので、一応違いを書いておく。

餡に水をつけ、もち米の粉の入ったふるいの中に入れてころがしながら粉をまぶしていき、大きくしていくのが「元宵で、先にもち米で皮を作り、その中に餡を包み込んで作るのが「湯圓
主に北方で食べられているのが「元宵」、南方が「湯圓」。

わたしの少ない経験でも、14年ほど前、北京の街角ではこの元宵節が近付くと、ふるいの中で元宵を転がして、製造の実演をしながら元宵を売っている店がたくさん出ているのを見かけた。(最近はそういう店はみないなぁ。)
貴州省の山の中の街に行った時、市場で食べたのは湯圓だった。
江西料理レストランで食べたのも湯圓だし、上海近郊の町で食べたのも湯圓だ。
そういえば、《レッドクリフ2》にも湯圓を食べるシーンが出てくる。
湖北省も湯圓文化圏なんだな。
ちなみに、この映画では、冬至なので湯圓を食べるということになっている。
北京では冬至に食べるのが餃子と聞いたことがある。冬至に湯圓を食べるというのは聞いたことないな。
これも、小麦文化圏と米文化圏の違いなのだろうか。

元宵と湯圓。

似て非なるこの2つのお団子を比較検討してみた。
まずは、湯圓から。

+++

先日、ナッツ餡の湯圓(tang1yuan2:たんゆぇん)が美味しい、というようなことを書いたが、スーパーに行ったとき、この「金メダル 玉湯圓」シリーズがどうしても気になり売り場をのぞきに行くと、なんと特売!
すかさず、他の2種類も買ってしまった。

【過去の湯圓関連日記】 
たんゆぇん 
ナッツ餡の湯圓@北京 


今回購入したのは・・・


090122_tangyuan_03.jpg 
碧玉巧克力
チョコレート(中国語で「巧克力」)&ナッツ餡
外の皮の部分が緑色なのは蘇州杭州の緑茶使用と書いてある。



090122_tangyuan_05.jpg 
紫玉板栗
栗(中国語で「板栗」)餡
外の皮の部分は紫もち米使用で紫色。
(どちらも、「如何なる人口合成色素は使用しておりません。」と太字で書いてある。)


チョコレート&ナッツ、栗。
通常16元のところ特売で13.5元だったので、両方オトナ買い!
(その後、同じ店で12.8元になっているのを発見!どんどん安くなっている・・・)


090122_tangyuan_01.jpg 
一気に両方オトナ食い。
色がとっても綺麗!
着色料不使用って書いてあるけど、色も不自然にはどぎつくはない。
こんな甘味が出てきたら、可愛いくてニッコリしちゃうよね☆^^


090122_tangyuan_02.jpg 
ちなみに器は彝[イ]族の漆器


これ、見た目も可愛いし(特にこの2色の色合わせがまた良い♪)、味も最高。
緑のほうは、チョコの中からナッツがどろっと出てきて嬉しいし、紫のほうは栗餡がほっこり出てきて、これまた嬉しい。
高いだけあって、団子の部分も柔らかくて美味しい。


寒い日のちょっと小腹がすいたときにこれを食べる幸せ。


湯圓の進化を感じる今日この頃。

+++

ヨーカ堂などの大きなスーパーでは元宵節の季節商品として湯圓の特設コーナーが出来ていたが、近所の地元スーパーでは元宵が特設売り場で売られていた。

湯圓は前述のように日々味も進化し、手軽な冷凍スイーツとしていつも売られているが、元宵はこの元宵節の時期にしか売られておらず、冷凍食品としても売られていないように思う。

今回、年に一度の元宵を購入できる機会を逃さず、両者を同時食いし、比較検討を行ってみた。

090122_tangyuan_11.jpg 
元宵
30個15元(1個あたり5角)
1個はピンポン玉より一回り小さいぐらいの大きさ。
中の餡は「五仁」「黒胡麻」「チョコレート」「ナツメ」「キンモクセイ」
などがあった。アラカルトでの購入も可能だった。



090122_tangyuan_10.jpg
湯圓
これは15個入り7元の冷凍のもの。(1個あたり4.6元)

外観を比べると、元宵は前述のように雪だるま式に粉をつけていくので、表面もボコボコしている。
湯圓は日本の白玉団子方式で、粉を練って皮を作るので、表面がつるんとしている。

090122_tangyuan_12.jpg 
並べると顕著。
左が元宵、右が湯圓

製法が違うので、当然食感も違うだろう。
早速茹でてみる。

090122_tangyuan_13.jpg 
元宵
茹でてもやはり表面はちょっとボコっとしている。

090122_tangyuan_14.jpg 
湯圓
白玉団子と同じく、つるんとしている。

090122_tangyuan_09.jpg 
左 元宵 / 右 湯圓

構造的にも、元宵のほうが雪だるま式に粉をつけている分、ずっしと重く、“詰まっている”感じがする。茹で時間も、同じ鍋で一緒に茹でたのだが、湯圓が茹であがった時点では元宵はまだ固く、更に数分の茹で時間が必要だった。

食感も想像していた通り、かなり違う。

湯圓は白玉団子の食感を想像してもらえればそれとほぼ同じ。
その中に餡が入っている感じだ。

一方、元宵はずしっともっちりしていて、白玉団子の食感とはかなり違う。
みたらし団子のような団子の食感に近いかも。

二者を比べると、湯圓のほうが喉越しも良く、つるんと洗練された味わいがあり、元宵は「昔ながらの」「伝統的な」という言葉で飾られそうな、素朴でずっしりとした独特の味わいがある。

冷凍商品としての元宵が無い、あるいは日常的に売られておらず、あるのは湯圓だけというのは、機械での大量生産が構造的に難しいからか、あるいは冷凍食品の技術は南方で先に発達したため、南方人の好みが商品開発に反映されているのか、その辺の裏事情はわからないが、元宵は湯圓とはまた違った風情のある、美味しいスイーツである。

やはり元宵節には元宵を食したい。
今後もこの時期だけでもいいから、元宵を売ることを止めないで欲しいな。

*ってことで、「うちの冷凍庫にあるのは湯圓だわ!でも、元宵も食べてみたいわ!」というアナタ!元宵は2月9日まで売っているはず。たぶん、京客隆などの地元スーパーのレジ前特設会場に売っていると思うので、それが“元宵”かご確認のうえ、ご購入ください。
(そして元宵と湯圓の食べ比べをしてみると結構面白いです。)
元宵を食べられるのはこの時期だけだよ~!

090122_tangyuan_08.jpg 
あ~間食しちゃった・・・という罪滅ぼし(?)に
お茶は濃い目のプーアル茶。
消化して~~~~~!


+++


某所で入手した「いやげもの」系グッズ。


これ結構クリーン☆ヒット。


※いやげもの・・・修学旅行生などがうっかり買って帰ってきてしまう、「もらって困る、嫌なみやげもの」の総称。みうらじゅんの造語。中国は「いやげもの」の宝庫と言われている。


090122_tangyuan_06.jpg 


え?よく見えないって?





090122_tangyuan_07.jpg 
兵馬俑鉛筆
鉛筆の上に兵馬俑の顔のキャップが付いている構造。
顔の部分は石みたいな素材で結構リアルなのがまた嫌。


+++







 

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コメント

私も買いました

市場で買ったチョコ餡のはずが・・・どうやらナッツ餡で見事やられました。15個買って誰も食べず。私、こう見えて甘いもの(特にこの餡系)が苦手だったのについ今日はあの日だから・・・と買ってしまいました。

すみません、連続です

あのかわいい漆器はどこで購入できるんですか!ぜひ教えてください!

>陸太太さん

コメントありがとうございます!

外からみたらわからないので、売り場のおばちゃんが間違えたんですね!
ナッツ餡、だめですか?わたし、それが一番好きなんですけど…。
チョコ餡は確かに美味しいですね!
15個放置は厳しいですね・・・。
揚げ団子とかにしても…ナッツ餡はナッツ餡だからダメかな・・。

あの漆器ですが、彝[イ]族という少数民族の伝統工芸品で、彼らの住んでいる場所以外ではあまり市販されていないと思います。
四川省の成都からさらに飛行機で1時間飛んだ西昌市で購入しました。

たぶん、他の街では売っていないんじゃないかと…。スミマセン!

(これ、可愛いので気に入っているのです。北京で代理店販売しようかな?)

我が老家では冬至に湯円です。
しかし今晩も湯円食べちゃいました。
しかも一人10個近く(爆)
それはひとえに我が家の熱帯人が湯円好きだからです~。

お初書き込みです

へ~、違うものだったんですねえ。なんで呼び方が違うんだろうって思ってました。

さっき知ったばかりなので、家には湯圓しかありませぬ。来年までお預け?

昨日は花火と月は見たけれど(それと沢山の消防車)、湯圓は食べ忘れてました!!!!今からスーパー行っても売ってるかしら。
元宵はともこさんの記事で初めてしりました。元宵節なら元宵の方がシックリきますね~。

>wankoさん

シンガポールでも冬至に湯圓なんですね。
ってことは、元宵節に湯圓というのは、どういう経緯なのかなぁ…。謎。

1人10個って、さすがですね!
良い食いっぷりです!

>xiaomao07さん

コメントありがとうございます!

元宵と湯圓、あまり区別されていないようで、ヨーカ堂でも「元宵節コーナー」で売っているのは湯圓だし、レストランでこの日サービスで出してくれるのも、普通湯圓みたいです。

食べ比べてみると意外と違うので、是非来年、試してみてください!

>ネコバカさん

私は月も見ていたことは見ていたのですが、そんなに特別に大きな月だとは気が付きませんでした…。むしろ、ビルの方が気になって…。俗人です。

元宵、食べ比べてみると湯圓とはまた違う食感で面白いですよ!
もし、今年逃していたら、また来年!

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