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パンと紅茶の日々 

先週はパンの精に取り憑かれたようにパンを作っていた。

仕事から帰ってからなので、ほとんどはベーキングパウダーを使う発酵させないタイプのものだったけど。

やっぱり個人的には作っているときやパンを二つに割ったときにぷ~んとイーストの匂いがする時、幸せを感じるので、この連休中はイーストを使ったパンを作りたいな。


【先週作ったパンたち】


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カンパーニュ・フリュイ
中にはくるみ・イチジクをたっぷり入れて♪
イーストパンです。


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断面図


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りんごと新疆干し葡萄のパン
(B.Pパン)
中国人の友人が来たのでおやつに一緒に食べました。
「日本料理ですか?」と聞かれて困りました・・・。
日本人が考えたレシピなんだけど・・・。


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バターをたっぷり塗って♪


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奥:甘納豆とそば粉のパン(B.P)
手前:きな粉とあわのパン(B.P)
きな粉とあわのパン、想像以上に美味しかった!


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リュスティック(イースト)
フランスパンの原型らしいです。
たしかにそんな味。
他の事しながら焼いたので、クープ(切れ目)を入れることと、
クープにオリーブオイルをたらす過程を忘れてしまった!


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美味しかったのできな粉とあわのパンをもう一度♪
1時間もあれば焼きあがるので平日の夜でも焼けます


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松の実・カボチャの種・くるみ入りのパン
香ばしくて美味しかったです。(B.P)


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中国紅茶「紅芽」
フルーティーな明るい香りが特徴で、
黄金色の美しいゴールデンディップ(白毫<白い産毛>の多い芽をお茶にしたもの)が入っています。


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《すべてがFになる》;森博嗣 

「思い出と記憶って、どこが違うか知っている?」犀川は煙草を消しながら言った。

「思い出は良いことばかり、記憶は嫌なことばかりだわ」

「そんなことはないよ。嫌な思い出も、楽しい記憶もある」

「じゃあ、何です?」

「思い出は全部記憶しているけどね、記憶は全部は思い出せないんだ」

+++
「どうしてご自分で・・・、その・・・、自殺されないのですか?」

「たぶん、他の方に干渉されたいのね・・・」(略)

「自分の人生を他人に干渉してもらいたい、それが愛されたい、という言葉の意味ではありませんか?犀川先生・・・。自分の意志で生まれてくる生命はありません。他人の干渉によって死ぬというのは、自分の意志ではなく生まれたものの、本能的な欲求ではないでしょうか?」

+++
わたしには幾つか記憶の抜けた時期がある。

正確に言えば、ある“時代の記憶”が抜けている。記憶喪失、という意味ではない。情報が断絶されていたため、その時期に起きた出来事を知らないのだ。

北京に留学していた95年~97年の記憶。

この時期は、ネットも無く、留学生宿舎にTVもなく、日本の新聞も無く、今のようにフリーペーパーも無かった(或いは存在を知らなかった)ため、日本で起きたことをほぼ知らない。今現在自分が「知らなかった」ことが把握できているのは、「パフィー」と「たまごっち」。この2つはわたしの留学中に日本でヒットしたものであったため、帰国後「何それ?」と言って、驚かれた二大流行である。

そして、あれから10年以上も経ち、また一つ、「何で今頃知ってしまったんだろう」というモノが発見された。

森博嗣。

今さらという感じで、『すべてがFになる』を読んだ。ヤバイです・・・。超~面白い。何で今まで知らなかったんだろう、って、最後のページを見ると・・・ほらね、やっぱり1996年刊行されている。「何で知らなかったんだろう?」ってものは、大体95年~97年に起きたことだ。

何で今さら森博嗣を読んでいるのかというと、「講談社のメフィスト賞は森博嗣をデビューさせるために設けられた賞」というのを知り、「どんな作家?」と興味を持ったから。

赤川次郎を髣髴とさせる軽めのノリに最初は「ムリかな?」と危ぶんだが、あっという間に飲み込まれた。

わたしは科学や数学に弱い。特に数学は数Ⅱで既に挫折しているので、コンプレックスが深い。いや、数Ⅱどころか「√」が理解できない。今でもできない。頭に描くことができない概念を受け入れることができず、この辺りから数学は諦めた。

でも、わたしは自分が文系人間だとも思ってはいない。数学の知識は無いが、論理的にものを考えたり、既成の概念を疑う思考は持っていると思う。論理的に理解することは比較的得意だと思っている。(国語ができるのは文系、数学ができるのは理系、という分類は間違っていると思う。じゃ、森博嗣のように工学博士である作家はどうなるのか?要は思考過程の問題だ。)

話を戻すと、何故この作品に「飲み込まれた」かというと、話の端々に出てくる「理系会話」が、ヤバかった。

わたしは「√」が理解できないぐらいなので、数学を研究している人なんかが「微分は美しいね」なんていう感性をもっていることに妬みを感じると共に、憧れる。

昔、ドラマの『高校教師』(注*ドラマ限定)にハマったが、これも羽村隆夫が確か繭に南極のペンギンの話をして、「こんな話、つまらないよね」と寂しそうに言ったシーンにズキュン!と来たからだ。いや、わたしは南極のペンギンの話は面白いと思いますよ。というか、「思う方」と「思わない方」がいたら、「思う方」です。上っ面の社交辞令じゃなく、本当に。羽村先生が真田広之でなくとも。

という理由で、犀川先生に恋しはじめています。ヤバイね。

買ったときはココまで面白いと思わなかったので、このシリーズでは『すべてがFになる』と『幻惑の死と使途』を持ってきたんですけど、ダメだ!シリーズ全部読みたい!!!・・・ってことで、国慶節中に日本から遊びに来てくれる友人にこの2冊の間にある『冷たい密室と博士たち』『笑わない数学者』『詩的私的ジャック』『封印再度』の4冊を持ってきてもらうことにしました。シリーズの残り4冊は次の機会にとっておきます。

それにしても、久々にズキュン!と来た本に出会いました。今、幸せです。

ハマるという行為は、他の事を考えなくなるので、精神的に楽で良いです。

森作品、全部読破したいような、読破後虚脱感に襲われるのが怖いような。










すべてがFになる―THE PERFECT INSIDER (講談社文庫)すべてがFになる―THE PERFECT INSIDER (講談社文庫)
森 博嗣 (1998/12)
講談社

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《残虐記》;桐野夏生 

桐野夏生の小説はねっとりとした感触がある。
傷口から流れ出てきた十円玉の味がする赤黒いどろどろした血のような感触だ。

『OUT』しかり。『グロテスク』しかり。

『残虐記』は2000年に報道された新潟県柏崎市の少女監禁事件に触発されて書かれている。

正直、比べると、現実の方が恐ろしい。現実には、20年以上も引きこもり生活を行っていた男が9歳の少女を9年間も監禁している。
『残虐記』では1年間だ。
数字の問題ではない、という考えもあるだろうが、想像してみるに、人生の9年間(!)を、9歳から18歳までの人生を知らない男に監禁されている、という事実をどう受け止めれば良いのだろう。混乱する。

「知らない男」と書いたが、これが正しいのかもわからない。監禁された当初は「知らない」男だが、9年間も一緒にいた男が果たして「知らない」男なのか・・・。ということが、『残虐記』には書かれている。

わたしの個人評としては、『柔らかな頬』と同レベルの☆☆☆ぐらい。(全5個の場合。)血の臭いの強さが足りない。現実より足りない。

『OUT』は☆☆☆☆☆、『グロテスク』は☆☆☆☆という感じだろうか。










残虐記 (新潮文庫 き 21-5)残虐記 (新潮文庫 き 21-5)
桐野 夏生 (2007/07)
新潮社

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《半落ち》;横山秀夫 

「半落ち」:警察用語で、完全に自白せず(完落ち)、半分だけしか自白しないこと。

+++

相棒がわたしに勧められて読んだ、と言ってこの本にえらく感動していたが、当のわたし自身は薦めたことを覚えていなかった。

しかしながら、『半落ち』と聞くとストーリーはぼんやりと思い出せることから、かつてこの本を読んだことがあるのか、或いは映画を見たのか、どちらだったのか思い出せないまま、再度ページを捲った。

主人公「梶」を演じたのは寺尾聰だったことははっきりと覚えている。読んでいくうちに、梶の顔は寺尾聰以外はムリに思えてくる。

最後まで読んで、わかった。わたしは映画を見たのだ。なぜなら、本には出てこないとある店の名前をわたしは知っているからだ。本には書かれていないのに「知っている」ということは、恐らく映画では出てきたからだろう。(もしかしたら、映画の前後に本も読んだのかもしれない。)

梶はアルツハイマーの妻を殺す。だんだん記憶が無くなっていく妻は、息子の命日を忘れた(と思い込んだ)とき、「母でいられるうちに死なせて欲しい」と梶に頼む。

去年、『明日の記憶』という映画を見た。これもアルツハイマーを扱った映画だ。

わたしは今、明らかに20代の頃に比べて瞬時に言葉が出てこなくなっている。あと10年ぐらいして、突然アルツハイマーになってしまったらどうしよう・・・と想像する。何もかもわからなくなってしまい、動物のようになってしまう前に、やっぱり殺して欲しい、と願うだろう。これは人としての尊厳の問題かもしれない。

妻を殺した梶は、それでも自分は生きることを選んだ。

「誰の為に生きているんですか」

人は、誰かのためにしか生きられない。
「誰か」がいる人は、強い。

これも生きていくために大事なことのひとつだ。










半落ち (講談社文庫)半落ち (講談社文庫)
横山 秀夫 (2005/09)
講談社

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《手紙》;東野圭吾 

差別はね、当然なんだよ。
犯罪者やそれに近い人間を
排除するというのは、しごくまっとうな行為なんだ。

+++
神戸連続児童殺傷事件後、生放送の某討論番組に参加していた青年が“有識者”に対し、「なぜ人を殺してはいけないのですか」と質問し、オトナが誰も青年に対しその場で明確な回答を与えることができなかった、という「事件」を覚えている。
当時28歳のイイオトナであったわたしにとっては、連続児童殺傷事件そのものより、「なぜ人を殺してはいけないのか」と質問する青年の存在の方が衝撃であり、しかし面と向かってそう質問された時、いったいなんと答えれば「彼」を納得させることができるのか、いや、そもそも本当に人を殺してはいけなかったのか、そう思い込んでいるだけなんじゃないか、とさえ思えてきたことに愕然とした。

この本は、前述の青年からの“素朴な質問”に対する東野圭吾の回答のように思えた。
人は人を殺してはいけないのだ。

文中、電気店での人事に関し、社長が話をするシーンがある。
今後この本を読まれる方の為に詳細は書けないが、このシーンがわたしには一番リアリティーを感じた。
組織というものの考え方を改めて感じた。

+++
先日、相棒と「死刑」についての話をした。

簡単に言えば、「是」か「非」か。ひっくり返せば、自分が死刑になるということについてどう考えるのか。

相棒の意見;死刑では死にたくない。

わたしの意見;自分が殺人犯であったなら、死刑にして欲しい。

例え意図したことでなくともわたしが誰かを殺し、その周囲の人を癒すことのできない悲しみに落としてしまったなら、その悲しみを受けてわたしは生きていくことはできないと思う。一方、自殺して自分だけがその苦しみから逃げるのは、わたしの周囲の人間に対し迷惑を残してしまう。法の裁きの下、わたしの生を断ってしまうことが一番わたしにとって楽な解決方法に思われるのだ。(だから、その点に関してのみ池田小学校・乱入殺傷事件の犯人である宅間守の判断には共感できる)

そして、これは本当は一番卑怯な解決方法なのだとも思う。
結局のところ、殺人の罪は償うことなどできない。
余談だが、まさにその恐怖のために、わたしは車の運転ができない。

わたしは自分が頭がおかしくなって、人を殺したりすることがないよう、なるべく追い詰められないで生きて行きたいと思っている。



 

 

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中華女子学院学術サロンに参加してみた 

9月20日(木)日記

「中華女子学院学術サロン」というものに参加してみた。
中華女子学院というのは、(宋家3姉妹の)宋慶齢が創立した中国唯一の国立女子大学だということで、学校自体にも興味があったんだけど、そこでこの日は雑誌『農家女』を発行しているNGOの主催者が「中国農村婦女自殺現象分析」の講演をする、というので、W興味で参加してみた次第。

NGO『農家女』は北京郊外に農家女職業技能訓練学校を設立していて、地方の文字通り“農家女”を連れてきて職業技術訓練を行い、まず大都市で就職させ腕に職をつけてから故郷で開業するための支援を行っている。

北京のような都会にいると、中国は男女同権社会、或いは女性の方が強い社会に見えるが、一歩農村に入ってしまえば、日本以上の男尊女卑社会が広がっている。(出生児の男女比を見れば、男女が同じく扱われているなんてウソだとわかるけど)

同NGOは主に少数民族で、学問も身に付けさせてもらえなく、このままでは農村で農家女として貧しく行きていくしか道の無い青年女子に職という“種”を植えるという尊い活動をしている、中国でも非常に素晴らしいNGOであり、活動が評価され今年アメリカの“婦女重要之声”(中国原文)という賞を受賞し、主催者はヒラリーさんから表彰されている。


・・・という行政の隙間を縫って現代中国の繁栄から零れ落ちた場所を補完しているこのNGOと、こちらからのラブ・コールが実り来年から一緒にお仕事することと相成ったため、ご挨拶の意味も兼ねて話を聞きに行ってきた。

サロンは外部にも解放されている、とは言え、集まっていた30人ぐらいのうち、日本人女性3名(←今回のお誘いを下さった方)、うちの事務所の中方スタッフ1名、当学院の男性教師2名の他は全員この学院の学生だった。

サロンに集まった人たちの自己紹介から始まったのだが、この段階で席についていた日本人はわたし1人だったため、「なぜ外人が・・・」という反応が。ネガティブというよりは、好意的に受け入れてくれたのでまずは安心。

講演はまず、農家女の主催者が学生に質問するところから始まった。

「この中に農村出身者はいる?」→数名挙手。

「あなたたちの周囲で自殺した女性の話は聞かない?自殺の理由は?」→次々と挙手して発表する学生。

ほほー・・・。と思いましたね。

今まで中国の中学校、高校、大学の授業を見てきたけど、こういう風に授業を始める先生、初めて見た。

日本では普通だけど、中国では「講義」と言えば先生主導で、一方的な展開の方が普通。

しかも、のっけからそんなディープな話、外国人に聞かせてOKなわけ?って、こっちが心配になる。

しかしながらさすがヒラリーと握手するような人物。

その後農村部の女性の自殺率の高さについてデータを交えてPPTで解説していく。

以前別の講座で聞いた話では、一般的にどの国でも自殺率が一番高いのは中年男性であり、要はそこに社会のプレッシャーがかかっているからだ、しかし中国は特殊で、女性の自殺率が高い。正確に言えば農村部の女性の自殺率が高く、中国において社会的プレッシャーがどこにかかっているのかがよくわかる、というものだったが、その内容ともリンクし、非常に説得力のある内容だった。

+++

本日の講義、内容もいわゆる共産党的なものではなく、中国の本当の姿をそのまま見せてくれる貴重な内容だったことも面白かったし、それが宋慶齢が創立した中国唯一の国立女子大学にてサロン形式で行われている、という設定そのものにも興奮した。

こういう人たちの努力の積み重ねで、中国は正気を保っていられるのだと知った夜だった。



+++

ちなみにこの中華女子学院、“民弁”と呼ばれており、ちょっと特殊な大学という位置づけで、偏差値も高くないため、知名度はそれほど高くないようです。




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しいのみ学園 

9月18日

日本で始めて障害児学級を作った昇地三郎先生のドキュメンタリー映画『しいのみ学園』の試写会に行ってきた。

昇地先生が作るまで、日本に障害児学級は無かったのだとか。

しかも、この先生、今年101歳!101歳にして40日間世界一週講演旅行をしている。実際に会場でお会いしたのだけど、自分の足でしっかり歩き、背筋もシャキっとしていらっしゃった。ここまで来ると歳の概念を超越している気がしてくる。(言うまでも無く世界最長寿命の教育学博士・哲学者)

この先生の生涯もドラマチックで、先生ご自身が生後半年にして牛乳中毒になったため15歳まで虚弱児で育ち、2人のお子さんは小児麻痺にかかってしまわれた。息子さんのような子供にも教育を、ということで、1954年(昭和29年)日本で始めての障害児教育施設「しいのみ学園」を私費を投じて作られた。その後、障害児にも教育を!という声が広がり、日本で特殊学級の開設が法律化されたのは確か23年後、と仰っていた。

今では全国に900校の特殊教育学校があり、各学校或いは2校に1校の割合で普通学校内に特殊学級が設けられ、障害を持った子供も教育を受けられるよう、日本では法律で決められているという。(こういう環境が整ったのが1人の教育者の働きがきっかけであること、そしてまだその人物が生きている、ということに感動を覚えると共に、今、自分が当たり前だと思っていることも、誰かが努力して作り上げたものなんだ、と、改めて思った)

昭和30年に製作されたのが『しいのみ学園』という映画である。昇地先生が学園を作られるまでのドキュメンタリーで、当時口コミで感動が広がり、日本中の小学校で上映されたという。

昇地先生は去年100歳の時にも北京を訪問されている。実は昇地先生は「中国にも養護教育を!」という声を受け、長春の解放大路小学校にできた知的障害を持つ子供のための特殊学級「しいのみクラス」(中国語名は「柯樹籽班」)の日本責任者でもあり、昨年は100歳を記念した講演のために北京にいらしていた。(←JICA支援事業;中国初の普通小学校の中の知的障害を持つ児童の為の学級)

その時に、在華日本国大使館の宮本大使にお会いになった際、宮本大使も小学生の時にこの映画を見たことを鮮明に覚えており、是非この映画をまだ特殊児童教育が行われていない中国で上映して欲しい!との声を受け、10ヶ月をかけて中国にて吹き替え作業が行われ、53年前に日本で製作された映画がこの日、中国で蘇った、というわけ。

当日は、もちろん宮本大使も参加されていた。(流暢な中国語でのスピーチ!)

53年前に作られた映画なので、細部はもちろん古いが、内容は特に“中国”という環境で見たせいか、古くないことに驚いた。当時の日本では、障害を持つ子供は学校教育を“受けなくても良い”ということだったらしいが、それは今の中国も全く同じである。

会場には、障害をもつ中国人の方や、障害者支援を行っている中国のNGOの方も多くいらっしゃった。

仕事で中国の小学校、中学校を見る機会があるが、特殊クラスがどこにも無いことには以前から気づいていた。自分が学校に通っていた時には、必ず1クラスは特殊学級があったことを覚えているので、それでは中国の障害児はどこで勉強しているのか疑問に思っていたのだけど、なるほど、法律が無いので学校に行っていない子供が多い、というわけだったのだ。

大都市は見た目は日本と変わらない中国。でも、やはり教育や保険の分野では、社会的弱者は切り捨てられているという現状。

上映会のあとの質疑応答で、ショートカットの若い女性が挙手した。

自分は大学生だが、今まで特殊教育について全く関心が無かった。しかし、今日の映画を見て非常に感動し、関心を覚えた。まだ多くの学生がこのことを知らないでいる。この映画のことをどうしたら学生たちに広められますか?

この映画、今の予定では12月にCCTV(中央電視台)で2回放映される予定だそうだ。

できるだけ多くの中国の方がこの映画を見て、日本で50年前に起きたようなムーブメントが中国にも起こり、全ての障害を持つ子供が義務教育を受けられる日が早く来ることを祈っている。

そして、その手伝いが少しでもできたら、と思っている。

上映会の記事;
http://japanese.china.org.cn/life/txt/2007-09/20/content_8920269.htm

昇地先生のブログ;
http://blogs.yahoo.co.jp/shiinomi100/49486192.html

『しいのみ学園』の歌↓ココで聞けます。短調でコワイ・・・!
http://emuzu-2.cocolog-nifty.com/blog/mp3/index.html

*映画で昇地先生役を宇野重吉(!)が演じていた。今の寺尾聰よりも若い!!!






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新光天地デパ地下/巨大棗/ドライトマト 

日曜日、新光天地のスーパーへ。

前に行った時にはちょろっと見ただけで何も買わなかったので、何を売っているのかも良く分らなかった。

今回、買い物をした感想としては、欲しかったものが売ってなかった・・・。

品数は多いし、輸入品も多いんだけど、わたしが欲しかったものはヒットせず。その代わり、買おうとも思っていなかったものを購入。ショッピングの恐ろしさ。

買おうと思っていなかったのに買っちゃったもの。

レモンソルト、シナモンシュガー

どちらもミル式になっていて、使うときに挽くやつ。レモンソルトはサラダや肉や、これからの季節だと秋刀魚(!)にかけてみたいし、シナモンシュガーはバターを塗ったアツアツパンにふりかけたい!

反対にここならありそう♪と思ったのに無かったもの。

製パン関係。

粉も日清製粉のものとアメリカかどっかの輸入品が各1種類のみ。
チーズの種類もそんなに多くは無い。(京客隆よりは断然多いけど。外資系スーパーの標準的な品揃え)
やっぱりこのスーパーもカルフールよりは輸入品食が強いとはいえ、「中国人バイヤーが『欧米人はこれが好きだろう』という主観で選んだ」という気配を感じた。

製パン関係・製菓関係でいったら店舗は狭いけどライオンマートの方が断然揃ってる。
ちなみに、英語で「Bread flour」が強力粉、「All purpos flour」が中力粉、「Cake and Pastry flour」が薄力粉に相当するということをネットで調べて知った。(最初見たとき「どれが強力粉?」ってわからなかったので)
「Enriched flour」と書かれたものもあるけど、これはアメリカでは精製してある白い小麦粉は栄養面で全粒粉より劣るため、ナイアシン、チアミン、リボフラビンといったビタミンや、鉄分を添加して栄養を補うよう法律で決められているそうで、更にビタミンA やDも添加している粉のことを「「Enriched(豊富な) flour」と呼ぶんだとか。85へ~~~~~~~~。

あと、ライオンマートには「Self rising 」と書かれた粉も売っている。これはベーキングパウダー(BP)と塩が既に混ぜてある粉で、パンケーキのように生地をふっくらさせたいお菓子や料理に使う粉だそう。アメリカではBPを使って焼いたパンの店が多く、イーストを発酵させて作ったパンを売っているお店は少ないんだとか。(ホントでしょうか?)これも、75へ~~~~~~~。

・・・ということで、ライオンマートで粉を買うのにちょっとばかりウンチクを仕入れてしまいました。

ライオンマートには製パンの時に使うスプレーバターや、BPはもちろんドライイーストも無塩バターも売っているので、製パン材料は一通り揃う感じ。

新光天地がダメだったので、今度はジェニールーに遠征してみます。ジェニールーは結構ありそうな感じ。

新光天地でヒットだったのは、地下の奥のほうの物産展みたいなエリア。

棗を扱っているお店で超特大の「哈蜜大棗」(新疆産)という棗を発見!「は?」っていうぐらいBigな姿に目が釘付けになり、試食させてもらったら(もちろん1個なんて無理なので10分の1ぐらいにカットしたやつ)これまたとっても甘くて美味しかったので、お値段結構しましたが、買っちゃいました!だって、肉厚で果肉がふわふわパンみたいで美味しいんだもの~~~。



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どれぐらい大きいかというと・・・








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これぐらい!

或いは・・・


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これぐらい!
軽く5センチはあります!
超BIG!!!


棗は山西省、と思っていたので、新疆にこんな美味しい棗があるなんて意外でした!

同じお店にドライトマトがあったので、これも購入。

チェリートマトを乾燥させてあるんだけど、これまた甘いんだ!以前新疆のお土産にもらって、食べだしたら止まらなくなった。甘いんだけど、最後にトマトの味が舌に残るのにハマりました。


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ドライトマト
甘い!

 

スーパーの方はわたし的には期待はずれだったけど、デパ地下としてはやっぱりここは面白い!


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ずっと前にジウさんの日記(←いつの日記だったか忘れてしまった!)
に紹介してあって、それ以来ずっと食べたかった
土家族の餅(土家ピザと命名)
生地はピザっぽくて、上に乗っている具がスパイシーで、美味しい!
全国一律2.5元だそうです。
(袋にわざわざ書いてある)
新光天地向かい側


+++

【本日のパン】

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そば粉プチパン

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イーストの匂いが幸せ感をあおります・・・。
そば粉が入っているので、中がモチっとしていてGood♪





これが昨日焼いたパン。
今、イチジクとクルミのパン・ド・カンパーニュを焼いているところ。
今日は早く帰れたので、じっくり発酵パターンで作ってみました。
明日の朝ごはんが楽しみ238




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蒙古人/北京日中民間文化節 

9月14日(金)

 

ひょんなことから知り合ったモンゴル族の包さん主催の食事会に参加。
「ひょんなこと」とは、我が家に貼ってあった去年《蒙古人》というレストランで開催したオフ会時の写真を包さんが仕事関係で家に来た時に見、その写真の中に彼の知り合いがいたことと、彼の奥さんが《蒙古人》で歌を歌っていたことがある、という縁。

そのことで話が盛り上がり、「今度一緒にお食事でも」ということで、今回誘っていただいた。

場所はその《蒙古人》で、メンバーは包さん、モンゴル族で歌手の奥さん、包さんのラグビー友達というOさん(日本人)とその奥さん(イギリス人)と子供さん、我々夫婦2人と、相棒が誘ったOさん夫婦(日本人)の計9名。

初対面同士だけど、北京に住む者同士、盛り上がってとっても楽しかった。

《蒙古人》、オフ会のときには3階のパオ部屋を使ったけど、2階はテーブル席で7時半からショーをやっているので、パオを使うほどの人数ではない時や、ショーを楽しみたいときには2階がオススメ。ショーの開始時にはモンゴル族が必ずする、歌を歌いながらの“進酒”をしに全てのテーブルを回るので、食事の開始時間は7時頃にしておくのがショーを楽しむポイントです。

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モンゴル族の吉田兄弟?!(by O氏奥様)
超快速演奏の馬頭琴 カッコイイです
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3階のモンゴルパオ

 
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中の様子 雰囲気出ます。
*3階だとショーは見られません。

《蒙古人》
建国門大街15号
TEL:65229482/62028998
http://www.gnavi.co.jp/world/asia/beijing/c001032/  


+++

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《本日のパン》
リンゴパン
発酵させていないので全部で1時間程度でできました
上新粉が入っているのでモチカリっとした食感です

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9月15日(土) 
「2007年北京日中民間文化節」を見に王府井へ。

これは日中国交正常化35周年を記念して、北京の銀座(?)と言われる王府井にて日本のお祭りを紹介し、また中国の民間伝統芸能を披露するというイベント。

このイベントの話を聞いたとき、まっさきに思ったのは「中国も変わったな」のヒトコト。

いやー、だって小泉さんの時代には王府井で日本のお祭りを披露する、なんて考えられなかったですよ。サッカーのワールドカップの時にも、日本のユニフォームを来て外を歩かないように、日本戦の時に外で集まって応援しないように、という注意が大使館から出されていたぐらい、日本人であることを目立たせると危険なムードが漂っていたわけです。 それが、安部さんになってからホント、一転して友好ムード。


小泉さん靖国参拝の日には「今日は日本食レストランには行かないように」と言われ、ちょっとびくびくしながら家まで帰ったことを思い出すと、王府井で日本関係のイベント?!なんて、信じ難い変化です。

来ていた日本の“お祭り”も豪華でした。 徳島の阿波踊り、沖縄のエイサー、北海道のヨサコイソーラン、秋田のかんとん・・・。 殆どが生で見たことが無いものばかりだったので、日本のお祭りのダイジェストバージョンを見ている感じ。 

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ヨサコイソーラン カッコよかったです!


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秋田 かんとん 初めて見ました! 幻想的で感動!

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下で支えている人がこんな芸をしているとは知りませんでした!  


日本の出し物と交互に中国の演目も出されるのですが、日本が各地のお祭りを披露しているのに対し、中国は北京で活動している団体が出演しているということもあってか、レベルとしては余暇活動団体の披露、というレベルでした。


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カンフー


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京劇のショー 華やかでした


 日本からやってきた団体も、素人といえば素人なんでしょうけど、それぞれの大会で1位の団体が来ているわけで、やっぱりレベルは非常に高いわけです。甲子園を初めとした高校生の全国大会なんかを見ていても思うんですけど、日本って素人レベルの層が厚いなぁと思います。

甲子園の球児も、あれ、部活動ですからね。吹奏楽しかり。この前TVでチアリーディングの全国大会見ましたけど、なんでもそうだけど、放課後の部活動の時間を使ってあれだけの成果を出せるのって、すごいことだと思います。
阿波踊りや浅草のサンバをやっている友人もいますが、それも余暇を利用しての練習だけど、練習はすごく厳しくて、みんな本気で、だから踊りの完成度もすごく高い。

それと比べると、オリンピックレベルの大会では中国は圧倒的に強いけど、素人レベルというか、余暇活動でのレベルはまだまだかな、と思いますね。

このイベントの2日前に安部さん退陣発表になっちゃって、関係者の方、一瞬ヒヤっとしたんじゃないでしょうか。
中国にいると、日本の首相の如何によって吹いてくる風が全然違うのが、面白いと言えば、まぁ、面白いですね。

今日は、こういう友好的なイベントを王府井という北京の中心となる街で見ることができたということは、日中友好の象徴的なイベントだったと思います。           


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のりぴーも来ていました

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えへへ。

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インイン(だったっけ?)と一緒に。



 


 

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南新倉街 

国慶節に日本から友人カップルが遊びに来てくれる、というので、北京のオススメスポットを新規開拓中☆

本日は、前々から気になっていた南新倉街へ行ってきました。

「街としての起こりは約600年前、明代1409年に建てられた食糧倉庫群だった。当時の皇帝が、風水的に「食料を蓄えるのに最高の場所」と言われるこの土地に建てた倉庫には、ネズミが一匹も出なかったと言う逸話も残る。また地下には排水系統を持ち、壁底に通風孔を設置。頑丈に積み上げられた石壁は城壁のような強固さを誇った。当時の建築技術の粋を集めて造られた倉だったのだ。明・清代と増設を重ね、全盛期には約70もの倉が軒を連ねたという。」(Whenever 8月号より)

道路沿いからは賑やかなレストランが見えないのは、手前側は画廊なので夜はクローズドしているから。

奥に進んでいくと、何かのテーマパークに入り込んだように、古い倉庫群と赤い提灯が出現する。

古い倉庫を覗くと、中はバーだったり、フレンチレストランだったり。中は倉庫のままの高い壁で、798芸術区のレストランみたい。

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手前が古い倉庫群。
後の電飾の近代的ビルとの対象がいかにも2007年の北京を象徴している

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今日入ったのは雲南料理レストランの「四方街」。壁や天井は倉庫のままで雰囲気を残しつつ、調度品はシノワズリな雰囲気でお洒落。

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料理の方は、炒め物系は特筆するものは無し。但し、雲南名物の「雲南伝統汽鍋鶏」という鶏だしスープと「過橋米線」はとっても美味しかったです。

汽鍋鶏が食べたい!という方にはオススメ。  

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雲南伝統汽鍋鶏
美味しかった!

このエリアに、大董烤鴨が入っていました。東四十条に新規オープンしたとは聞いていたけどここだったとは。団結湖店より広いし、窓が大きくて南新倉街の古い倉庫の景色が良く見えるので、アテンドはこちらのほうが喜ばれそう♪

大董烤鴨 東四十条店の予約電話番号も書いておきます。
 
5169-0328/5169-0329 (南新倉国際大廈)
 
南新倉街の他のお店も行ってみたいです☆



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