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中国紅茶の淹れ方 

中国紅茶のおいしさにハマり、前回の一時帰国時のお土産にお茶好きそうな方々にお配りしてきた。
その中でも、ライチ紅茶などのフレーバーティーが評判が良かったことは以前書いたが、最近、

「ライチ紅茶を他の人に淹れてあげたところ、ライチの味がしないね、と言われたのだけど、中国紅茶の美味しい淹れ方の分量を教えて!」

というメールを頂いた。
その方は、茶葉6gを使用ということで、でおそらくティーサーバーで紅茶を飲まれているようである。
このメールを頂いたとき、思い当たることがあったので、ここで中国茶の淹れ方について改めてUPしておこうと思ったのだ。

中国茶を飲むときには、急須を使う場合もあるが、蓋碗(蓋付きの湯のみ)でお茶を入れることの方が多い。
中国茶では、釉薬を使わない陶器で作られた急須である「紫砂壺(zi3sha1hu2)」でお茶を入れる場面を茶芸館などで見ることがあると思うが、紫砂壺で淹れるお茶は多くは烏龍茶であること、また紫砂壺はお茶の味をまろやかにする効果がある反面、お茶そのものの味をみるには向いていないことから、お茶屋さんで試飲するときには蓋碗でお茶を淹れてくれる。

わたしも自宅で日常飲むお茶は蓋碗で淹れることが多い。
(たまに烏龍茶を紫砂壺で淹れるのだけど、茶葉の種類ごとに急須を変えないといけない[←お茶の味が沁み込んでしまうので、「安渓鉄観音」と決めたらその急須では「安渓鉄観音」しか淹れられない]ので、結構面倒くさいのだ…。)

090122_06_tea.jpg 
普段お茶を飲むときのセット。

中国紅茶を飲む場合もこれで淹れており、紅茶の場合は以下の分量。

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【定番分量(蓋碗)】

蓋碗に入るお湯の量:150cc
茶葉:3~4g
お湯の温度:約95℃
お湯を入れてからの蒸らし時間:1煎目(洗茶は無し)約45秒

+++

一般的に紅茶を飲む場合、ティーサーバーを使う方も多い。
日本で良く飲まれている欧州系の紅茶の場合、茶葉の量はティーカップ1杯分だとティースプーン1杯が目安と言われているが、中国紅茶はスリランカやインドの紅茶に比べると茶葉が粉砕されていないため、同じ分量(1杯分=ティースプーン1杯)だと茶の出が悪く、薄い味の印象になってしまう可能性がある。

そこで、検証してみた。

+++

090122_03_tea.jpg 

まず、3gの茶葉を蓋碗で淹れる、という中国紅茶の定番分量でお茶を淹れ、味(濃さ)を確認。
使ってみたのは、問い合わせがあったのと同じライチ紅茶。

090122_08_tea.jpg 

ティーサーバーに茶葉6gを入れて味を検証。(うちにあったティーサーバーの容量は350cc)

090122_05_tea.jpg


たしかにちょっと薄い印象が・・・。
ライチ紅茶は茶葉にライチ果汁等をつけて味と香りを出しているため、腐敗防止のため蜂蜜や砂糖も添加されており甘い味がするが、茶葉の量が少なくお茶の味が薄いと、薄甘いだけの砂糖水のような味になってしまう。

090122_09_tea.jpg  

蓋碗の分量(150ccで茶葉3g~4g)の比率で淹れると、約7g~9gが目安。
今回は8gで淹れてみた。
(茶葉8gって結構なボリューム!)

+++

【ティーサーバー向け分量】

湯量:350cc
茶葉:8g
湯温:95℃
蒸らし時間:3分

+++

これで、蓋碗で淹れるときとほぼ同じぐらいの濃さになった。

秤や温度計が無い場合の目安でいうと、ライチ紅茶の場合、茶葉3gはだいたいカレースプーンすり切り1杯程度、大匙だと軽めの1杯程度となる。 (茶葉が大きいものだと量はさらに多くなる)
温度は湯が沸騰してきて、小さめのあぶくがぼこぼこ出てくるぐらいが90℃、大きめのあぶくが出てくるのが95℃である。
ちなみに、わたしは卓上の電気式ポットを愛用しているが、蓋を開けたまま温度を測ってみると、「沸かし中」の赤いボタンから、「湯沸かし完了」の緑ボタンに変わるのが95℃のときで、100℃まではいかなかった。
蓋を閉めた状態だと100℃までいくのかもしれないけど。
この辺が温度の目安。

+++

わたしが一番好きな紅茶は「川紅」という、四川省で採れる紅茶なのだけど、これもティーサーバーで味を検証してみた。

090122_10_tea.jpg 

これは茶葉がライチ紅茶よりさらに大きいので、10g投入してみた。
(普段は3gなので、10gの多さにビックリ!もったいないなぁ・・・なんて思いながら…。この紅茶、希少で高級なので、お値段も高いのだ。)

結果は、やはり10gは多すぎ。
川紅も8gで良さそうだ。

蒸らし時間も紅茶の定番である3分だとちょっと出すぎのようで、2分半ぐらいで良い感じ。

今度日本の友人に贈る時には、美味しい飲み方の分量も教えてあげよう。

090122_07_tea.jpg  
川紅
香りの添加は何も無いのに、フローラルな香りがする素敵な紅茶

【過去の中国紅茶関連記事】
キンモクセイ紅茶・ライチ紅茶を見直す@北京 
馬連道でマニアックな紅茶と出会う@北京 

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コメント

お尋ねします

はじめまして。
07年の秋に北京に引っ越してきました。
以前はコーヒー党だったのですが、昨年出産してから不思議とコーヒーよりもお茶を好むようになりました。
ジャスミン茶や緑茶など中国茶も飲みますが、紅茶がすきで、日本から持ってきたものを少しずつ飲んでいます。
中国にも紅茶があったんですね!全然知りませんでした。しかもライチ紅茶おいしそう!どこで購入できますか?
それから蓋碗などの中国茶器もほしいと思っています。どこで売っていますか。教えてください。

>ノリヤンさん

コメントありがとうございます。

中国紅茶も種類が多く、ヨーロッパの紅茶とはまた違う味わいがあっておいしいですよ。
(イギリスの紅茶も起源は中国茶のようです)

中国紅茶と茶器については、大きめのお茶屋さんであれば扱っていると思います。
王府井その他にある天福茗茶にもあります。

天福茗茶にどれぐらい紅茶の品揃えがあるか正確にはわからないのですが、
一般的な「滇紅」や「祁門(キーモン)紅茶」、「正山小種(ラプサンスーチョン)」は
置いているのではないか、と思います。

ライチ紅茶だと、後海と鼓楼をつなぐ細い道である煙袋斜街の中ほどにある嘉春茶庄には
売っていたと思います。
ここはオーナーが福建の方で、茶器も豊富に扱っています。

茶器だけだと、三里屯の雅秀市場の4F(だったかな?ネイルやマッサージがあるフロア)のトイレ横の奥のほうに
お茶屋さんがあり、ここの茶器も廉価です。

また、琉璃厂の中にもお茶屋さんや茶器を取り扱っているお店はあります。

お茶屋さんでは試飲させてくれるので、「どんな紅茶がありますか?」と聞き、出してくれた紅茶を試飲して、
味が気にいったらまずは1両(50g)買ってみるといろいろと楽しめると思いますよ。


つ、ツボです!!

この記事、私にとって超ツボです!!細かく検証して下さって有難う!!
購入したライチ紅茶、試飲した時と自分で淹れた時の味が全く違っていて、いつも「???」と思っていたのです。
淹れる器と茶葉の量。ズボラな私はテキトーにやってました。美味しくなくて当然です・・・(-_-;)
さっそく紅茶淹れてみまーす♪

〉ネコバカさん

今回の検証で、ライチ紅茶は特に茶葉の量が少ないと美味しくないと思ったので、茶葉を紅茶にしては多い感じで増やすか、あるいは水の味かもしれないので、もし軟水を使っていらっしゃるようでしたら、硬水に変えてみると味が変わると思います。(お店で飲む水は硬水だと思うので。)

お目当ての味が復元できたら良いのですが。

ありがとうございました

ともこさん

貴重な情報ありがとうございました。
とりあえず、近くのお茶屋さんにいってみることにします。
この間、主人が台湾で30年もののプーアル茶をもらってきました。ネットで入れ方を調べて飲んでみたら、ちょっとカビ臭い感じもしましたが、ほのかな甘みがおいしかったです。
またお茶のこといろいろ教えてください。

〉ノリヤンさん

30年物のプーアル!!!
ものすごい逸品ではないでしょうか。
北京だと10年物でもかなりのビンテージです!
それだけ古いと、2回ぐらい洗茶をしたほうが良いかもしれませんが、相当美味しいと思います。

今後とも宜しくお願いいたします!

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