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【過去日記】美姑の魔女 

2006年12月6日日記

北京から飛行機で2時間半飛び四川省の省都 成都へ。そこから更に飛行機を乗り換え1時間飛ぶと西昌市に到着する。

西昌市は涼山州彝(い)族自治州の州都であり、中国的にはロケット基地があることで有名。


雲南省と隣接し、3000メートル以上の山が並ぶ山岳地帯。主に彝族が住んでいる国家級貧困地域。


貧困と麻薬とエイズは密接に関連している。


貧困だから教育が及ばず知識がない。知識が無いから質の悪い麻薬が広がる。麻薬からエイズは直結している。


この地域は麻薬常用者が非常に多い地域であり、従ってHIVエイズ患者も非常に多い。


今回の出張は現地でHIVエイズ予防活動をしている彝族の女性が主催しているNGOと涼山州の山奥にある県の疾病予防コントロールセンターへの調査が主な仕事。(+貧困地域の学校の調査)


+++


西昌から車で5時間の美姑県へ。
途中、温泉が出るという場所で食事。
温泉に泳いでいる魚の焼いたものを食べる。淡水魚にしては臭みもなくて美味しかった。食べろ食べろと言われて4匹平らげた。


061206_02.jpg
温泉の出る店の前にいた彝族の女性。パイプをふかしているのがカッコいい!


美姑県へ行く途中、まず4000Mの山越えをしてその後は崖っぷちをひたすら走る。絶景。南なのでまだ紅葉が美しかった。澄んだ川のそばには豚とか牛とかアヒル、羊等いろんな動物がいる。途中通り過ぎた町では人と動物と同じぐらいの割合で遠慮なく車の前を横切る。このあたりになると住民は100%彝族で衣装も西昌の彝族とは異なっている。


美姑県の衛生局、赤十字会、疾病予防コントロールセンターでの打ち合わせ。思っていたより話が進み、今回の仕事、順調。


061206_01.jpg
【彝族文字】
トンパ文字みたいだね。


夜の宴会は彝族料理。
つか、部屋寒いし。窓、開いてるし。

南の人はなぜか外は十分寒いのに窓を開ける。なので、ダウンを着たまま夕食をとる。みんな普通の顔をしているが、わたしは窓を閉めたほうが絶対によいと思ったけど客人なので言えなかった。
(今は西昌のホテルですが、暖房の効きが悪いのでコートを着てこれを書いている。美姑のホテルでも暖房はあったのだが窓が薄く風が入ってきてとても寒かったので、ババシャツ、スパッツ、長T、部屋着パンツ、カーディガン、靴下、腹巻を装備の上、足湯で温まった後、マフラーをして寝た。自分の身は自分で守らないとね!)


美姑には今でも野生のパンダがいると聞いていたが、今回の宴会参加者の中にも山で野生のパンダを見たことがある、という人がいた。また、パンダは畑の作物を食べる害獣(って言葉あるっけ?)なので、昔は畑に出てくると殺して食べていたらしい。西昌で1人、昔パンダを食べたという人に会った。わたしの彝族の友人も子供のころ食べたことがあるらしい。それも、広東省の金持ちが金に任せて珍味としてグルメクラブ的な場所で秘密裏に食べるのではなく、普通に「悪い熊だから」ってことで食べていたらしい。ちなみに美味しかったそうである。

友人曰く、「パンダは飼っているヤギの血を吸うので悪い動物です!」

口の周りをヤギの血で真っ赤に染めているパンダ・・・


イヤ~~~~~~~~!!!



美姑の彝族の衣装は、特に女性は西昌市や隣の昭覚県あたりではカラーの織った布を頭に巻いているのだが、ここでは子供を産んだ女性は黒いつばの広い帽子を被っており、それに黒地に刺繍のある民族服、カラフルなスカート、冬場はその上に黒いフエルトの長いコートを羽織り、年を取った女性はパイプをふかしている。


その姿は遠くから見ると魔女のよう。
ディズニーランドのキャストみたい。
そういう魔女みたいな女性が数人集まっておしゃべりしていたりして、そして男性は黒い民族服の家に白いフエルトの長いマントを羽織っていたりして、町全体がおとぎの国みたいだと思った。


美姑県、観光地ではないけれど、美しく、素敵な町でした。


061206_03.jpg
【美姑の魔女】

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