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馬連道でマニアックな紅茶と出会う@北京 

12月上旬、安渓鉄観音の秋茶を買いに馬連道まで行ってきた。

過去の馬連道関連日記;
馬連道の中国茶城 

北京馬連道茶城◆4月◆緑茶篇 

北京馬連道茶城◆6月◆岩茶篇 

安渓鉄観音は福建省の南部で作られるウーロン茶の一種で、春茶と秋茶が採れる。
一般的に、冬を越した春茶は味が良く、夏の強い太陽光線を浴びた秋茶は香りが良い、とされている。

081218_01_tieguanyin.jpg 
安渓鉄観音 秋茶

081218_02_tieguanyin.jpg 
水色は薄い黄金色

お湯を注ぐとふわ~っと安渓鉄観音独特のフローラルな香りが漂う。
とってもアロマな寛ぐ香り。
「春茶は味、秋茶は香り」と言われているけど、茶を口に含むとフローラルな香りとともにお茶の甘みもふわ~っと広がり、非常に多層的な味。
たぶん、今回買ったお店が当たりだったのだろう。
このお茶を淹れるだけで、優雅な時間が楽しめそう。

+++

目的の秋茶を購入後ふらふら馬連道を彷徨っていたら、気になるお店を発見。

店の前に「高山貴妃紅茶」と書いた紙が貼られていた。
聞いたことのない紅茶だ。

冬ということもあり、最近紅茶をよく飲んでいるので、ふら~っと店の中に入る。

「表に書いてある“高山貴妃紅茶”って何ですか?」

お店の人に聞いてみたところ、

「うちで試験的に作っているオリジナルの紅茶です。」

とのこと。

「雲南のですか?福建のですか?」

と聞いてみたところ、

「広東省。鳳凰単叢の茶葉で紅茶を作ってみたんです。」

と聞いて、ビックリ!
鳳凰単叢好きとしては是非飲んでみたい。

いそいそと席に座り、老板(lao3ban3:らおばん:オーナー)の奥さんがお茶を淹れてくれるのを待つ。

先ほど安渓鉄観音を買ったお店の老板は福建人だった。
顔つきもなんとなく北方の人とは違うし、中国語も訛っている。

「老板は福建人ですか?」

と聞いたら、やはりそうだと言った。

馬連道はお茶の一大産地である福建の人が多いけど、広東烏龍である鳳凰単叢を専門に売っているのは広東人だし、河南省のお茶を売っているのは河南人だ。

今いる店は見渡すと店の半分はプーアル茶を扱っている。
もう半分が紅茶類。
老板はどこの人なんだろう。
見た感じと話し方は北京人っぽい。

「老板はどこの方ですか?」

と聞いたところ、やはり北京とのこと。

馬連道では出身省のお茶を売っているのが普通だし、「うちの茶畑で作ったお茶だ」というのが一種の売り文句だから、老板が北京人というのは逆にステータスが落ちる気がした。
そういう疑問を察したのか、老板は、

「私の父は中国茶の研究家で、農家へ指導にも行っている。この店では父が選んだ本当に良いお茶を扱っているし、実験的なお茶も作っているんだ。」

と話しながら、研究家であるお父様の経歴が貼ってあるポスターの場所まで連れて行ってくれた。
なるほど。
老板、年は30代前半ぐらいで、確かに育ちの良いおぼっちゃんぽい。

お待ちかねの高山貴妃紅茶が出てきた。

茶の色は普通の紅茶と同じ。
一口口に入れると・・・・。

おぉ~。これはまさしく鳳凰単叢の味。
鳳凰単叢だけど、全発酵の紅茶の味。
不思議だ~~~~!
面白い。

わたしが鳳凰単叢を好きなのは、お茶の範疇を超えるほどの個性的な味と香りに惹かれるからなのだが、この紅茶にも、まさにあの鳳凰単叢のフローラルな香りが溢れている。
すごい!すごい!

名前の由来は、鳳凰単叢は高山で作られる茶葉なので「高山」、ライチのような香りがするので、楊貴妃がライチを好んだことから「貴妃」とつけたそうだ。
今年は試験的に作ってみたそうで、評判が良かったので来年も作るとのこと。

中国茶はどんどん新しいお茶が出てくる。
伝統的なお茶を楽しむとともに、新しいお茶に出会った時の喜びもまた大きい。

081218_03_gaoshanguifei.jpg 
高山貴妃紅茶の茶葉
鳳凰単叢の茶葉は巨大だが、これは小さく切ってある。

+++




 

 

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コメント

はじめまして。

こんにちは。はじめまして。
とっても丁寧なブログですね!

私も鳳凰単叢が大好きで
(密蘭香が好きなのですが)
今月11日から北京へいくので
絶対に買いたい、と思っているところです。

初中国で中国語もわからないので、
お茶を買うのはハードルが高そうなのですが(汗)

良い鳳凰単叢のお茶がかえる!という店を
ご存知でしたら
おしえていただけますか?

>えみぃさん

コメントありがとうございます。
鳳凰単叢、香りが素晴らしいですよね。わたしも大好きです。

わたしが知っているお茶屋さんはちょっと不便な場所にあり、観光の場所とはかなり離れているので、アクセスが難しいかもしれません。
お茶屋さんに行くだけで半日使うことになるかもしれません。

王府井などには天福茗茶や呉裕泰などの大きなお茶屋さんがあるので、もしかしたらそこでも売っているかもしれません。(鳳凰単叢があるか確認したことが無いのでわからないのですが・・・)

アクセスが悪い場所でも宜しければお教えいたしますので、メールアドレスをお教えいただけませんか?
MAILの欄に記入して頂き、コメント記入後、「管理者だけに表示を許可する」をチェックすると、私以外の方には見られなくなります。
宜しくお願いいたします。

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