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【過去日記】彝族のこと。 

【過去日記】・・・過去に別の場所に書いた日記を転載します。


2006年11月18日日記

四川省・雲南省に主に住んでいる彝(イ)族の正月(彝族年)が来週1週間ということで、本日が大晦日的な日であることから、北京でも彝族のイベントが開かれ、彝族の友人に連れて行ってもらいました。


061125_01.jpg
彝族文字で書かれた横断幕




北京にいる彝族は推定約2000人内500人が集まる、というからかなり大きなイベントです。


1日がかりのイベントは、午前中はサッカーとバスケの試合、午後は彝族歌手による演唱会、彝族料理の食事、踊りとなっていて、夜用事があったわたしは演唱会のみ参加させてもらいました。


彝族語で書かれた垂れ幕、彝族語が飛び交う会場。
普段彝族語を話す機会の無い友人はすごく喜んでいました。
日本で沖縄県民が集まる「ゆんたく」に参加したことがあったのですけど、そんな感じ。


彝族の歌手による歌や踊りが次々に披露されたのですけど、その中ですっごく良い歌手がいたのです!CD欲しい~!っていうのが。


名前は「太陽部落」って、ちょっとなんなんですけど、まぁ英訳すれば「Sun Village」ってとこでしょうか。
アカペラグループなんですけど、彝族ってもともと歌や踊りが好きな民族なんで、声が良いんですよね~。ハモリがすっごくキレイなんです。で、チベット系の民族ということで、顔も濃い目で男らしくって、特にこの4人は顔も小さくて「F4よりイケてるじゃん!」って思ったのです♪(『流星花園』時代はそりゃF4にハマりましたけど。)


YouTubeではヒットしなかったけど、ここで試聴(?)できるので是非聞いてみて! http://big5.cctv.com/performance/20060514/100009.shtml


の下の左から2つめをクリックすると中国の若手歌手のコンテストで1位を取った時の映像が出てきます。(たぶんその時のものだと思うんだけど)


061125_02.jpg
太陽部落 カッコイイ♪


彝族の歌手でいうと、第1世代は「山鷹組合」というバンドで、第2世代は「彝人製造」、第3世代が「太陽部落」となるそうです。(名前はなんか変だけどさ・・・)


きょう、この3つのバンドが出たんだけど、どれも良かったです。生で聞けて、すっごく迫力ありました!
山鷹組合のアカペラもすっごくカッコ良かったです。
12月に涼山彝族自治州に出張があるので、時間があればCD、探してみたいな。


+++
会場に行く途中、友人から聞いた彝族の話。


中国が建国されたのは1949年とされているけど、彝族が現在の中国に入ったのは1955年。その7年間、彝族は漢族と戦争をし、最終的に中国に負けて中国の一部となったそうです。彝族には黒彝族・白彝族がいて、黒彝族が主に支配者階級だったのですが、戦争に負けた責任を取り、多くの黒彝族の人がその時自殺をしたそうです。そして、残った黒彝族と白彝族は漢族社会の中で1少数民族としての立場をとったのですが、彝族に伝わる財産としての銀は漢族に取られないように山の中に隠したので、今でも山の中に多くの銀が隠されているということですが、それはその時隠した人しか知らないということです。(彼の家に伝わる銀は見せてもらったことがあります。銀を作った時の彝族の支配者の名前が刻印されていました)


彝族は現在、多くが3000Mを超える山の奥に住み(この友人の実家も市内からバスにのり、降りたところから5時間歩いたところにある電気も電話も無い村の出身です。兄弟で中学校を出たのは彼だけです)「国家級貧困地域」に指定されている場所で主に韃靼蕎麦を作って暮らしており、現金で買うのは塩のみ、というような自給自足に近い生活を今でもしています。 (この地域の平均年収は約800元(12000円)年収だよ!)


なので、漢族にとっての先の戦争は第2次世界大戦を指しますが、彝族にとっての先の戦争とはその時の漢族との戦争を指すそうです。彼のおじいさん・おばあさんもその戦争時に漢族に殺されているため、彝族は漢族社会から離れて暮らす傾向がある、という歴史を話してくれました。

ただ、この彼は、漢族を敬遠するだけでは彝族社会は良くならない、彝族に必要なのは教育だ、と考えており、がんばって北京まで出てきて、北京で知識を身に付け資金を貯めた後、地元に学校を作りたいと本気で考えている、素晴らしい青年です。(まだ23歳!)


今日は彝族のことをよく知った1日でした。


061125_03.jpg


+++
【後日談】

彼はその後、北京で得た収入で地元に小学校を作りました。
23歳にして、素晴らしいです。
彼は教育の必要さを身をもって感じています。

彼については、日テレのニュースZEROで「中国の経済格差と教育」という切り口の特集で放送されています。(北京上京時から随時)


 


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  • [2008/02/10 12:03]
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