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職場で中国茶を愉しむ 

最近お気に入りの茶器です。


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お茶教室で試飲したお茶が気に入った日には茶葉を買って帰るのですが、自宅でじっくり飲む時間がほとんど無い。茶葉が減らない。飲みたいなぁ、買ったお茶。

職場では優雅に急須なんて使ってられないし、それなりに良い茶葉なので北方風のカップに茶葉をそのままポンと入れてお湯を注ぐ的な雑な飲み方はしたくない・・・。

で、これが登場。


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① 茶葉が上半分にあります。
お湯を注いだ状態。


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② 蓋から出ているポッチを押すと、真ん中にある穴からお茶が出てきます


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③ お茶が抽出できました


要は急須と同じ働きをするのですが、これだと職場の机の上においてあっても大袈裟な感じがしません。お茶は別のカップに移して飲むのがちょっと面倒ですが、お茶が抽出できるので、葉っぱからお茶が出すぎることがありません。最初に濃く出すぎてしまうプーアル茶を飲むのにとても便利です。

この秘密兵器を職場に持参してから、馬連道で買った六堡茶が飲めるようになりました。
これは黒茶という種類の後発酵茶でプーアル茶に似ていて、10煎近くお茶が出るので時間的に数煎しか飲めないときには勿体無いのです。職場だと朝から帰宅時まで1回の茶葉で飲めるので経済的。
しかも、お茶市場の六堡茶専門店で買ったので、かなり安かったのに味はとても良いのです。

この茶器のおかげで、プーアル茶・六堡茶の他にも、5月に農家から買った龍井、香りに癒されたくなった時にはジャスミン茶、しっかりした味で一息つきたい時には安渓鉄観音・・・と、職場
でも密かにお茶を楽しめるようになりました!

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《半島を出よ》~今年一番面白かった!~ 

面白かった!
今年読んだ本の中でダントツイチバン面白かった。
細部が詳細でリアリティーがあって、スピード感がある。
(ハードカバーの出版から2年以上経ってますが。ま、それぐらいの時差はご了承ください)

上・下巻あって長いんだけど、細部が面白くて早く読むのが勿体無くて、ゆっくりじっくり1行1行読んでしまった。

この本はいろんな読み方があるんだろうけど、未来予想的な部分、当たっていると思う。

日本の一番悪いところは「最重要事項が決められないこと」「責任の所在がはっきりしないこと」。

わたしがしている仕事にもコレ、言えるんだよなぁ。この仕事が失敗した際、誰が責任取るんだ?・・・いないんだよな、コレが。責任の所在がはっきりしないまま事業が動いている。
不思議と言えば不思議だ。

「あきらめというのは巨大な力に従うことを受け入れることで、巨大な力への抵抗を放棄することだ」

物語のラストというのは大事だと思う。
《ノルウェーの森》のラストはまぁまぁだったと思うが、《Dr.スランプ》のラストは如何なもんか?と多少がっかりした。
この物語のラストは、最高!というわけでもないが、良かった。
なんだか切なくなった。

今まで読んだ中で村上龍作品は《コインロッカー・ベイビーズ》が一番好きだったけど、今回こっちに更新。

あんまり面白かったので、来週北京に来てくれる友人に村上龍の文庫5冊をお願いしてしまいました。

これ、映画でも見たい(作品自体が映像的なんだもの!)、と思ってググってみたら・・・やっぱり話はあるのね。ハンパに(“北”さんに)遠慮しちゃうとつまらなくなるので、変に倫理的国際的配慮をしすぎないのであれば、見たいな。
(好きなキャラは?ということならシノハラくんだな。映画化する際にはシノハラくんのキャスティングには気を使ってほしい。というか、男の子達はみんな選りすぐりの若者をキボンヌ。ちなみに“イシハラ”をビジュアル化すると、どうしても古田新太になってしまう。他にイシハラ的な怪優はいるだろうか?)

「共有する感覚といういうのは静かなものなんだ。・・・みんな一緒なんだと思い込むことでも、同じ行動を取ることでもない。手をつなぎ合うことでもない。それは弱々しく頼りなく曖昧で今にも消えそうな光を、誰かと共に見つめることなのだ」
 









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《李欧》~幻想のシノワズリ~ 

職場の方からお借りして、久しぶりに高村薫を読んだ。

以前何作か続けて読んだ時、「この人は女性を書けない人だなぁ」という感想を持っていたのだけど、今回、その考えを新たにした。

だって、どの作品も出てくる女性は皆、やや綺麗かかなり綺麗で、線が細くて、明子ねーさんみたいに電信柱の影で見守っているタイプばかり。

要はキャラが立っている女性は出てこない。

《李欧》もしかり。これをやおい小説と呼んでも構わないと思う。

 

で、中国にてこれを読む不思議感。

李欧の表現が出てくるたびに「こんなやつ、おらんおらん」と一人つっこみ。

大学で勉強するぐらいでこんなに漢詩覚えるか?とまた突っ込み。

「こんな中国語の表現、普段使わんなぁ」とまたまた突っ込み。

 

でも、日本で読んでたら、確実に中国に憧れるな。

幻想のシノワズリですな。

 

突っ込みまくっていながらも、文章が上手いからどんどん読んでしまう。

こういう人は本当に職業作家だと思う。

 

高村薫の作品のファンって、男性の方が多い気がする。

イメージとして、保守系の男性。

彼女の描く作品に出てくる男性像・女性像のマンネリズムが安心するのだろうか。

今の女性像を掬い上げるように描く、例えば角田光代みたいな作家のファンは女性の方が多そう。

保守系の男性はこういう女性の姿を読むのは不快、とまでは言わないけど、面白くない、ということだろうか。

 

などとツラツラ考えてみたり。








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江西省出張&紅色旅遊の空港へ 

江西省吉安市へ出張に行ってきました。

出発は先週の月曜日。北京に初雪が降った日です。

事務所出発は午前10時。飛行機は11時45分発予定ですが果たして出発するのか?!

オフィスの下に見える三環路がすごい渋滞だったので飛行機に間に合わないんじゃないか?!と焦ったのですが空港までの道は順調に進み、搭乗手続きも普通。受付のおねーさんに「飛行機は遅れてる?」と聞くと、「今はそういう情報は来ていない」というので、さすが首都空港!こんな雪、関係ないね!と一安心。

 

結局定刻に飛行機に乗れ、席に着くと心配してくれていた事務所のスタッフに「予定通り飛行機は飛びそうです!」と携帯からショートメールを打って電源Off。


 

・・・・・。


 

飛行機、飛ばない・・・。


 

1時間が過ぎ、機内食が配られる。
飛んでないのに。


 

周囲の中国人乗客が「降ろせ~~~!」と騒ぎ始める。騒ぐ、と言ってもさすが飛行機客なので、硬座客やバス客のように大声で騒ぐことはせず、冷静な喋り口で、飛行機の外で待たせてくれ、とCAに訴えている。「これは間違っているだろ?」と諭しながら。

しかしながらCAが言うには今、北京発の全ての便が霧で離陸を見合わせており、この飛行機は第3番目に並んでいる、もし乗客を降ろしてしまったらもう一度並びなおす事になるので離陸がさらに遅くなる、いつまでになるかわからないがとにかく機内にいてくれ、と。
まぁ、その理屈もわかる。


 

で。


 

結局飛んだのは3時間後。(3時間ずっと機内です。持参していた《半島を出よ》ぐんぐん読めました。読書時間確保には最適!《半島を出よ》超~面白かったので3時間+その後のフライトも全く苦痛にならずにすみました。)


 

今回の出張はセミナー参加で、江西省の省都南昌の空港に中国各地から参加者(わたし以外は全部中国人)が集まり、集合後バスで吉安市に移動する、というもの。南昌に待たせている他の省からの参加者の様子が気になる一方、北京からの参加者が一番多いし、国家級の偉~い人たちも一緒なので、なんとかなる~~~という気持ちもあり、結局なるようにしかならないね~~~と2時間半飛んでいました。

4時半南昌着。他の省チームと合流。

他の時間のフライトが無かったのか、雲南省からの人達は朝9時半には着いていたんだって!この人たちはほぼ1日南昌の空港で待っててくれたのね。

すみませんね~。

そこから3時間バスの旅。いい加減腰が痛いです。

しかも、2時間ぐらい走った時点でバスの後方下部からすごい音が。



パンク。



1箇所に2つ付いているタイヤの1つが破裂したらしく、走行に問題が無かったため、しばらく走って修理屋のあるところで修理。

ここで1時間待ちか?!と思ったら20分ほどで完了。

結局事務所出発から合計11時間ほどかけて、ホテルに到着できました!
持病の腰痛が・・・(;;)

 

中国の出張、まぢ過酷です。




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村での無料屋外健康診断
保険が無い村の人たちは高い医療費を払わないためにも予防が第一。
高血圧ということがわかって不安になって泣き出すおばぁちゃんも。


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視力検査
初めて受ける人も多いのでまず説明をしている。
紙コップを片目にあてて。


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明の時代から続く村だそう

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建物に風情があります


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帰りは吉安市から来るまで1時間の井岡山空港から。
ぽつねん、という感じで飛行機が1機だけ止まっていました。
100人乗りに乗客は30名。
1人1列で快適!



「井岡山(日本語読み:セイコウザン)」は20年代後半に毛沢東が作った最初の解放区であり「革命の聖地」で、中国人には超有名な場所であり、今は「紅色旅遊」の観光地としてスポットが当てられている場所なので、立派な空港があり北京まで中国国際航空が飛んでいるのでした。

【紅色旅遊】
 中国共産党の成立(1921)から新中国建国(1949)までの中国の共産革命と関連する旧跡、戦場跡などを訪ねる観光旅行のこと。「紅色」は共産主義思想を身につけるという意味も。中国政府はこれらの場所を愛国主義教育拠点に指定し整備を進めてきた。2004年ごろから、観光キャンペーンを展開。指定された「赤い観光地」は全国で計100カ所以上あるが、瑞金、井岡山のほか延安が代表的なところ。










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貴州出張記5/道真県&遵義市 

郷に到着した日のこと。3時間山道を揺られ、車酔いしていたときに出してくれた昼食がこれ。


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羊肉と犬肉それらの内臓の鍋。
見ての通り、辛いです。


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食欲無くて一緒に入っていた大根だけを集中的に食べていました。
この味噌が美味しかった!


貴州も結構寒いのに(ダウンコート必須)屋内に暖房がはいっていません。
で、こんなテーブルが発明された模様。
これ、結構頭イイ!


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テーブルの足がストーブになっている。
グッドアイディア!


とにかく屋内が寒いわけです。
気温は同じ時期の東京ぐらいなのに、今回の出張も会議の場所がなんとソト!
2時間近く屋外で座っていると体の芯まで冷えます・・・。

ホテルの中も暖房が効かないので寒かった!
一応防寒対策はしていったので、北京にいるときよりも厚着でした。


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ホテルのシャワールームの電気。
発熱するので暖房の役割もするスグレモノ!
北京でもこの照明器具はシャワールームに使われています。


+++


最終日は道真県から遵義市まで車で移動。
本来なら3時間ぐらいで着くのですが、この道路が修理中で通れないため、迂回することに
合計450キロ、6時間の移動となりました。



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赤のマークの道真県から一旦北にある重慶に戻り(山道約3時間)、
重慶市から青いマークの遵義市まで南下(高速約3時間)したので、
合計6時間もかかりました。


遵義市で夕食を食べようと思い、タクシーの運ちゃんに「ご飯食べられるところ連れて行って!」と言ったら、こんな場所に着きました。


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1キロぐらいの通りが両側全部火鍋屋。
遵義の「鬼街」と呼びたい。
運転手曰く「ここは何でもあるから、食べて、サウナに行ってマッサージをして、バーに行けばいいよ」って、わたし、おっさんですか?
でも、すごく親切な運転手さんに感謝。

一通り通りを歩きましたが、一人で食べられるような店は無く、しばらく歩いていると良い感じの屋台を発見。


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こういう店は美味しいに決まっているのです。
しかも、屋外は寒いので屋台の席がビニールシートで覆われています。
ここで幅の広い麺の炒め物を注文。
わたしの好きなインゲン豆の漬物があったので、オプションでそれも入れて貰いました。


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空腹だし寒かったので、アツアツのこの麺はとても美味しかった!
当然完食!
インゲン豆の漬物、美味しい~
1杯4元


ちなみに貴州は茅台酒(マオタイ酒)の産地なので、こんな雑誌がホテルにおいてありました。さすがマオタイの里!


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マオタイマガジン
季刊誌のようだった。


とにかく移動で疲れた出張でしたが、中身も濃くて面白かったです。




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貴州出張記4/町のマーケット 

移動日の朝、時間に余裕があったので朝ごはんを食べに町を散歩してみました。
今までアップロードしたのは県周辺にある「郷」で、以下の写真は県の中心の市場の様子です。


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市場の入り口でおじいさんたちが集まってくつろいでいました。


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橋の上のマーケット


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凍らせた豆腐などが売られていました。


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フリマ風に漢方薬材を売っているおじいさんたち


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朝ごはん その1
《糯米〔米巴〕:ヌオミーバー》というもち米で作られたお焼き
もちっとした食感のお焼きの中に黒砂糖が入っていて美味。
1個5角(約7.5円)


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卵と一緒に売られる鶏


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そして、鴨&あひる


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その場で〆てくれます


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細長い市場が2キロぐらい続く。


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ボタン屋さん。
おばさんとおばあさんは子供用の靴下を編んでいました。


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カゴ屋さん


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湯圓屋さん。
手作りの湯圓が美味しそうだったので朝ごはんに。


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朝ごはん その2
1杯2元(約30円)
つるっとしていていつも食べている冷凍のよりずっと美味しかった!


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出来立ての手作りこんにゃく。
日本のより弾力がなくて、「芋」っぽいです。


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豚の丸焼き
・・・というより「焼死体」っぽい・・・。


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肉市場
グロいですけど、肉の原型がわかり、
あ~命を食べているんだな、と実感できるので、
こういう市場、好きです。












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貴州出張記3/村のマーケット 

土家族の村で丁度マーケットが開かれていました。






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道沿いに開かれたマーケット



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子豚を持って歩いているおじさん
ちなみに家畜用の豚は1匹700元(約1万円強)するそうです。
結構高い!

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白い帽子を被っているおばさんが多かった

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みなカゴを背負っている
生きている鴨や子供までなんでも入っている。


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カゴに入れられた子供

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鴨の雛?

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煙草を売っているおじさん
1束10元

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天秤で量り売りです。
これ、北京で持ち歩いていたら大麻だと思われて逮捕されそう・・・。

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どうやって吸うのかと思ったら・・・
ただ葉っぱを短くカットしてパイプに差し込むだけ。
普通の煙草より香りが良かったです。





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貴州出張記2/山の中の小学校 

貴州省では山間部にある村の小学校にも行きました。 この小学校があるのは土家族自治郷(?)ということで、住民の半分は土家族とのことでした。
キョンシーが出てきそうな雰囲気のある木造の古い小学校でしたが、子供がみんな小さい。恐らくここは分校で小学校3年生までしかいないのだと思います。
同行していた日本人の方が壁に張られている時間割表を見て
「語言(国語)と算数ばかりですね」
と呟かれたのですが、同じような学校を以前に四川省涼山州の小学校で見ていたので、この時間割表の意味がわかりました。


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この学校は恐らく分校で、4年生以上の授業を受けるには町の大きな小学校に行かないといけないのですが、そこまでは何キロもあり、通うのが大変か或いは通えないので寮生活になります。ここは少数民族居住地ですし、親は教育の必要性をあまり感じていないためそこまでして子供を遠くの学校へ通わせようとは思わないので、多くの子供は小学校3年生までの授業で勉強を終えてしまいます。
この3年間の勉強が人生の学習の全て。
となると、必要なのは語言(普通話教育)と簡単な算数。最低限これができれば生きていけます。本当に生きていく最低限の教育を行うのがきっとこの学校の役割なのでしょう。

なぜ特に少数民族の親が就学に熱心でないか、というと、中国のコネ社会と関連してきますが、貧しい中で必死にお金を捻出して学校を出させても、漢族社会にコネがない少数民族の子供は就職ができない、という現実があります。学校を出ても結局農村に戻ってくるのなら、子供のうちから働いてもらった方が家のためになる、というのが大多数の農村の親の考え方です。 実際に、現在の中国は日本の比ではないほどの就職難で、大卒でも仕事が無い状態です。この現実の中、コネが無い、普通話が上手く話せない、学歴が低い等々ある少数民族の子供が経済的に成功するのは大変なことなのです。 これが現代中国の抱える貧困格差問題の大きな課題の一つだと思います。



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鐘がありました!


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国土が広いため、「遠隔教育」(或いは「遠隔教育」と言ってみること)が最近の流行のようです。


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映画《あの子を探して》に出てきそうな教室。
「4-3=1」を勉強した跡がありました。


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窓にサッシはなく、木の格子があるだけ。

【関連書籍】


前述の四川省涼山州の教育問題について詳細に書かれています。










信頼農園物語―内発的公共性をひらく人心のイノベーション 信頼農園物語―内発的公共性をひらく人心のイノベーション
矢崎 勝彦 (2007/01)
地湧社

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貴州出張記1/中国農村部のバイオマス政策 

先週、出張で貴州省の北部にある道真県(乞佬族【ge lao】コーラオ族】・苗族自治県)という農村へ行ってきました。 農村に入って見た中で、バイオマス政策のことと教育のことが非常に心に残ったので、書いておこうと思います。

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貴州省はココだよ。
北京から飛行機で2時間半弱。



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貴州省地図
赤でマークしたのが道真県。重慶に近いので重慶空港から入りました。
最終日に移動したのが遵義市(青いマーク)。


【中国農村部のバイオマス政策】



 中国本土政府・農業部は「全国農村のメタンガスプロジェクト建設計画(2006~2010年)」を発表、2010年までに全国の農家4,000万戸でメタンガスが利用されるようになるであろうとの予測を示している。  全国で一定規模以上の家畜飼育場で行われた大・中型メタンガスプロジェクトは合計約4,700カ所に達しており、  「農家のメタンガス利用、家畜飼育場での大・中型メタンガスプロジェクトと農村のメタンガスサービスシステムの建設を迅速化させる。」 ことにより、環境リサイクルと農村開発を合併させたプロジェクトを全国展開していきたいとしている。  
 尚、中国本土の推計によると、農家4,000万戸がメタン発酵設備を利用することで、毎年メタンガス約154億立方メートルを生産でき、この量は標準石炭換算で2,420万トンに相当、また、利用者はメタン発酵の過程でできる余剰物も使用するので、農薬と化学肥料を20%以上削減できるとの予測が示されている。  
 また、中国本土政府は既に2003~2006年に、国債55億人民元を発行、48,000の農村にメタン発酵設備573万カ所を建設しており、全国のメタンガス利用農家は2006年末までに、約2,260万戸に達しているとのことである。
 

太原:メタンガス池、1.3万個を建設   
2007年より、太原市は、メタンガス池の建設を農産建設の突破口として、新たなメタンガス池建設を推進ている。  
農村のメタンガス池建設を推進し、農村住民のメタンガス使用を保障するため、今年、市政府は40万元(日本円にして約602億3600万円)以上の資金を投入した模様。  
現時点までに、同市の農村における新設メタンガス池は1万2934個所にのぼり、前年の3.4倍以上になったという。  
また、新設されたメタンガス池は、市政府弁公庁監督・検査処、農業局、財政局、発展改革委員会の共同引取り検査に合格したとのこと。

 


山西省の各クラス政府は一定の資金を拠出し、農民のメタンガス施設の整備のための補助金とした。これまでに累計1.1億元を投下し、47の県、1048の村の15万戸の農民を支援した。完成した15万のメタンガス施設のおかげで農民たちは年間1.8億元の費用の節約が可能となった。   現在、メタンガス利用者数は1300万人以上に達する。2005年には、中国は10億元の資金を拠出して、メタンガスの普及に努めた。中国の農村では、メタンガス、作物の茎類を代表とするバイオマスエネルギーの利用量は2.5億㌧石炭原単位を上回り、農村住民の生活用燃料の約50%を占めるに至った。山西省の中部と南部の一部地域では、メタンガスは農民の冬季暖房施設の重要なエネルギー源となっている。

 +++
膨大な人口を抱える中国では、当然のことながらエネルギー対策が緊急に必要であり、家畜がいる農村部に対しメタンガスによるガス供給を行う政策を政府が実施、現在農家への設置が進められているそうです。
今回わたしが見せてもらった農家にもメタンガス池が作られ、農家の方はメタンガスを使う事により現金支出が減った、と喜んでおられました。
また、この地域の多くの農家ではまだカマドを使っていることから、薪を使わないことによる環境保護、練炭を使わないことによる大気汚染の防止など、一石何鳥にもなる素晴らしい政策・・・のように思えました。 しかし。そこは中国。現地ではまだ問題が山積みでした。(ちなみに「メタンガス」は中国語で「沼气 zhao3qi4」)


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今回訪問した農村 「郷」レベルです。

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家庭内にあるメタンガスの装置

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メタンガス池 ここの家庭のものは家屋から離れたところに設置され衛生的でした。



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一般農家の台所 ほぼ外。カマドです。

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屋内のカマド


1.メンテナンスの人材不足。
設置した当初は良いのですが、当然のことながらしばらくすると池から出ているガスのパイプが糞尿で詰まる等アクシデントが出てきますが、この装置のメンテナンスができる人材が農村部にはまだいません。で、装置の具合が悪くなるとそのまま放置・・・という農村が初期の段階で配布された地域に出始めています。
中国(いや、日本でもか)ではありがちですが、素晴らしい政策が決められ、下部組織に通達されると表面上のことは実施されますが、本来の核の部分は下部組織に落ちていくにつれ失われ、形だけが「実施」されます。

今回のケースでいうと、メタンガス池の設置及び器具の配布までは良かった、しかし当然その後生じるメンテの部分までフォローすることができていない。→下部組織の人間までこの政策の本当の意味を理解し、主体的に関わっていれば、メンテの問題は現場レベルでは当然生じる問題としてカバーされるはずですが、現実には現場レベルは上からの命令を実施するだけで何かを考えて行動するということはしないし、また下から上に現状の問題点を報告する、という習慣は中国には無いので、結局不具合が出た装置は放置されたまま、という意味の無い現状となっています。(この地域では日本のJICAがメタンガスについてフォローしていることもあってきちんと使われていました)

2.衛生面
メタンガス池は家畜の糞尿を溜めて発生させます。と書くだけで、かなりヤバい雰囲気なのですが、衛生面、とくにトイレ付近の衛生観念が全体的に低い中国において、メタンガス池の臭いはひどく、衛生状態もかなりなことになっていました。 ガスを作るのはいいけど、新たに感染症等の問題が発生しないのか心配です。 そして、メタンガス池の糞尿管理が原因で何か新しい(SARSや鳥インフルのような)病気が広まっても、メタンガス池の管理は農業部(農水省)、感染症対策は衛生部(厚労省)と管轄が違うことから対策が遅れそうな・・・。世界的な問題になるまで腰が上がらない、という事態が容易に想像できます。

3.安全面
ガス池を作るわけですから、安全を考慮して一般的には家屋から離れた場所にメタンガス池を作るものなんだそうですが、ここでは家のすぐ横に作られていました。爆発したら大変なことに・・・。 この政策のものではありませんが、実際にメタンガスの事故は中国でもよく起きています。

雲南:下水管がメタンガスで爆発、22人が負傷
    雲南省・玉渓市易門県柳楊街の農貿市場で、下水管に溜まっていたメタンガスが爆発、地上に噴出した炎で22人が火傷を負った。そのうち、6歳の少女一人は重体で、極めて危険な状態が続いている。

+++
同行していた日本人の方に、このメタンガス政策は中国農村部のエネルギー対策の最終的な着地点なのか、過渡的な政策なのか聞いてみたところ、恐らくは最終的な着地点なのではないか、ということでした。 本当に4千万戸の人々がバイオメタンガスを利用したら、もうそれは地球規模の環境保護政策と言えると思います。器具を配布したから終わり!ということにならないことを祈るばかりです。

というか、なりがちなので、日本政府からのフォローが入っているわけです。って書くと、対中ODA反対論者から意見が来そうなんですけど、要はこういうことは中国の問題であると同時に既に地球規模の問題になっているわけで、お前の国の問題だからお前がやれ的なスピードではもう追いつかなくなっている危機感があるわけです。(実際に中国で発生した大気汚染による被害が日本で増えています 
また、この問題の回答は《大地の咆哮》にも詳しく書かれていますので、興味のある方は是非ご一読を!
  









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《2007・日中文化・スポーツ交流年》グランドフィナーレコンサート@人民大会堂 

11月29日日記

 

《2007・日中文化・スポーツ交流年》グランドフィナーレコンサート@人民大会堂に行ってきました。

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人民大会堂
天安門から見て人民広場の右手にある建物。
国会議事堂のようなものです。
大きすぎてパースが狂いますが、下のほうに人がいます。


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人民大会堂に入るからなのか、セキュリティーチェックも厳重。
(でもカメラチェックは無し!)


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ロビーはこんな感じ。


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ちなみに机はこんな感じ。
共産党の全国大会を行っている場所にしては普通って感じ。
 
机つきのコンサートって初めて。


《2007・日中文化・スポーツ交流年》自体がどれほどの認知度を得ているのか疑問ですが、北京の一部ではこの1年、いろいろと盛り上がりました。


 

わたしが参加しただけでも、北京日中民間文化節「美麗新世界-当代日本視覚文化」展2007ANA北京マラソンどなどあり、HPを見るとこの1年でなんと中国中で302のイベントが認定事業として登録されているのですから驚きです。

で、この交流年の締めくくりとしてのコンサートがコレ。

出場者の豪華さにビックリ!交流年親善大使ののりピー(やたら中国で人気がある)や上海の音楽大学の常任教授の谷村新司は分るにしても、のユーミンやGacktまで来ちゃうんですよ!ユーミン、来るんだ~!(大興奮!)

 

【《2007・日中文化・スポーツ交流年》グランドフィナーレコンサート 出場者】

・女子十二楽坊(中)

・紅櫻束(中)

・ヒダノ修一 with 太鼓マスターズ(日)

・Rin'(日)

・w-inds.(日)

・韓雪/中孝介(日中)

・人民大学付属中学 舞踏団(中)

・張也(中)

・酒井法子(日)

・福建雑技団(中)

・徐子崴、Rin'(日中)

・中央民族歌舞団(中)

・沙宝亮/松任谷由実/巫慧敏(amin)(日中)

・高澤偉/ヒダノ修一 with 太鼓マスターズ(日中)

・Gackt(日)

・譚晶(中)

・人民大学付属中学サッカーチーム(中)

・谷村新司(日)

・河南塔溝武術学校(中)

・孫楠(中)

 

こんな顔ぶれなんですが、日本人として言いたいことはたくさんありました。

 

●司会者●

まず、司会者ですが、これはすごかったです。

中国側からは中央電視台(CCTV)の孫宝印さん・朱迅さんの二人がでていたのですが、まず二人の日本語力にビックリ!

孫宝印さん(男性)はCCTVのニュースでも特に日本に関するニュースに出てくるアナウンサーなのですが、ちょっと聞いただけでは日本人が喋っているのかと思うほど流暢な日本語を話します。

朱迅さんといえば、90年代前半、NHKの中国語会話(TV)にずっと出ていた方。わたしはこれを見て中国語を勉強していたので、彼女がCCTVのアナウンサーというのは今日、初めて知りました!もちろん日本語は流暢。

日本側からはNHKの鎌倉千秋アナウンサーが来ていました。中国語で挨拶されましたが、さすがに発音がとても綺麗でした。

3人とも適任!というラインナップで、これは「さすが!」と思いましたね。

 

●出場者●

前述のリストを見るとわかりますが、日・中、釣り合ってないと思いません?

日本側の出場者は軽く紅白?といったぐらいの豪華さと言っても過言ではないと思います。

一方、中国側の“人民大学付属中学”だの“河南~~”だの、文化祭じゃないよ!というような出場者です。

日本人的に「お。」と思うのは女子十二楽坊ぐらい。

前のお祭りの時も同じことを感じたんですが、中国、明らかにナメてません?

そのくせ、出場者の出場時間は中国の方が長くて、春節のときの歌謡番組並みのゴテゴテ衣装のダンサーが何十人も舞台に上がっていて、数でも時間でも圧倒的に中国の方が多い。でも、質は日本のほうが高い。って、何コレ?って、正直思いましたね。

 

●ユーミン●

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この3人は愛知万博の時に作られたユニットなのかな?《Friends Of Love The Earth feat.》というユニット名で「国・人種・文化・伝統の違いや歴史の営みによって存在するアジア各国間にある様々な壁(=ボーダー)を“音楽によって乗り越え、一つになろう”というムーブメントを広げていく試み」を行っているそうです。

青春がユーミンの歌と共にあった世代であり、発売日に必死でユーミンのコンサートチケットを取った思い出のあるわたしとしては、北京で生ユーミンを聞けるなんて、神に会ってしまったも同然の感激でした。ユーミンが舞台にいる間は、そこは異空間に感じましたね。

ただ残念だったのは今回はユニットでの参加だったので、ユーミンのあの高音が出る楽曲が無かったこと。

でも、ユーミンが歌った途端「ユーミンだ~~~~!」と感激!

もう一つ嬉しかったのは、生aminを聞けたこと。

aminって誰?っていう人も、サントリーの烏龍茶のCMを歌っていた人、と言えば思い出すかも。

わたしはあのシリーズが好きで、特に《大きな河と小さな恋》という歌は自分達の結婚パーティーの時にも使った大好きな曲です。そのaminの歌声を生で聞けたのも感激しました。

《大きな河と小さな恋》 試聴

●Gackt●

中国語、めっちゃ上手かったです。歌も2番は中国語で歌ったんだけど、ちゃんとGackt風に中国語になっていてカッコよかったし、歌の間に中国語でメッセージを言ったのだけど、上手かったです。初Gacktですが、ものすごい好印象。大河ドラマ、来週から見ます。


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●のりピー&新司●

中国での認知度はやはり絶大。中国人の反応が他の日本人出場者とは違いました。

それぞれ1曲しか歌わなかったのは残念。

谷村新司の生『昴』には感動したけど、のりピーはなぜ『世界中の誰よりきっと』を歌ったの?日本人席からは「それはミポりんやん・・・」の声が。

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●中孝介●
初めて聞きましたが、「地上で最も美しい歌声」と言われるだけのことはありますね。もっとシマ唄の良さを生かした楽曲で聴きたかった。

●チケット●
今回のコンサートチケットは非売品で、日本人側は大使館や日本人会を中心に配布されていたようです。
が。
相棒がコンサート前に会場付近のKFCにいたところ、相棒が見ていたコンサートのちらしに反応し、女子大生らしき中国人女子が話しかけてきたという。聞くと、彼女達はw-inds.のファンで、チケットを1枚400元で買ったが2階の奥の席なので見えない!と悲しんでいたらしい。「チケット見せてもらっていいですか?」と言われ相棒が見せたチケットは1階席。当然女子からは羨望のため息が・・・。彼女達の情報によると、2階の前方の席は2000元(!)で売られていたとか。(彼女達も遠慮して相棒のチケットの値段は聞かなかったとか。無料だとは言えないよな・・・つか、本来無料なんですけど。
この話に興味を持ち、会場付近のダフ屋に1階席の値段を聞いてみたところ、1枚400元でした。開演直前、ということもあったろうけど、彼女達、足元見られましたね。
今回のコンサートは日本人/中国人各3000人を招待、という企画のはずなんだけど、明らかに中国人の方が多い。
主にw-inds.とGacktの中国人ファンを狙っての不当販売及びダフ屋へかなりチケットが流れていたようです。
2階の後ろ席に400元出せる学生もスゴイけどね。
(ちなみにw-inds.狙いの中国人ファン、めっちゃ多かったです)




●以下、やってくれました!中国シリーズ!●

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春節の歌番組風
もじもじ君風柳の精?


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日本人観客がどよめいたシーン。
本来は中国人歌手が五輪真由美の『恋人よ』を日本語で歌う、という聞かせるシーンのはずなのですが、横から巨大なボールの中に入った男女が出てきて、目はそちらに釘付けに。

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ボールを中から転がしながら踊っています。

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しかも反対側ではヨガボールみたいなものを抱えて
何かを演じている青年が・・・。
ダンサーが気になって歌を聞く余裕がありませんでした。
果たしてこの演出の意図は・・・?!
ユーミンやGacktは必死でダンサーの出演を断ったのだと思います。

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人民大学付属中学サッカーチーム
こんなこと練習しているヒマがあったらサッカーの練習をしろ、と言いたい。

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フィナーレは男の子と着物風の服を着た女の子が登場。
これは可愛かったです。
2005年の反日騒動を思うと、嘘の様な展開です。



総括として、人民大会堂でこんだけの歌手が来るコンサートをタダで見られた、というのは非常にお得であったと思います。

非常満意!

+++
全然関係ないおまけ画像

帰りの地下鉄の駅にて撮影。

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パンの広告
よく見ると・・・

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BINBO
幸せの味、って言われても・・・。




 

 


 

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