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陸羽茶芸中心と台湾茶@北京 

中国茶芸と言えば、わたしの個人的なイメージで言うと、台湾の「陸羽茶芸中心」が一番厳格にトレーニングをしているように思う。
わたしは北京で中国茶を勉強しているので、台湾はもちろんのこと、日本でどのように中国茶が学ばれているのか知らないのだけど、日本で中国茶芸を勉強されている方のブログを読んだり、お茶屋さんのサイトを見ている限り、台湾式の厳しいトレーニングを積まれているようで、非常に焦る。

中国の大陸でも、浙江省などの茶芸の試験は難しいと聞くが、はっきりいって北京は・・・少なくともわたしが受験した講座の試験は非常に大陸的であった。

そんな負い目から、台湾式、というか、陸羽式というものを勉強してみたく、ちょうど北京の陸羽でお茶講座を行うというお知らせを頂いたので、参加した。

※「陸羽茶芸中心」は天福茗茶が行っているお茶教室。

今回の目的は、お茶というより、「茶車」という、茶器等収納できる中国茶専用の移動式テーブルの実物が陸羽にあるので見に行ってみよう、というのが主であった。

わたしは以前北京の陸羽に話を聞きに来たことがあったので、その「茶車」を見ている筈なのだが記憶にないので、改めて見てみたかった。

これが話題の茶車。

081228_02_likuu.jpg 

081228_01_likuu.jpg 
コンパクトに収納できる。


081228_03_likuu.jpg 
裏側はこんな感じ。
お茶を淹れる部分は受ける部分がステンレスになっている。

う~む・・・素敵!
こういう台があると、お茶を淹れる気分も盛り上がるなぁ。
日本への搬送もこの台が2つに分割できるので問題ない、という話だったけど、問題は日本の住居だよなぁ。どう考えてもこれが余裕で置けるような住居には住めなさそうだし・・・。
今回は見るだけ、見るだけ。
じっくり茶車を見るだけでも、「眼福」になった。

今回のもうひとつの収穫は、本当の台湾茶を飲めたこと。

この会に台湾の陸羽で免許皆伝されたというKさん(日本の方です)が参加してくださり、台湾の中国茶カルチャーの話や、陸羽の話を聞かせていただいた。
そのKさんが持ってきてくださった台湾で購入されたという「東方美人」と「高山茶」が、口に運んだ茶杯の手が止まるほど美味しかったのだ。

実は陸羽でも一番最初に最も有名な台湾茶のひとつである「東方美人」を出してくれていた。
このお茶は赤い缶に入っていて、わたしも持っている。
これも東方美人に間違いはなく、東方美人として普通に美味しい。

しかし!!!

Kさんが持ってきてくださった東方美人の美味しさは「格」の違いを見せつけられた!そう思うぐらい、全然「品」が違うのだ。
東方美人は別名「香檳烏龍茶(シャンパンウーロン)」とも呼ばれているのだが、お茶が「シャンパン」に例えられたわけが、このとき初めて分かった。
高山茶も然り。

台湾茶をあまり飲んだことが無いわたしとしては、台湾茶に対する今までの認識が180度変わるぐらい驚くほどの美味しさだった。

そして、納得した。

大陸と台湾。
面積はケタ違いなのに、お茶の世界では台湾茶は別格扱いっぽくなっている理由を。
そして、日本でも中国茶というと、台湾茶を指している人が多いことを。

今までは、「大陸のほうが種類も多いのに。」とちょっと不満に感じていたのだが、台湾茶が幅を利かせているのも納得。

美味しいもん。

それも、ケタ違いに。

大陸のお茶も美味しい。
もちろん、台湾茶と肩を並べるぐらい上品で美味しいお茶もある。

先ほども述べたが、わたしは北京にいるため、台湾茶が入手しにくい。
教室で飲む台湾茶があまり美味しくなかったので、今までは台湾茶に「それほどのものか?!」という失礼な感想を抱いていたのだ。
(おそらくお茶講座でも本物の上級の台湾茶は入手できないのか、あるいは高くて勿体ないから授業には出さないかのどちらかだ。台湾茶の授業でも、あんな味の「東方美人」や「高山茶」は一度も飲んだことが無い!授業で出てくる大陸のお茶はとっても美味しいのに。)


馬連道にも「台湾茶」と書かれた店はあるが、わたしの予想では、あのKさんが持ってこられたような品のある美味しい台湾茶ではないと思う。
台湾茶も、今や大陸の南方やベトナムなどで台湾の茶の樹を植え、台湾茶の製造方法で安価な台湾茶を製造している。
北京で手に入るとしたら、こういうB級品の台湾茶になるだろうことは予想がつく。

あ~・・・台湾に行きたい。
台湾でお茶買いたい。

それが叶わぬとしたら、美味しい台湾茶を買えるのは日本だろう。
少なくとも、大陸よりは本物が来ている可能性が高い。

あ、誤解のないように言っておくけど、大陸のお茶がダメと言っているわけではないよ。

大陸のお茶もとても美味しい。
大好きだ。
ただ、今の環境だと、大陸のお茶については比較的品質の確かなものが北京でも安価で入手できる。少なくとも、日本にいるよりは値段もクオリティーも自分で選べる。

しかし、台湾茶はそれが叶わぬのだ。
少なくとも北京では美味しい台湾茶は入手できないだろう。
叶わぬから渇望する。
ものすごく欲しくなる。

そういうことだ。

+++

後日。

「台湾茶~!」

とぶつぶつ言っていたところ、日本へ一時帰国されたTさんが、渋谷の華泰という、台湾の方が老板をされている非常に有名なお茶屋さんで台湾茶を買ってきてくださった。
あ~~~~!Tさん、本当にありがとうございます!
夢が叶った~!

081228_04_taiwan.jpg 
文山包種茶(台湾烏龍茶)

 発酵度が低いため、知らないで飲んだら一瞬「緑茶?」と思ってしまいそうな淡い味わい。
フローラルな優しい香りが口に広がる。
とても良いお茶を頂いたようで、淡い味だが、しっかりとコクがあり、水っぽくない。(薄いけど後味がしっかりと残り、最後まで水っぽい味がしない。)

文山包種茶(別名:清茶)の名前の由来;19世紀後半、福建省で作られたお茶を紙で包んで輸送したため、「包種」の名がつけられた。
大陸では花の香りを添加してつくる「花香茶」の原料となるお茶だが、台湾ではその後品種改良され、花を添加しなくても花の香りが感じられるお茶となった。台湾文山地区産のお茶。


081228_05_taiwan.jpg
お茶の色も緑茶のように仄かな緑色

081228_06_taiwan.jpg 
岩茶の武夷肉桂と比べるとこんなに水色が違う。
(両方とも烏龍茶)
左;武夷肉桂(発酵度は比較的高く、製茶の最後の工程で
数回焙煎して仕上げるので
ほうじ茶のような焙煎の香りがする)
右;文山包種茶(発酵度が低いので、緑茶のような味わい)

081228_07_taiwan.jpg 
同じ種類のお茶とはもはや呼べないぐらい違う。


+++


《陸羽茶芸中心》
宣武区瑠璃廠東街65号
天福茗茶の店の奥
Tel:6315-6636

+++

ということで、お茶の話題で終わりましたが・・・

1年間、ありがとうございました!

来年も引き続き宜しくお願いいたします!

<(_ _)>

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