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氷糖蓮子湯 緑豆添え 

「夏バテには緑豆のスープが良いですよ♪」と職場のスタッフに教えてもらい、さっそく作ってみました。

緑豆湯(日本語で言うと「緑豆ぜんざい」)は中国の夏の飲み物で、体内の水分調整をしてくれるので身体の余分な熱を冷ますそです。また、利尿作用があり、血液と体液の循環を活発にさせるので体内の水分調整でむくみが良くなり、痩せる体質になるとか!!!

その上、美肌効果も高く、皮膚に溜まった老廃物を取り除きキメの細かい滑らかな肌にすると言われているそう。美白効果も高いらしい。

これは摂取しないと。しかもかなり積極的に。

しかしながら欲張りなわたしは、緑豆だけでは物足りない感じがしたので、「氷糖蓮子湯(びんたんりぇんずたん)」に緑豆湯を組み合わせてみたら、結構はまってしまいました。

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こんな感じ



“総合カキ氷”等マメ系スイーツが好きな方は好きな味じゃないかと思います。(これ、マメたっぷりだよね!)

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【総合カキ氷】
緑豆初め、豆たっぷりの巨大かき氷!


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【豆系スイーツ】


+++
《緑豆湯》

+材料+
緑豆 100g /湯 400ccぐらいかな?割と適当に。/砂糖 少々(お好み)


① 緑豆を良く洗い、鍋に入れて沸騰した湯を注ぎ火にかける。
② 沸騰したら弱火にして20分煮る。
③ 好みの味で砂糖を入れる。(甘くないのが好きなら砂糖は無しで)

※温かいままでも冷やしても美味しいです。うちのスタッフが言うには、シロップだけ飲んでもOKだけど1日2杯までだそうです。(身体を冷やしすぎるから?)
茹で上が
った豆に牛乳を注いでも美味しいとか。


+++
《氷糖蓮子湯》

+材料+
蓮の実 /乾燥ナツメ/白キクラゲ/桂圓肉(龍眼の干したもの) 等お好みで/氷砂糖 少々(お好みで)


① 上記材料を鍋に入れ、水を注ぎ10分煮る


+++

緑豆湯の上に氷糖蓮子湯のシロップと具を乗せると、なんちゃってチャイニーズスイーツになります。冷蔵庫に冷やしておいて、小腹が空いた時に食べてもGood!
(あんまり日持ちはしないかも・・・)

緑豆は100gでもかなりの量になるので、食欲に自信のない方は50gぐらいでも十分。


+++


【効能】

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緑豆・・・身体の余分な熱を冷ます。胃腸の働きを整える。利尿効果が高く、身体にたまった毒素を排出し、肌や血をきれいにする。
    
緑豆そのものはあまり日本では見ないが、“春雨”や“もやし”として日常的に摂取している。


蓮の実・・・消化機能をコントロールし、心を落ち着かせ、イライラを取り除く。



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蓮の実

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蓮の実(1つ1つはこんな感じ)
蓮の実のシーズン(夏)はお菓子代わりにむしってぽりぽり生で食べます。
スイーツ使うのは乾燥させたものです。



ナツメ・・・動悸、息切れ、筋力強化、不眠、多汗、薬物の副作用緩和など。また、中国には「1日3個ナツメを食べれば年を取らない」ということわざがあるほど、老化防止、美肌効果にもすぐれている。


白キクラゲ・・・滋養強壮、肺機能を潤し、胃を丈夫にし、体内水分を増やし、血液をきれいにし、せきを止める。食物繊維が豊富で美容によい。

桂圓肉・・・果物の竜眼を乾燥した果肉。カリウムが豊富で美容と健康に良い天然ミネラルがたっぷり含まれてる。コクのある甘さがあり、精神をリラックスさせたり貧血に良いといわれてる。 北京では皮付きの「桂圓」
しか見かけないが、中国南方に行くと皮を向いた「桂圓肉」をスーパーなどで入手できる。「桂圓肉」のほうが肉厚で味も良いと思う。(「桂圓肉」を煮物に1,2粒入れるとコクが出て美味しくなるとの報告アリ)

氷砂糖・・・身体の余分な熱をさます。水分代謝をよくする。















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辞めた彼女の事情 

今年の3月に、とても優秀な中国人の若い女性スタッフがうちの会社を辞めた。

 

彼女は転職でうちの事務所に来て、今の仕事が前の仕事に比べて如何にやりがいがあるかいつも語ってくれ、また、責任のある仕事を任されるたびに残業も厭わず業務を行い、素晴らしい成果を出していた。わたしは彼女のような人がうちの事務所を支えて行く基幹スタッフになっていくものだと思っていた。

 

彼女は事務所を辞めたかったわけではなかった。戸籍の関係で辞めるという選択をしたのだった。

 

彼女は中国の東北の出身なので、北京の戸籍ではない。彼女には今、他の地方で働いているフィアンセがいて、彼も北京籍ではない。

 

中国には都市戸籍と農村戸籍があり、このせいで流動人口(主に民工〈3K労働者〉)の子弟の就学が問題とされているが、彼女達の場合、他の都市の都市戸籍を持っているが、北京籍ではないので、このまま北京で暮らしていても、子供ができた時に北京では就学できないという問題が出てくる。

 

彼女は彼との結婚を考えるようになったとき、このまま北京で仕事を続けるという選択肢は戸籍の問題で消えた。それで仕事を辞める決断をしたのだ。

 

以前にも一人、臨時雇用で来ていた非常に優秀な大学院生が、うちの事務所でこのまま働きたいが、北京籍を取る為に大学に残り教員になる道を選んだ。地方出身者でも、北京の大学で教員になれば北京籍が取れるそうである。仕事の中身や収入より、戸籍を取ることが地方出身者が北京に残るためにはまず大事なことなのだ。

 

上海で工場を管理している方から聞いた話だが、上海では工場で工人を雇うのに、上海籍の人は採用せず、安徽省などのいわゆる「外地」の戸籍の人を採用するそうである。上海の場合、地元の戸籍の労働者には保険など各種保障しなければならない費用が生じるのだが、外地の労働者にはその必要がないからだそうだ。同じ給料を払っても、上海籍の工人には他に払わなければならない費用が生じる分、割高になる。逆に言えば、同じ労働をしていても、外地の労働者には保障がかかっていないのである。これも戸籍による格差の例だろう。

 

日本が格差社会になっていると言われているが、中国の比ではない。わたしの目から見れば中国は今や階級社会、もっと言えば戸籍によりインドのようなカースト社会のようにすらなっているように感じる。戸籍のせいで、住む場所や仕事まで自分の能力に見合った場所を選べない。

 

優秀なスタッフほど戸籍の理由で泣く泣く事務所を去っていく。

本当に残念。


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雑穀ガレット&自家製綿あめ 

スーパーの雑穀コーナーが好きで、雑穀コーナーの横にある、その場で炒った雑穀を粉末にしお湯で溶いて飲む健康食品を売っているコーナーでついついブレンドされた粉末雑穀を買ってしまうのだが、食べきらない。なんかこれ、利用できないかな、と考えた時、思いついたのが「ガレット」。

 

前回そば粉で自分風ガレットに挑戦した際、「これは雑穀粉でもできるのでは・・・?!」と思案。

 

粉末雑穀“健康栄養型”とお肌に良いとされる“はとむぎ粉”をブレンドし、卵と水で溶いて塩を入れ、雑穀ガレットを作ってみた。


はとむぎの効能;中医では「薏苡仁(ヨクイニン)」。利尿作用があるのでむくみや胃腸の不調を治す。水分代謝を良くし、肌荒れやしみにも良い。

 

“健康栄養型”には黒胡麻、きな粉その他雑穀がブレンドされているが、伸びが悪い。ので、小麦粉も足し、生地を作る。

 

結果;美味しかったです♪

 

思ったほど雑穀のクセもなく、ヘルシーな感じ。なんせモトが“健康栄養型”の雑穀粉なんだから、体にも良いはず。(そして出張で荒れ果てたお肌にも♪)

 

何より、使いたかった粉末雑穀の有効利用方法を見つけ、嬉しい。

 

今回は、卵・ベーコン・チーズのガレットと、トマト・スライスオニオン・チーズのガレットの2種類を作ってみた。中身は何でもいいんだろうから、冷蔵庫の野菜の整理にもなって、なかなかグッド!

 

雑穀ガレット、オススメです。

 

+++

その頃相棒は茶漉しとモーターを使って綿あめ機を作り、綿あめを作っていました。

 

モーターを回すと茶漉しの目から綿あめが飛んでくるのに興奮した!!

 

出来た綿あめ、素朴な味がして美味しかったです。


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【茶漉し綿あめ機と完成した綿あめ】



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恩施土家族苗族自治州 

月曜日、来燕中の父&その友人の方に、「これ、タクシーの運転手に渡して!」と「首都国際空港までお願いします」と相棒が中国語で書いたメモを渡し、2人を置き去りにして北京を去り湖北出張へ。父たちは果たして無事に帰れたのか確認する術も無く・・・。(一応相棒の携帯番号は教えてあったので・・・^^;)

 

今回は、月曜日から金曜日までの日程で、湖北省の鄂州市・黄岡市・孝感市・通城県・恩施市を周りました。

 

前半の4つの街は武漢を基点に周れるけど、恩施は湖北省の西部、重慶や湖南省張家界寄りのため、再度飛行機に1時間乗って移動。

 

特に恩施に関しては情報も少なく、「どんなところなんだろう・・・」とワクワクドキドキの出張でした。(列車も通っておらず。来年列車と高速が開通するそうです)

 

恩施市は恩施土家族苗族自治州の州都で、山に囲まれ、街の真ん中を清江という大きな川が流れている、静かで空気が綺麗な町でした。

そしていつものことながら、小さいと思ったけど案外大きかった。あなどれないね、中国は。


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【空から見た恩施市】
雨上がりだったので川が濁っていますが、いつもはもっと綺麗だとか。


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【空港】
小さいので飛行機から降りたら自分で歩いてターミナルまで行く。


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【空港】
滑走路の向こうは、山。

 

今回はここで病院と大学を調査しました。

 

夜、病院主催の関係者との宴会にて。

 

院長・副院長、白酒各コップ1杯飲んでご機嫌。

 

院長;「あれ?大学の日本語科の(中国人)教師がいないじゃないか?」

 

副教授;「今日は日本語のスピーチコンテストをやっているのでこちらには参加できないそうです」

 

院長;「え?そんなことやってるの?じゃ、みんなで見に行こう!」

 

ってことで、白酒しこたま飲んだ酔っ払いのオッサン一行、ご機嫌でハイテンションで大学へ。

 

つか、日本語の先生、これ、チョー迷惑じゃないですか?白酒のんだ御一行の乱入って。しかも大学とも日本語とも関係ないし。(この御一行、院長は日本語ちょっとわかるんだけど、他の人全然わかんない)

 

で、酔っ払いのオッサン御一行、スピコン会場に到着。びっしり座って発表を静かに聞いている学生を「席譲れ!」と蹴散らし着席。

 

しかしながら、やっぱり聞いていても日本語わかんないから面白くないし、全然終わらないのですぐに飽きてきた様子。

 

院長;「じゃ、ボーリング行こうか!」

 

わたし;「え?いつですか?」

 

院長;「今。」

 

まぁ、時間は8時だから遅くはないですけど、今からですか?この御一行で?

 

で、流れで行ってきました。出張最終日(←武漢近辺は34℃多湿高温のヘトヘト出張の最終日!!!)の木曜日の夜、出張先の病院院長、副院長、地元のわたしの受入担当機関担当者、大学副教授らとボーリングをし、スペアとか出してはハイタッチして、大いに盛り上がってきました。(ちなみに、地方の現場に入り込むには地元機関との信頼関係の構築が最重要課題。特に中国では!)

 

出張先でボーリングしたのは初めてですけど、中国人の人のこういうフランクさ、嫌いじゃないです。つか、むしろ好き。見習いたい。

 

一言で言うと、あったかいんですよね。

 

その日初対面のわたしを、まるで久しぶりに会った親戚みたいに扱ってくれる。

さりげなく気を使ってくれる。

 

ここは特に少数民族地域で、平たく言えば田舎なんだけど、だからなのか排他的ではなくて、外部から来た人間も暖かく包み込んでくれる空気があって、恩施、すごくいい町だなぁ、と思いました。

 

宴会の席で感動したこと。

 

隣に座った副院長は日本の研究機関での在日経験5年あったのだけど、英語で仕事をしていたので日本語は不可。

その副院長がわたしに言った。

 

自分は日中関係が厳しい時期に日本に5年間いてしみじみ感じたのは、政府間にどんな問題があろうとも、中国人と日本人、個人レベルでは関係のないこと。自分は日本にいる間、日本人の友達がたくさんできたし、みんな良くしてくれた。個人レベルで理解しあうことこそが両国の関係を良くするのに大切なことだと思う。過去は過去。我々は未来を見て行かなければならない。

 

あぁ、嬉しいなぁ、と思った。

この町に来て、この人たちに会えて本当に良かったなぁ、と思った。

 

恩施なんて、聞いたことがない町でしょ?
でも、そんな町にもこういう人がいて、ひょっこり一人で出張にやって来たわたしを温かく歓迎してくれた、ということ、すごく嬉しいことだった。

 

最近、“恩施”がわたしに近づいてきているようで、うちの近所に「恩施苗族土家族」レストランが最近オープンしました。今度行ってみようかな?

土家族の餅(ビン)も、北京で流行ってるって聞いたけど、結局現地では食べられなかったので、今度北京で食べてみよう。


(この町にも日本人がいました!60歳を超えている日本語教師の方が2名!日本人のバイタリティー、すごいです。)

 

※家についてほっと一息ついていたら電話が。恩施の役所の人から無事に北京に着いたか確認の電話でした。

こんな電話もらったのも初めて!優しい!



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【過去日記】山の小学校のこと。 

2006年12月6日日記 ~中国の本当の意味での義務教育はいつから開始されたか知っていますか?~


美姑県から西昌方向に戻り、途中の昭覚県へ。

ここで小学校3校を視察・調査する。

というか、もともとはすっごい田舎の「郷」の小学校を調査予定だったのですが、同行してくれた赤十字会の方の故郷が昭覚県だったため、「僕の母校の小学校も見ない?」って感じでゲリラ的に訪問。勢いに乗って、「県内に他に小学校ありますか?」って聞いたらもう1校あるというので、じゃそっちも行ってみるべ、って感じでノリノリで小学校侵入&調査。
(ちなみに東方紅小学校と工農兵小学校。スゴイ名前!)

教室を見せてもらったら、小4の彜族の男の子がはにかみながら小さな声で「あにょはせよ~」って言った・・・。

やばい・・・違うんだけど・・・

でも折角言ってくれたし・・・
一応笑顔で「こんにちは!」って言っておきました。
お母さんが韓国ドラマ見てるんだろうな。
でも、こんな地域の小学校で外国語が分かる子供って、スゴイ!
(郷の小学校では我々が外国人だという認識も持たれていない)

オドオドしないで堂々と入っていくと、結構対応してくれるもんです。田舎だしね。
中国では偉そうにした者勝ちの法則があるからね。
アポなし訪問なのに校長先生も副校長も好意的に話を聞いてくれて、意外にも話が進んでラッキー☆


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小学校の入り口にあった絵。小平と未来?
  新幹線が走り、ドラえもん的未来が描かれている。


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でも、その両脇は伝統的な松とか竹とかの絵なのが面白い。


更にノリノリの我々は、昭覚県の保健ステーションにもアポなしゲリラ訪問。地元の人がいると、顔が利くので仕事がめっちゃ広がって面白い。

午後、本来予定していた郷の小学校訪問。
想像以上の田舎。


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えっと・・・
学校の前の道、本当に何もないです。


中国の田舎って言っても、意外に大きかったりしっかりしていたりするけど、ここは正直やばかったです。
人の数と動物の数が同じくらい。

子供たちは超~~~かわいい!!!
以前、映画《あの子を探して》に出てくる学校のような郷の学校の分校も訪問したことがあるのだけど、ここはああいう学校のちょっと大きいバージョン。

一般的に郷の分校は小学3年生までで、ここのような郷の中心小学校は1~6年生まである。(でも貧しい家の子は分校までしか行かないことが多い。わたしが行った分校も、1年生は20名入るけど、4年生に進学した子は4名しかいなかった)


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中国では1986年から義務教育を行っているが、実際には教科書代など費用を徴収していた。貧困地域の学生ほど学校までの距離が遠く、寮生活をしなくてはならないが、その寮生活代を親は払うことが出来ない。

涼山でもそうだが、小学校の分校(1~3年生)までなら地域にある。しかし、4年生以上になると町の中心小学校に行かなくてはならない。中心小学校に通うには寮に入らなければならない。それで小学校3年生で学習を止めてしまう子供はまだまだ沢山いる。子供が止める、というより、親が止めさせる。もともと教科書代も払えないので、学校自体行かないままの子供も沢山いるのが現状だ。

中国で教科書が無償となったのは、なんと今年(2006年)の9月である。新幹線が走り、リニアモーターカーが走り、来年オリンピックを開こうという国で、小学生への教科書が無償となってまだ3ヶ月しか経っていないのである。国が本気で義務教育を人民全員に行おう、と思ったのがやっと今年。わたしはまず、その事実に驚いた。教育は国の未来、国の基礎じゃないですか!?正直、オリンピックや万博やってる場合じゃないだろ?!って思うね。

しかも、ここは少数民族地域である。少数民族の貧困問題は根深い。

まず、前述の教育の問題がある。なぜ彼らは学校に子供を行かせないのか?それはお金が無いから。

しかしながら、子供に教育を受けさせないと、子供は親同様の自給自足の農業従事者になるしかない。ジャガイモとダッタン蕎麦しかない、塩しか買うことのできない、春節にしか肉を食べることが出来ない生活しか前途にはないのである。子供の将来を思ったら最低限の教育は受けさせるべきではないか。

ここで少数民族と貧困問題が結びつく。

今や中国では大卒であることは安定した就職の条件の一つだが、大学入試に受かるには漢族の教育を受けていなければならない。少数民族にとって漢語(=中国語)は外国語同様なので、ここでまず言語のハンデがある。

(漢族の人がわたしに少数民族の人を紹介してくれるとき、「○○さんは△△大学を“少数民族優遇枠で”合格しました」とわざわざいう事がある。ハンデのために少数民族には優遇枠があるが、漢族がそれを言う時、言外に「本当の実力ではないのに・・・・」というニュアンスをわたしは感じる)

人並み以上に・・・文字通り漢族以上に努力して大学を出たとしても、次には就職の問題が立ちはだかる。未だ中国は就職についてはコネが強くものを言う。コネが無ければ就職は難しい。特に少数民族が暮らすような地域は産業がほとんどない。就職の多くは公務員だが、そのポストがコネの無い少数民族に回ってくることは無い。(日本でも地方の公務員試験は親戚筋などのコネ・紹介がまだ根強く残っているぐらいだから、推してはかるべし!)

つまり、少数民族の親には諦めが漂っている。親戚中の金を集めて子供を進学させても就職できないのである。どうせ就職できないのなら、金のかかって利の無い勉強などさせなくても、小さいうちから労働力として働かせた方がなんぼかまし、というのが親の考えである。

小学校にもまともに行かないと、中国語の普通話(標準語)ができない。普通話ができなければ、中国人社会(漢族社会)では何もできないのと同様である。普通話ができない子供は一生親と同じ自給自足のための農業を行うしかない。

教育が無いから衛生面でも遅れていく。涼山の山の子供は水道が無いので今でも川の水を掬って飲んでいる。当然、寄生虫などの影響が出てくる。

かくして、少数民族地域は発展から取り残されていく。

もう一度言う。

教育は国の基礎、国の未来だと思う。それを疎かにして表面上の発展だけを追及していては未来にそのツケがまわされてしまうと思う。

もうひとつ。

この地域の子供にとって学校に行くことは当たり前のことではない。学校が楽しくても、もっと長く行きたくても行けない子供がたくさんいる。この地域には、学ぶことの楽しさが満ち溢れている。学校に行ける、ということは本当に幸せなことなんだ、ということが再認識できる。
これは、今の日本ではなかなか感じられないこと。
多くの日本人(特に学生!)がここを知り、学ぶことは人間がもともともっている好奇心を満たす知的で楽しい作業なんだ、ということを再認識してもらえたら、と感じている。


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郷の小学校で出してくれた彝族料理「トートージー」。

  つい先ほど〆たらしき鶏の羽根と血が地面に広がっていました。
  肉もジャガイモも非常に美味しく、特にスープは絶品でした。1人洗面器1杯食べました。・・・なわけはなく、彝族式客人のもてなしで、客人が食べた残りを家人や子供達が食べます。
なので、我々はちょっとだけ口にし、残りは子供達の晩御飯となったと思います。(この習慣を知らない欧米人が残したら失礼と思い、がんばって全部食べてしまい、後から来た子供が泣いた、というエピソードも聞きました)



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【過去日記】美姑の魔女 

2006年12月6日日記

北京から飛行機で2時間半飛び四川省の省都 成都へ。そこから更に飛行機を乗り換え1時間飛ぶと西昌市に到着する。

西昌市は涼山州彝(い)族自治州の州都であり、中国的にはロケット基地があることで有名。


雲南省と隣接し、3000メートル以上の山が並ぶ山岳地帯。主に彝族が住んでいる国家級貧困地域。


貧困と麻薬とエイズは密接に関連している。


貧困だから教育が及ばず知識がない。知識が無いから質の悪い麻薬が広がる。麻薬からエイズは直結している。


この地域は麻薬常用者が非常に多い地域であり、従ってHIVエイズ患者も非常に多い。


今回の出張は現地でHIVエイズ予防活動をしている彝族の女性が主催しているNGOと涼山州の山奥にある県の疾病予防コントロールセンターへの調査が主な仕事。(+貧困地域の学校の調査)


+++


西昌から車で5時間の美姑県へ。
途中、温泉が出るという場所で食事。
温泉に泳いでいる魚の焼いたものを食べる。淡水魚にしては臭みもなくて美味しかった。食べろ食べろと言われて4匹平らげた。


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温泉の出る店の前にいた彝族の女性。パイプをふかしているのがカッコいい!


美姑県へ行く途中、まず4000Mの山越えをしてその後は崖っぷちをひたすら走る。絶景。南なのでまだ紅葉が美しかった。澄んだ川のそばには豚とか牛とかアヒル、羊等いろんな動物がいる。途中通り過ぎた町では人と動物と同じぐらいの割合で遠慮なく車の前を横切る。このあたりになると住民は100%彝族で衣装も西昌の彝族とは異なっている。


美姑県の衛生局、赤十字会、疾病予防コントロールセンターでの打ち合わせ。思っていたより話が進み、今回の仕事、順調。


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【彝族文字】
トンパ文字みたいだね。


夜の宴会は彝族料理。
つか、部屋寒いし。窓、開いてるし。

南の人はなぜか外は十分寒いのに窓を開ける。なので、ダウンを着たまま夕食をとる。みんな普通の顔をしているが、わたしは窓を閉めたほうが絶対によいと思ったけど客人なので言えなかった。
(今は西昌のホテルですが、暖房の効きが悪いのでコートを着てこれを書いている。美姑のホテルでも暖房はあったのだが窓が薄く風が入ってきてとても寒かったので、ババシャツ、スパッツ、長T、部屋着パンツ、カーディガン、靴下、腹巻を装備の上、足湯で温まった後、マフラーをして寝た。自分の身は自分で守らないとね!)


美姑には今でも野生のパンダがいると聞いていたが、今回の宴会参加者の中にも山で野生のパンダを見たことがある、という人がいた。また、パンダは畑の作物を食べる害獣(って言葉あるっけ?)なので、昔は畑に出てくると殺して食べていたらしい。西昌で1人、昔パンダを食べたという人に会った。わたしの彝族の友人も子供のころ食べたことがあるらしい。それも、広東省の金持ちが金に任せて珍味としてグルメクラブ的な場所で秘密裏に食べるのではなく、普通に「悪い熊だから」ってことで食べていたらしい。ちなみに美味しかったそうである。

友人曰く、「パンダは飼っているヤギの血を吸うので悪い動物です!」

口の周りをヤギの血で真っ赤に染めているパンダ・・・


イヤ~~~~~~~~!!!



美姑の彝族の衣装は、特に女性は西昌市や隣の昭覚県あたりではカラーの織った布を頭に巻いているのだが、ここでは子供を産んだ女性は黒いつばの広い帽子を被っており、それに黒地に刺繍のある民族服、カラフルなスカート、冬場はその上に黒いフエルトの長いコートを羽織り、年を取った女性はパイプをふかしている。


その姿は遠くから見ると魔女のよう。
ディズニーランドのキャストみたい。
そういう魔女みたいな女性が数人集まっておしゃべりしていたりして、そして男性は黒い民族服の家に白いフエルトの長いマントを羽織っていたりして、町全体がおとぎの国みたいだと思った。


美姑県、観光地ではないけれど、美しく、素敵な町でした。


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【美姑の魔女】

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【過去日記】彝族のこと。 

【過去日記】・・・過去に別の場所に書いた日記を転載します。


2006年11月18日日記

四川省・雲南省に主に住んでいる彝(イ)族の正月(彝族年)が来週1週間ということで、本日が大晦日的な日であることから、北京でも彝族のイベントが開かれ、彝族の友人に連れて行ってもらいました。


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彝族文字で書かれた横断幕




北京にいる彝族は推定約2000人内500人が集まる、というからかなり大きなイベントです。


1日がかりのイベントは、午前中はサッカーとバスケの試合、午後は彝族歌手による演唱会、彝族料理の食事、踊りとなっていて、夜用事があったわたしは演唱会のみ参加させてもらいました。


彝族語で書かれた垂れ幕、彝族語が飛び交う会場。
普段彝族語を話す機会の無い友人はすごく喜んでいました。
日本で沖縄県民が集まる「ゆんたく」に参加したことがあったのですけど、そんな感じ。


彝族の歌手による歌や踊りが次々に披露されたのですけど、その中ですっごく良い歌手がいたのです!CD欲しい~!っていうのが。


名前は「太陽部落」って、ちょっとなんなんですけど、まぁ英訳すれば「Sun Village」ってとこでしょうか。
アカペラグループなんですけど、彝族ってもともと歌や踊りが好きな民族なんで、声が良いんですよね~。ハモリがすっごくキレイなんです。で、チベット系の民族ということで、顔も濃い目で男らしくって、特にこの4人は顔も小さくて「F4よりイケてるじゃん!」って思ったのです♪(『流星花園』時代はそりゃF4にハマりましたけど。)


YouTubeではヒットしなかったけど、ここで試聴(?)できるので是非聞いてみて! http://big5.cctv.com/performance/20060514/100009.shtml


の下の左から2つめをクリックすると中国の若手歌手のコンテストで1位を取った時の映像が出てきます。(たぶんその時のものだと思うんだけど)


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太陽部落 カッコイイ♪


彝族の歌手でいうと、第1世代は「山鷹組合」というバンドで、第2世代は「彝人製造」、第3世代が「太陽部落」となるそうです。(名前はなんか変だけどさ・・・)


きょう、この3つのバンドが出たんだけど、どれも良かったです。生で聞けて、すっごく迫力ありました!
山鷹組合のアカペラもすっごくカッコ良かったです。
12月に涼山彝族自治州に出張があるので、時間があればCD、探してみたいな。


+++
会場に行く途中、友人から聞いた彝族の話。


中国が建国されたのは1949年とされているけど、彝族が現在の中国に入ったのは1955年。その7年間、彝族は漢族と戦争をし、最終的に中国に負けて中国の一部となったそうです。彝族には黒彝族・白彝族がいて、黒彝族が主に支配者階級だったのですが、戦争に負けた責任を取り、多くの黒彝族の人がその時自殺をしたそうです。そして、残った黒彝族と白彝族は漢族社会の中で1少数民族としての立場をとったのですが、彝族に伝わる財産としての銀は漢族に取られないように山の中に隠したので、今でも山の中に多くの銀が隠されているということですが、それはその時隠した人しか知らないということです。(彼の家に伝わる銀は見せてもらったことがあります。銀を作った時の彝族の支配者の名前が刻印されていました)


彝族は現在、多くが3000Mを超える山の奥に住み(この友人の実家も市内からバスにのり、降りたところから5時間歩いたところにある電気も電話も無い村の出身です。兄弟で中学校を出たのは彼だけです)「国家級貧困地域」に指定されている場所で主に韃靼蕎麦を作って暮らしており、現金で買うのは塩のみ、というような自給自足に近い生活を今でもしています。 (この地域の平均年収は約800元(12000円)年収だよ!)


なので、漢族にとっての先の戦争は第2次世界大戦を指しますが、彝族にとっての先の戦争とはその時の漢族との戦争を指すそうです。彼のおじいさん・おばあさんもその戦争時に漢族に殺されているため、彝族は漢族社会から離れて暮らす傾向がある、という歴史を話してくれました。

ただ、この彼は、漢族を敬遠するだけでは彝族社会は良くならない、彝族に必要なのは教育だ、と考えており、がんばって北京まで出てきて、北京で知識を身に付け資金を貯めた後、地元に学校を作りたいと本気で考えている、素晴らしい青年です。(まだ23歳!)


今日は彝族のことをよく知った1日でした。


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+++
【後日談】

彼はその後、北京で得た収入で地元に小学校を作りました。
23歳にして、素晴らしいです。
彼は教育の必要さを身をもって感じています。

彼については、日テレのニュースZEROで「中国の経済格差と教育」という切り口の特集で放送されています。(北京上京時から随時)


 


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父、天然にして。 

 いま、わたしの父が友人と一緒に北京に遊びに来ています。

 明日の観光計画を話していた時・・・

 相棒;「お父さん、明日は故宮でいいですね」

 父 ;「え?ジャイアンツ?

 相棒;「あと、天安門もですよね」

 父 ;「あぁ~、タイガース。

 相棒;「・・・ですよね。」

    (会話終了。)



 




何の会話ですか?!






 全くかみ合ってないじゃないですか!!!


 


 なのに、会話は何故か無事に終了していました。

 相棒の名誉のために言っておきますが、天然なのは父の方です。相棒は敢えて父のレスポンスはスルーし、これ以上会話を続けることは不可能なため強制終了した、と言っていました。(ちなみに、その前にも後にも野球に関する話題は何一つ出てやしませんでした)

 それにしても、タイガースの前の「あぁ~」は、何に納得しての「あぁ~」だったんだろう・・・。

 父、天然にして恐るべし!


 


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中国の国家プロジェクト・孔子学院 

  きのう、「きょうのニュース」の特集を見て初めて知りました。孔子学院。

 食えなくなって迷いに迷って大好きだった日本語教師を辞めて転職をした身としては、「う~~~~ん・・中国、上手い・・・!」とうならざるを得ませんでした。こういう事業の展開方法は賛否両論あることはわかりますが、でも、上手い!日本はやっぱ、おっとりしているというか、戦略的じゃないですね。「負けてる・・・」と思わざるを得ませんでした。

 孔子学院というのは、簡単に言っちゃうと中国が国家プロジェクトとして展開している中国語の学校です。これがただの語学学校と違うのは、大学と提携し、キャンパスの中に孔子学院を設立し、中国人中国語教師を派遣している、という点です。番組ではこれから孔子学院をキャンパス内に誘致しようとしている大学の担当者のコメントも出ていました。曰く、国家からの派遣教師なので安心できるし、費用が折半なのも助かる、と。孔子学院側としては場所が確保できるというメリットがあり、WinWinな関係なわけです。(試しに「孔子学院」でググってみてください。「○○大学孔子学院」っていろんな大学の孔子学院がズラ~~~っとヒットします)。


 孔子学院は中国語だけでなく中国の経済・文化等の講座を開いているらしく、大学側も少子化対策で社会人学習者を取り込まなくてはならない中、「アジアの大国 中国」は社会人やリタイアしたおじ様を取り込むのに格好の講座のようです 。

 この孔子学院、どんだけ戦略的にやっているかというと、2004年11月にソウルに第1校がオープンしてから今年3月までに52カ国140校を作った、というんですよ!

単純計算で、1ヶ月に4.8校が世界のどこかで開校しているってことです。アメリカでは既に日本語教育が孔子学院を中心とした中国語教育に脅かされているとか。そりゃそうですよ。日本語教育なんて、こんな風に戦略的展開はまったくされていないんですから・・・。(番組内でも国際交流基金の方の「このままじゃ中国語に負けちゃうよ」的なコメントが出ていました)

 

《中国の文化産業を世界へ》


 

《孔子学院、年内にも200ヶ所に到達》


 

 自分が日本語教師だったからわかるんですけど、この仕事、日本ではまず儲からない。という以前に生活が成り立たない。しかも有資格者はゴマンとおり、それに伴い高学歴化しているので、修士必須で採用されても月給15万ももらえない、なんてザラ(もちろんボーナスなんて無し!)。こんなに学歴を要求されて、給料が低い業界も珍しいと思います。

 

 なので、海外がフィールドになる。でも、日本には孔子学院の様な国営の日本語学校はありませんから、現地の大学に直接個人契約で雇ってもらうとか、日本の私立の日本語学校から派遣されていくとか、まぁ、個人ベースで働きますが、給料も一般的には現地ベース。現地市民よりは高いかもしれませんけど、貯金をしたり、それで(日本人の)家族を養ったりなどは普通は無理。独身者が日本語教師の経歴を稼ぐために海外で経験を積む、というのが一般的でしょう。

 

 日本で政府ベースの派遣というと、青年海外協力隊の日本語教師か、国際交流基金の日本語専門家派遣ぐらいじゃないでしょうか。協力隊はボランティアだから現地ベースの生活費しかもらえないし、基金の専門家は「専門家」だから誰でもなれるわけじゃないしね。数もそれほど多くないし、戦略的、というほどの展開もしていない。各国の日本語教育を援助しますよ、といったスタンスだと思います。

 

 じゃ、中国人中国語教師のレベルはどんなもんじゃい?ってことになるんですけど、今、中国は大学生が職がなくてあぶれているのが現状。日本以上の高学歴社会になってますから、まず大卒なんてゴロゴロいる。(そもそも人口が多いからね)

 わたしが留学した当初は中国語教師なんていう職業はないから、先生もちょっと学がある人が外国人に教えている、って感じで、メソッドも何もなかった。でも、最近の中国人中国語教師のレベルはめちゃくちゃ高いと思います。ときどき地球村(←中国語の語学学校)で授業を受けてるんですけど、教え方が上手い(先生が多い・・・)!韓国人・日本人、国籍別に指導もできる。いまや中国にも中国語教育の資格講座のようなものがあるらしく、中国国内の語学学校でも「当校の教師は中国語教育の資格を持っています」というようなことが書いてある。中国国内で有り余っている優秀な人材が「国家プロジェクト」として海外へ輸出されているんだな。(待遇はわかりませんけど、日本やアメリカなど経済的に中国より強い国へターゲットを絞って戦略的に派遣しているようなので悪くはないでしょうし、ステイタスにもなりますしね)

 

《世界で中国語学習ブーム、中国語教師が人気職種に》


 

 一方、日本では志高く日本語教師になっても、仕事が終わってから学生に見つからないようにコンビニでバイトしないと暮らしていけないのが現状。

 
いくらこの仕事が好きでも経済的に行きつまり、30歳を過ぎても続けていけるのは日本国内の大学に職を見つけた一握りの人だけです。(あとはもう経済性は捨てて「ロマン」で続けていくかのどちらか)

 

 こうやって見ていると、日本は文化外交が本当~~~~~に下手だな、って思いますね。



 アニメや漫画の保護政策も採らないし、日本語の(人材も含めた)積極的な輸出も考えない。将来の親日家育成のための留学生への優遇措置も採っていない。

(留学生100万人計画なんてものもあるようですけど、数は関係ないですよね。いまや中国では中国の大学に行けなかったら日本の大学に行け、と言われるぐらい、正直日本の大学はナメられています。中国の受験に失敗したお金持ちの子が留学に来ているのが現状でしょう。そうじゃなくて、もう少し20年先を見据えた留学生誘致を戦略的に行うべきだと思いますね。アメリカみたいに。)


 

 中国みたいな国を見ていると、「日本、ノホホンとしすぎ!」って思ってしまいますね。

 

 いやぁ。孔子学院、恐るべし!です。


 


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798アートフェスティバル 

 12日(土)、2007年北京 798アートフィスティバルに行ってきた。



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【入り口に「798」の看板ができていた】
前はどこにあるのかわからなかったのでこれは便利。

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 “798”とは古い工場跡地をそのまま使ってアートの展示・文化交流の場としている798芸術区のこと。

 

 最終日だったせいか、798の中は芸術を勉強しているらしき学生や外国人(主に欧米人)がたくさんいた。

 

 798の中にある様々なアートスペースで写真・絵・インスタレーションなどを展示してあった。入場無料なのが嬉しい。

 

 今までイベントに合わせて来たことが無かったので、革命的スローガンが書かれていることで有名な「時態空間」周辺のアートスペースしか覗いたことは無く、ここがこんなに広かったなんて知らなくてビックリした。端っこの方はもう住所が変わっていて「799」になっていた。

 

 爽やかな初夏のような気候の中、工場跡地を改造した芸術空間を歩くのは刺激的で楽しかった。


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 気になる作品の方は・・・面白いものもあれば、自己満足に近いものもあり、まさに玉石混合といった感じ。前衛=奇抜=全裸、といった作品は個人的には好きじゃないのだが、特に写真に全裸モノが多かったのが気に入らなかった。(それならワハハ本舗の脱ぎっぷりの方がステキだと思う。ま、社会主義国なので今はそういう段階ってことかな。)

 わたしは特にアートを志す者ではないが、日本にいるときも美術館やアートスペースに行くのは好きで、首都圏のいろいろな展示やパフォーマンスを見に行っていたので、北京のレベルが気になったのだけど、まだちょっと学生の発表会、という域を出ていないものが殆どのように感じた。ま、北京だからかもしれないけど。上海や広州のアートも見てみたいな。


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【う~む・・・】

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岳敏君のモチーフ 岳敏君自身の作品なのかは不明】

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【萌え系のお兄さん(中国人)も見に来ていた】

 

 という感じで、作品よりも場所そのものの面白さの方が勝っている感はあったものの、初夏の北京で楽しい時間を過ごすことができた。


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【敷地内の工場跡】

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【画廊バス 動いていなかったけどカッコイイ!】
 

 それにしても、798の変化は早い!先月日本から来た友人と一緒に散策しに行った時にはなかったカフェや店が続々オープンしていた。あっという間に今よりもずっとカッコイイ場所に変わってしまうのかもしれないな。


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