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中国茶 評茶師の勉強を始めた。@北京 

しばらく中断していた中国茶の勉強を、11月から再開した。

1年かけて高級茶芸師まで辿り着いたので、今度は「評茶師」にチャレンジしている。

茶芸師というのは、その名のとおり、お茶を淹れる人。お茶の種類や特徴を把握し、一番美味しい状態でお茶を淹れられる資格、とわたしは認識している。(茶芸を綺麗に披露できる、という見方もあるのだろうけど、わたしはそこはあまり重要視していない、というか、いわゆる“表演”には興味が無いので、あまり上手じゃないんだけど。)

茶芸師がお茶を淹れる資格、だとしたら、評茶師はお茶を評価する資格なのだと思う。

なので、勉強の仕方も茶芸師と評茶師では全然違う。

お茶の種類を勉強し、そのお茶の特徴を把握し、茶葉の量、温度、茶器などを選んで一番美味しい状態のお茶を淹れることを学ぶのが茶芸師の勉強だったが、評茶師ではこんな勉強方法を行っている。

081115_17_tea.jpg 

一番奥にあるカップが茶葉を入れる専用のカップ。


今日の学習は緑茶の「黄山毛峰」だった。
最初に行ったのが、「双杯」という手法によるテスト方法。

老師が2種類のランクの黄山毛峰を準備し、各3gずつカップに入れ、100℃のお湯でカップいっぱいまで注ぐ(110cc)。(ABCDのカップに、ABにランクが上の茶葉、CDにランクが低い茶葉を入れる)

その状態で3分放置したあと、茶を抽出。

今日は学習の段階なので、まずABCDそれぞれの抽出後の茶葉の香りを確認し、茶を飲んでみて味を覚えてから、我々は後ろを向き、老師が茶葉・茶、各4つのカップの順番を変える。

我々は茶葉の香りと茶の味で、茶葉のカップ、茶のカップを元の通りに並べる。

この方法だと、上下のランクを識別できているか、また同じ茶葉を認識できているか、がテストされる。

+++

緑茶のあとはウーロン茶で「単杯」というテスト方法を行った。

今回は3種類のランクの「安渓鉄観音」が出てきて、今度は1つのカップに1種類、各5gずつ茶葉が投入される。

同じく3分待ち、お椀にお茶を出す。

081115_18_tea.jpg 
茶をお椀に出しているところ。

「双杯」のときと同じく、まず最初に上・中・下の茶葉の香りと茶の味を確認し、同じく我々から見えないように老師が順番を変える。

我々は今度は茶葉・茶、それぞれの上・中・下を元の通りに並べる。

この手法で入れたお茶は、美味しくはない。緑茶を100℃で3分も入れたら苦味が出てきてしまうし、ウーロン茶も3分も抽出していたら美味しい時間を過ぎて渋みが出てきてしまう。
茶芸師の勉強に比べて、授業中に飲むお茶が全然美味しくないのが唯一残念・・・。

+++

今回日本に帰ったとき、弟が愛読している《神の雫》を読んでたので、「評茶」している間、香りや味の特徴を記憶するのに「この味は色に例えると・・・」「景色にすると・・・」と遠峰一青の如く頭の中で比喩してみた。(アルコールが飲めないからじゃないけど、中国茶もワインぐらい深いと思うよ・・・。中国茶版《神の雫》が出たら、中国茶ブームが到来するのに。茶葉の値が上がるからそれは困るけど。)

その成果か(というか、一緒に勉強しているTさんの味覚・嗅覚が素晴らしいのだけど。)、本日の「評茶」は全てピッタリ!

「評茶」している間、神経が研ぎ澄まされて、非常に面白い。


中国人が「美味しい」「上等だ」と感じる味覚と日本人のそれとが微妙に異なるラインがあることも分かってきた。
きょう評茶した「黄山毛峰」のような緑茶は、中国人と日本人の味の好みが異なるようで、日本人が美味しいと思うほうがランクが低かったりする。
帰国したSさんが「黄山毛峰は値段が安いほうが香りがはっきりして美味しい」と仰っていたのだけど、なるほど、こういうことなのね。
さすがSさん。中国緑茶を知っている。



こうやって勉強しているともっともっと知りたくなるし、識別できるようになりたくなる。

+++

081115_19_tea.jpg 
「三元梅園」の前を通ると買わずにはいられない「奶巻(ないじゅえん)」
中国版カッテージチーズにあんこが巻いてある。
「石地香六安(Stone Orchid Luk On)」
という香港で買った味の濃い花茶と一緒に。

+++ 

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