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北京の廟会3*『双頭姑娘』篇 

引き続き廟会情報です。


20080210223948.jpg
派出所の真横で立ちションするおじさん
そこが派出所の入り口と知ってての犯行か?!
@龍譚湖公園


地壇公園の廟会はかなり伝統的な雰囲気を残していて、この手の祭りに必ずある、あの「見世物小屋」があるのです!

この小屋、2年前の廟会時に入ってみました。

もう二度と金払って寒い中入る気はしませんが、見る価値はあったと思っています。

想像以上のスゴサでした。

今年は当然見なかったのですが、2年前のレポートをここに記しておきます。


20080210223956.jpg
今年の看板
いや~・・・好奇心をそそります!


20080210224004.jpg
出たー!「双頭くーにゃん」
こんなしょっぱいCGで客は入るのか?!
(2年前に入りましたが。)

++(以下2006年春節レポートより)++


北京最大の廟会という、地壇公園の廟会に行ってきた。
こっちは昔ながらの伝統芸が見られる、というので期待してきたのだが、昨日の龍潭廟会に比べると道が分かり難くて、食べ物の屋台がなかなか探せない。

しかも、気温も低く風もあり、手袋から手が出せない。
モチベーション下がりまくりである。

焼きそばと羊肉串だけ食べてなんとなく歩いていると、蛇を身体に巻きつけた女性の看板が!!!
これ!こういうの!待ってました!!!



080210_dd01.jpg


5元払って、その見世物小屋(小屋・・・じゃなくて完全に外だった)に入る。

最初はスカーフを足で回す女性のショー。
雑技の前座なんかに良くあるヤツである。
観客、特に拍手無し。


080210_dd02.jpg


次は、小さい蛇を握った女性の登場。
女性、蛇を鼻の穴の中に突っ込む。

突っ込む。

突っ込む。

蛇、入らない。

つか、この時期、外は零下。蛇は冬眠しますって。

女性、舞台の袖に行く。え?もう終わり???
と思ったら、舞台袖にあった洗面器の水をピピッと蛇につけて、ピンッと蛇をはじいた。
ピンッて。

そんで、再び鼻の穴ん中へ。

今度は水をつけたせいか、蛇、するする入っていき、口から出てきた。

観客、とくに拍手無し。


080210_dd03.jpg
いわゆる「ほっしゃん」
細い蛇を鼻から入れて口から出している。


冷え切った客席に、オヤジのアナウンスが響き渡る。

「お待たせしました!次は『双頭姑娘』!」

観客、一気に舞台に引きつけられる。
小屋の前には、首の上に頭が2つ乗った、明らかに合成のポスターがデカデカと貼られていたが、まさか、本当に双頭姑娘が現れるのか?
観客の期待は一気に高まる。

「『双頭姑娘』はこのカーテンの後ろにいます!」

司会のオヤジのトークで唾を飲み込む観客。

舞台に張られた青いカーテンがめくられると、そこにはオヤジの肩ぐらいまでしかない木の箱が出てきた。

「『双頭姑娘』はこの中にいます!」

身を乗り出して舞台を見つめる観客。

いよいよ箱の扉が開かれた。

そこには、確かに『双頭姑娘』の姿があった・・・

椅子に座った女性の肩の上には、確かに首が2つ乗っていた。
左の首は無表情で、右の首は笑顔。


080210_dd04.jpg


最初、左の首は人形なのではないか、とわたしは思った。


080210_dd05.jpg


緊迫した観客に手応えを感じたのか、司会のオヤジは満足顔で『双頭姑娘』の左の首にマイクを近づけた。

「大家好!(みなさん、こんにちは!)」

唐突に左の首が喋った。

その途端、前に席に座っていたおじさんが唐突に「ワハハ~!」と大声で笑った。

これは一体何の笑いだったのか?
緊張したあまりのひきつり笑い?
やはりこのおじさんも左の首は人形だと思っていたのに喋ったことへの恐怖を隠すため?

しかし、よく見ると、つか、普通に見ればわかるけど、これって、後ろから前の人の肩に首乗っけてるだけじゃん。

・・・と思ったのは我々2人だけで、中国人観客は静まり返っている。

緊迫した空気のまま箱は閉じられ、『双頭姑娘』は青いカーテンの奥に消えていった。

この観客の静寂について、その後相棒と話し合った。

1.あまりのバカバカしさに言葉も出なかった。

2.凄いものを見てしまった!という興奮状態

3.あれは本当に『双頭姑娘』だったのか、何かからくりがあったのか、混乱していた

日本なら、明らかに1であり、しかも爆笑が起こる可能性もある。事実、我々は『双頭姑娘』がカーテンの後ろに去る時、 こらえきれず爆笑してしまった。しかし、その場で笑っていたのは我々2人だけ。他の観客文字通り口をあけて去り行く『双頭姑娘』を見つめていたのである。

ということは、恐らく3だったのではないか。
皆、混乱したまま、声を出すこともできなかったのではないだろうか。


080210_dd06.jpg
『双頭姑娘』と舞台に釘付けの観客


次のプログラムはブヨブヨした肉体のアニキの少林寺拳法だったので、寒さに耐え切れず我々は会場を出た。

蛇女の洗面器と『双頭姑娘』に興奮した我々は、大きな満足感をかみしめていた。

帰り際、もう一箇所、まったく同じ看板を出した小屋を見た。

『双頭姑娘』は今日、地壇公園に2組、いや2人いるのだろうか?或いは1組、いや1人でハシゴしているのだろうか。
日本ではもはや戦前でなければ見られないであろう縁日の見世物を堪能でき、非常に有意義な1日だったことは 言うまでも無い。



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